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立川談志逝って一月(その1) [アート・美術関連]

談志が死んで、明日で一月になるという。

《サンデー毎日11・25号》に、今年逝去した人々へのコメントが出ている。

たいへん身近に接した人たちが愛情をもって語るコメントは、故人をいっそういきいきと輝いて見せる。

談志に関しては、むすめの松岡弓子さんが書いている。

題は「声が出なくなっても落語を愛し続けた」

(以下、その全文)
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昨年秋くらいから、高座に復帰した父の姿は切ないものでした。お弟子さんたちは、一つ一つの噺にお別れするように高座に上がっていたと話していましたが、題目もかぶらないようにして、普段はあまりやらないものを選んでいたようでした。ただ、とにかく声が出ない。ダメだと分かっていてもやらなければならない状況で高座に上がった思いは計り知れません。

昨年末の「芝浜」は声が出ないのにこんな境地があったのかと思うような、神がかり的な鳥肌立つ落語でした。一生命をかけて落語を愛し続けてきた父だからこその奇跡です。

子どもの頃は父が嫌いでした。トラブルメーカーで、タクシーに乗れば運転手とケンカしたりする。歩くのも早くて、走らないと追いつかない。とにかく、マイペースで生意気。でも、20歳を過ぎる頃からイヤという気持ちは薄らいでいきました。

最期の8ヶ月は在宅医療で家族が看護師のようなものでしたが、父は家族につらく当たったりしたことは一切ありませんでした。それはいじらしかったし、偉かったと思います。





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