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解散、安倍「狂言」説から「戦後レジーム」の実体について [政治・雑感なぞ]

「解散」安倍狂言説がある。

16日の沖縄知事選を控えて、辺野古移設推進派の仲井真を助けるために(そして、自民離れを引き戻すために)仕組んだ狂言である・・という解散「狂言」説である。

BLOGOSに、数多久遠がその主旨の記事をアップしている。

2014年11月13日 01:32
衆院解散は、沖縄知事選をひっくり返すか?!
http://blogos.com/article/98640/

さもありなん 感が、する。


ここのところ当該ブログにアップしてきた沖縄密約問題での西山太吉氏の談話や「危険人物」とされる田母神俊雄氏の講演、そして、昨日アップした、 門田隆将氏の記事などから見えてくるのは・・・

戦後、アメリカのご機嫌をソコねたくないという思惑によって、モノゴトが支配されてきたこと・支配されていること・・である。


最近、御厨貴教授から聞いた明治初頭の日本人の精神状態を思い出す。ソレは「西洋諸国(ヨーロッパ)の目にどう映るか」と、思惑を気にした「ほとんど強迫神経症にちかいようなもの」であり・・

戦々恐々と、西洋諸国の思惑を気にしたソノ理由は、「欧米列強との間で結んだ不平等条約の改正」を果たすためであった・・と、聞いた。

御厨貴東大教授から明治の話を聞いてきた 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-09-27

「維新は成ったものの、未だ実質的に政府の体(てい)をなさない政府によって、廃藩置県がなされ、太政官制度が設けられ、それはやがて内閣制となり、選挙制度、憲法の制定など、ぞくぞくと政治は動いていく。

それらの背後にあったモノは、ほとんど強迫神経症にちかいようなもので、西洋諸国(ヨーロッパ)の目にどう映るかを気にしていたからであり、西洋諸国の目に、良い評価を得なければ、欧米列強との間で結んだ不平等条約の改正が成らないからである。」


では、今日における「改正」を必要とする「不平等条約」に相当するものは何なのだろう。

アメリカ等(戦勝国によって)押し付けられたという現憲法(日本国憲法)の束縛だろうか。アメリカ軍基地の、いわゆる地位協定のことだろうか。安倍首相のいう「戦後レジーム」のことだろうか。


「戦後レジームからの脱却」という安倍首相のスローガンは何度も聞かされた。いかにも、「戦後レジーム」なるモノによって、不利益・損失を日本国民が経験してきたかのような印象を与える言葉だ。

戦後レジームについてウィキペディアには次のように定義されている。

[戦後レジーム(せんごレジーム)とは戦後に出来上がった政府の体制や制度。現代の日本では主に、太平洋戦争での日本の降伏後、GHQ下で出来上がった日本国憲法を始めとする法令等を意味する言葉として使われている。]

その項目には、さらに次のような説明もある。

[安倍晋三によって進められている「戦後レジームからの脱却」とは、今の日本の基本的枠組みの多くが時代の変化についていけなくなったことから憲法改正をはじめとした改革を行うという事である[1]。第1次安倍内閣は「戦後レジーム」を「憲法を頂点とした、行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組み」と定義していた[2]。]


なるほど、なんでも、モノは古くなれば新しくした方がイイに決まっている。では、戦後レジームは古くなって役に立たなくなり、国民に多大の不利益をもたらすモノと現になっているのだろうか。

そうではナイはずだ。現に平和と繁栄を70年も享受してきたではないか。


安倍は、きっと吹き込まれてしゃべっているだけなのだろう。実際、生じている出来事(歴史)から引き出されてくる結論、見えてくるモノを見ていないのではないか。きちんと見ているなら、「脱却」の必要性などないことを見てとれるハズだ。

1:安倍をあやつるもうひとりの「怪人物」? 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-07-18


自民党も安倍も、国民のためを思ってというより、アメリカとの同盟関係をなによりも重視し、同盟国アメリカにとって、より機動的に、都合よく動けるよう、日本を変えようとしているダケなのではないか。アメリカ政府の御用聞きに“「正々堂々」と”、なりたいダケなのではないか。

安倍首相は、結局「戦後レジームからの脱却」を唱えていながら、門田隆将が・・・

独善と傲慢な国家運営によって周辺諸国と摩擦を繰り返している習近平政権に、なぜ日本は擦り寄らなければならなかったのだろうか。レームダック状態に陥ったオバマ政権がいくら日中の首脳会談と摩擦の緩和を望んでいようと、日本がそれに乗る必要はなかったはずである。中国との「真の友好」を目指すなら、今はむしろ「距離を置くこと」の方が大切だからだ。http://blogos.com/article/98329/

と、記すところからもワカルように・・

アメリカとの同盟を第一にして「乗る必要」のナイ乗り物に乗っている・・・。

アメリカ様のためなら、辺野古の海をコンクリで固めます、海外に派兵(自衛隊)もいたします・・できることは何でもいたします。なんなら、国民にはナイショでもってそうします。もっともっとデキルように環境整備していきます。法的整備も着々と準備中です・・・。


戦後の日本の有り様を、肌身をもってよく見聞き知ったジャーナリスト:大森実が「真の独立」と言うとき、それは、アメリカからの、というより、「アメリカにおもねる日本(戦後自民党支配体制)からの独立・脱却」を意味していたのかもしれない。

大先輩・大森実さんの「遺言」
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2010-05-15

安倍首相は、まったくその逆を行き、戦後レジームをさらに確固とするために、ただ今、奮闘中!

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戦後日本の構造をこれほどよく示す話を聞いたことがない(西山事件当事者談話)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-10-09

NY歴史問題研究会特別講演会 田母神俊雄氏 2014年7月15日
http://www.youtube.com/watch?v=VKwBrH9jLWE

中高生のための憲法教室
<戦後レジームからの脱却>
http://www.jicl.jp/chuukou/backnumber/42.html
法学館憲法研究所

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