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「10年早い」と叔父が危惧した安倍総理の未熟 [政治・雑感なぞ]

『サンデー毎日』『佐高信の政経外科』(407回)に

《「10年早い」と叔父が危惧した安倍総理の未熟》と題する記事が掲載された。

安倍首相の「叔父」とは、

日本興行業銀行最後の頭取西村正雄氏のことだ。

叔父は「未熟な甥がすぐに首相になるのを、身体を張って止めようとしていた」のだそうである。

 

記事全体の論調は、安倍晋三氏を、総理候補にかつて推した恥知らずのマスコミの面々を糾弾する内容なのだが・・・

「バンカーには珍しく『噂の真相』のような危うい雑誌を読み、歯に衣着せぬ物言いをする人だった」西村氏から佐高さん宛てに届いた手紙が記事の主役である。

西村氏は「小泉の靖国参拝に反対で、竹中平蔵を茶坊主と断罪していた」のだそうであるが、「異父兄の安倍晋太郎に晋三を託されたと思っていたのか、この甥のことを本当に心配していた」ということだ。

その手紙には

《晋三に関しても、かねがね「直言する人を大事にしろ」と言っておりますので、厳しく批判して頂きたいと存じます。私にまで「次期総理候補確実ですね」などとお世辞を言う人もおりますが、その都度「未だ10年早い」と答えています。小泉離れとネオコン的体質からの脱皮が総理になる条件です。然し、『文藝春秋』の(2005年)5月号で彼を総理候補に挙げている人が圧倒的に多く、このような世間の風潮には危惧を感じざるを得ません。》

と、あったそうである。

佐高さんは「もちろん、自らの能力不足を自覚せず、その気になった当人が一番悪いのだが、(小略)私は小泉の責任を見逃してはならないと思う。安倍を官房長官に抜擢し、自分の後継者にした小泉の責任は問われ」るべきだと書く。

さらに、西村氏も、甥にポストを譲ることに、あるいはなるであろう前任者について、手紙の中で、次のように書いていたということだ。

    

《こんな最低の首相が今なお40%の支持を得ているのは、民主党の力不足もありますが、何と言っても大新聞、地上波TVが「社会の木鐸」の役割を放棄して小泉よりで殆ど批判をせず、またそれに乗せられて未だに実態のない構造改革の呪縛にマインドコントロールされている国民にも責任があると思います。たとえば昨年夏に米軍機が沖縄で墜落し沖縄県知事が急遽上京した時、小泉は休暇中と称して面会を拒絶しました(小泉よりの田原総一朗夫人の葬儀には参列したにも拘わらず)。「えひめ丸事件」の時にあれほど森総理を叩いて退陣に追い込んだマスコミは、それより遥かに重大な事件にも拘わらず殆ど批判らしい批判をしませんでした。》

 

というわけで、小泉前首相ならびに、マスコミの後押しを得て、ポスト小泉の座にオサマッタ甥は、まさに「『10年早い』と叔父が危惧した」とおりになってしまったということのようだ。

 

それにしても、佐高さんは、政財界の表裏に通じているので、思いがけない情報が提供される。


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ichigeki

こんばんは。
こちらの記事をリンクさせていただいております。
トラックバック機能がないのでコメント欄で失礼をいたします。
by ichigeki (2007-08-28 21:22) 

環虚洞

ichigeki様。貴ブログを拝見し、お気にいりに入れました。更新を楽しみにしております。
by 環虚洞 (2007-08-28 22:18) 

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