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小田実亡くなって10年 [ニュース・社会]

昨日で、小田実が亡くなって10年になる。あっと、言う間である。

あえて、改めて書くことはない。故人となって、何も活動しないのだから、こちらの評価もそのままである。

それでも、

やはり、その発言は、重いのではなかろうか。

いよいよ、重みを増しているのではなかろうか。

(以下、当該ブログの過去記事を、「小田実」で検索したもの)

http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%AE%9F



三島由紀夫が嫌った人物は多い。太宰治、松本清張・・・

その中に、小田実も、たしかに入っていた・・・。


われわれの小田実

われわれの小田実

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 藤原書店
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: 単行本



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村上春樹 “怪現象” について [本・書評]

印刷しすぎて!? 村上春樹の『騎士団長殺し』バカ売れでも“大赤字”の怪現象
2017年7月30日
http://news.livedoor.com/article/detail/13407515/

のニュース。

怪現象でもなんでもない。ただ、刷りすぎただけのハナシである。騒ぐ方がおかしい。

今、書籍関係の新聞広告には、20万冊とかの数字が出て、いかにも売れているかの印象を与えるが、実際に売れた数ではなく、刷った数であることを、しばらく前に聞いた。

どれほど売れたにしても、刷った数の方が、売れた数より多ければ、印刷・製本等にかかった費用がその分ムダになることは当然で、膨大な数を刷ったツケが「赤字」として回ってきたという、あまりにも当然の話だ。

広告にある、○○万部の数字を見るたびに、当方は、「ああ紙がもったいない」と思う。所詮、ブックオフに回って、叩き売られるのはまだイイほうで、多くは、読まれることなく断裁されて、そのままゴミになるばかりである。


以前、村上春樹“現象”について、著者ご本人が、自分の著作が10万部売れたあたりから、ワケがわからなくなったようなことを(どう表現していたか具体的な記述は忘失)、書いていたように思う。

以下の記事など見ると、村上春樹“現象”は、丸っきり出版社・書店・マスコミの印象操作であることが分かる。春樹さんの作品の持つ魅力や力そのものを実のところ理解していない人たちが、他の人が○○万部読読んでいることへの同調圧力から手にして、分かったかのように騒ぐのに乗じ、さらに新刊に際して、印象操作の追い討ちをかけたものの、表面的にしか理解できない人たちが、長距離ランナーでもある春樹さんに、ついには振り切られてしまったというのが、『騎士団長殺し』があまり売れないこと、理解されていないことの理由であるように当方は思う。

「村上春樹現象」という捏造された幻想…読書イベントはたった9人、語り合いなく静かに解散2017.04.01
http://biz-journal.jp/2017/04/post_18547_2.html

かく言う当方は、春樹さんとのイイ出会いをしなかったせいもあって、そのメインの作品すら読まずにきた。ブックオフで『中国行きのスロウボート』を手に入れ、読み始めたものの、途中でヤメテそれ以来読んでいない。それでも、第三の新人たちを扱った評論はオモシロイと感じた。分析しながらよく読んでいると感じた。その点、大江健三郎さんの作品と似ている。小説はさほどでもないが、評論はオモシロイ。大江さんの場合も、『飼育』『死者の奢り』を読みかじった程度であるから、そもそもが、お二方ともに、その文学全体を評価できる立場に当方はない。

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/10/01
  • メディア: 文庫



それでも、以下の論評を見ると、本当にその文学の(つまりは、春樹さんの人間、作家としての)成長を見守り、共に生きてきた人々(本物のハルキスト)にとっては、振り切られそうになっても追い続けないといけない作品なのではないかと思う。

村上春樹「騎士団長殺し」は期待通りの傑作だ 「文芸のプロ」は、話題の新作をどう読んだか
http://toyokeizai.net/articles/-/160447


そもそもが、小説や文学をカネ儲けの種にするのがヘンなのである。カネ儲けの種になるのがヘンなのである。その点、丸山健二の意見が正しく思う。それは、売れない作家の負け惜しみの感がないでもないが、文学などというものは、その程度のものであるように思う。

『卑小なる人間の偉大なる精神』 丸山健二
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2012-02-20

それでも、そこにイノチを懸けざるを得ないのが、作家(の業)というもので、その作品に理解共鳴賞賛する人がじわじわ増え、そして去り、残された(渡部昇一さんが「20世紀イギリス最大の小説家と言われるアーノルド・E・ベネットの言葉を引用して語る)「ア・パショネット・フュー(a passionate few)」のおかげで、その作品が古典として生き残るのであろうように思う。

渡部昇一『書痴の楽園』 #45 知の巨人のラストメッセージ① ~巨人が愛した作家たち〜
https://www.youtube.com/watch?v=uj2_S8okMlU


どんなに優れた作家でも、現行の作家の現行の作品は、汗や糞尿とあまり変わることのない、今生きていることを証明するモノでしかないように思う。

イノチ懸けでしていることが、糞尿と同じではさびしいが、せいぜいソンナモンと深沢七郎なら言いそうだ。

所詮雲子
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-03-03

楢山節考 (新潮文庫)

楢山節考 (新潮文庫)

  • 作者: 深沢 七郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1964/08/03
  • メディア: 文庫



笛吹川 (講談社文芸文庫)

笛吹川 (講談社文芸文庫)

  • 作者: 深沢 七郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/05/11
  • メディア: 文庫



みちのくの人形たち (中公文庫)

みちのくの人形たち (中公文庫)

  • 作者: 深沢 七郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: 文庫



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列車の旅に『勉強の哲学』を持参 [本・書評]

きょうはしばらくぶりにJRを利用して東京方面に出た。列車の旅である。

と、言っても、見慣れた風景の中を走るので、本を持参した。一度、通読して、オモシロイと思い、2度目を読むつもりで、持ち出した。千葉雅也著『勉強の哲学』。


勉強の哲学 来たるべきバカのために

勉強の哲学 来たるべきバカのために

  • 作者: 千葉 雅也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



哲学者の書く、勉強を哲学した本であるが、たいへん読みやすい。そして、たいへん時流に合っている。

今は、情報過多の時代で、勉強をするにはウッテツケの時代ではあるが、それだけに、どこで勉強のキリをつけたものか、どう限度を設けるべきかがモンダイになってくる。

当方は、その限度の設け方を教示してくれる本として重宝に思った。

(以上は、ほとんど「群盲象をなでる」の類のハナシで、もっと広く深い内容の一部を切り取っただけである。それでも、著者は、読書とはそんなもんだと教えてもいる。目次を読んだって読書だという見方も示されてあるので、お叱りを受けることもないだろう。)


読んでの印象は、「このノリ(本書中で、「ノリ」はキーワードのひとつである)はどこかで、覚えがあるぞ」、というもの。内容ではなく、その記述スタイルについてであるが、須原一秀というオモシロイ本を書く人物がいた。『高学歴男性におくる 弱腰矯正読本:男の解放と変性意識』などという本を書いていた。その著作すべてに、一通り、目をとおしたいと思うほどであったが、残念なことに、自殺してしまった

高学歴男性におくる 弱腰矯正読本―男の解放と変性意識

高学歴男性におくる 弱腰矯正読本―男の解放と変性意識

  • 作者: 須原 一秀
  • 出版社/メーカー: 新評論
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本



今、もしかしてと思って検索したら、『勉強の哲学』の著者は、立命館大学院で教鞭をとっている。須原一秀も、(ウィキペディアをみると)、立命館大で非常勤講師をしていたようだ。なんらかの影響を受けたということがあるのだろうか。

巻末(というより、カバー袖)に、プロフィル写真が出ているが、これがスゴイ。とてもアカデミックな世界の住人には思えない。長髪のななめ横顔、横目でにらむ感じである。両親が美術教師で、当人ももともと芸術関係に進む意図があったというから、その芸術的センスによって選ばれた写真であることはまちがいないが、しかし、それにしても・・・、と思う。

こちらも、どこかで、見た覚えがある。自殺した画家の描いた作品だ。どこがどうというでなく、全体から立ちのぼってくる印象として、当方がそう感じるというまでにすぎないが・・・、

その人物は、鴨居玲。


鴨居玲展 図録 いのち・生きる・愛

鴨居玲展 図録 いのち・生きる・愛

  • 作者: 大阪市立美術館
  • 出版社/メーカー: 日動出版
  • 発売日: 1991
  • メディア: 大型本



いろいろな意味で、オモシロく、そして、コワイ作家が出たぞ、という感じ。


「クレヨンしんちゃん」作者の死因について・・・
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2013-06-01


自死という生き方―覚悟して逝った哲学者

自死という生き方―覚悟して逝った哲学者

  • 作者: 須原 一秀
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本



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【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定 [ニュース・社会]

【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定 のニュース。
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170726/Buzzap_44196.html

私事だが、うちにはテレビがない。厳密にいうと、テレビはあるのだが、受像機としては利用していない。VHSビデオの再生機として利用している。それで、受信料を払っていない。

以前、受信料を払っていた時期がある。読書の妨げになることもあり、これからテレビを見ないので、契約をヤメルとNHK支局に連絡すると、「ソレは出来ない」と言う。そんなバカな話があるものか・・と口座から受信料を引き落とせないように銀行に依頼して、ソレ以来、払っていない。一度、NHKの受信料徴収人が来訪したが、納得させた。なにしろ、アンテナもなければ、接続するフィーダー線もない。「ホラ・・」と屋根を指差すと、徴収人も納得するしかない。

そんなことがあって、NHKの受信料について考え、ヘンなものだなと思った。テレビ受像機を持つと自動的にNHK受信契約が成立し、支払い義務が生じるのだという。そのことを知ったのは、そのヤメル騒動の時である。

20数年前、ソニー・トリニトロン・カラーテレビを購入する時に、家電量販店で、その旨の説明はなかった。小学校、中学校でも、高校の公民の時間でも教えてもらっていない。何の説明もなく、所持したと同時に、付帯的に契約が発生する仕組みというのは、どんなものだろう。ほとんどダマシ打ちにちかいと思う。そうであれば、テレビ受像機を購入すると同時に発生する義務として、事前に、学校で、家電売り場で丁寧な説明がなされるべきだと思う。

そのことを知らずに30余年過ごしてきて、「NHKを見るからには、受信料を払う必要があるだろう」と、殊勝にもテレビを購入したときには、わざわざNHKに電話をして、受信契約をした。ソレがヤメルとなったら、準公僕であるかのように思っていたNHK職員(正規の職員ではなく、受信料徴収を請け負っている会社の人間だと思う)に恫喝気味の対応を受けて驚いた。


【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定・・・に「悲報」とあるが、我が家も、テレビ受像機はないが、ネット接続はしている。それゆえ、たしかにソレは「悲報」である。

そもそも、公共放送はどのように運営されているのかとウィキペディアを調べると、イロイロであることが分かった。イギリス放送協会(BBC)はどうかと思ったら、NHKと同じく「受信料+政府負担」というカタチで運営しているらしい。

公共放送
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%94%BE%E9%80%81

これは勝手な当方の思いに過ぎないが、公共図書館同様、公共放送(NHK)もタダで利用できるようにすべきであるように思う。ただ視聴するだけであるのなら、無料でいいのではないかと思う。

ヤフー知恵袋の「図書館はなぜ無料で利用できるのですか」のベストアンサーが参考になる。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13134954723

そこには、次のように、ある。

・・以下引用・・

無償なのは図書館法でも決まっていますが、より根本的なことを言うと、
・文化的な生活を保障するため
・国民の教養を高めるとともに、情報提供の場を保障して、もって民主主義も実質的に実現するため
という憲法的な理由があるでしょう。

図書館は、情報収集と集積、調査を行うために必要な機関です。
例えば国会図書館は、原則として国内の全ての公刊書を所蔵しています。
こうした情報機関ですから、国会議員だって利用しますし、
民主主義国ですから一般国民に開放されているのも当然です。

また、かりに入館料や閲覧料を徴収なんてしたら、貧困だと何もできなくなってしまいますね。
それでは、政治参加も実質的には保障されなくなってしまいます。

言い換えれば、全員が受益者だという前提でもあります。
例えば市町村の図書館は、その市町村の住民(や在勤者・在学者)全員が書籍を借りられるのが前提で、
さらに、閲覧自体は誰にも制限していないはずです。

・・引用、ここまで・・

無料の意味が以上のようなものであるなら、国民の(特に、若い世代の)図書離れが進んでいるという今、情報を摂取し、民主的判断を下すという点で、公共放送(NHK)は公共図書館以上の役割を果たしうるわけであるから、よりいっそう無償化が図られるべきであるように思う。(もっとも、報道する中身の公共性、中立性はもっと重要だが・・)

NHKの運営は「受信料+政府負担」というカタチによるということだが、「政府負担」というのが気になる。(これは「国家負担」「税負担」とすべきところを間違えた「ウィキペディア」の誤情報だろうか・・)それで、昨今特に、NHKは「政府広報」になっているのであろうか。中立性に関して疑念をもたれることにならないようにも、国民の税負担にだけ頼ればいいのではないか、など思う。

きっと、それだけではマズイなんらかの理由もあって、現行のカタチを取っているのであろうけれど・・



と、書いて、NHKの「よくある質問集」に目が留まった。
http://www.nhk.or.jp/faq-corner/1nhk/01/01-01-02.html

そこに「公共放送とは何か」という問いに対して、「電波は国民の共有財産であるということからすると、広い意味では民放も公共性があるということになりますが、一般的には営利を目的として行う放送を民間放送、国家の強い管理下で行う放送を国営放送ということができます。これらに対して、公共放送とは営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送といえるでしょう。 / NHKは、政府から独立して 受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設立された公共放送事業体であり、今後とも公共放送としての責任と自覚を持って、その役割を果たしていきます。」

と、あるのだが、どうだろう?

以上の内容からいくと、「政府から独立し」た立場を守って、「政府広報」の疑念を持たれるような振る舞いをしえようハズがないわけだが、事実上は、以下のような指摘が昨今いくらでもある。

際立つ「政府広報化」~NHK 政治報道~ 小滝一志(放送を語る会事務局長)
http://www.geocities.jp/hoso_katarukai/150306masukomi.pdf


NHK 新版――危機に立つ公共放送 (岩波新書)

NHK 新版――危機に立つ公共放送 (岩波新書)

  • 作者: 松田 浩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/12/20
  • メディア: 新書



メディアの公共性:転換期における公共放送

メディアの公共性:転換期における公共放送

  • 作者: 大石 裕
  • 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
  • 発売日: 2016/10/22
  • メディア: 単行本



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小池晃 ‏(共産党) VS 安倍晋三総理(閉会中審査、参院) [政治・雑感なぞ]

加計学園に関する閉会中審査、ヘタな漫才よりもオモシロイ・・・

以下のユーチューブ動画、お忙しい方は、26分06秒以降を・・・

小池晃 ‏(共産党) VS 安倍晋三総理 ≪加計学園問題≫参議院 予算委員会閉会中審査 平成29年7月25日https://www.youtube.com/watch?v=dX6cRnQ5RX8

質疑最後の首相の答弁。そこで、加計学園新設認可プロセスの透明性を「一点のクモリもない」と表現し、その根拠として、「国家戦略特区諮問会議」「ワーキンググループ」を挙げている。個人名としては民間人の八田ワーキンググループ座長が権威として引き合いに出されている。

(41分33秒から、「一点のクモリもない」論議が出ている。首相の最後の拠り所は、「特区諮問会議」「ワーキンググループ」、そして、ワーキンググループ座長の八田達夫氏のようである)。

では、その諮問会議、ワーキンググループとはいかなるものか・・・

トランプのアタマよりもグチャグチャの「国家戦略特区の正体」http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-07-14<

疑惑は加計学園だけじゃない? デタラメすぎた「国家戦略特区」の“歪んだ行政”  https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170712-00087808-playboyz-pol

(以下『国家戦略特区の正体』の著者:立教大学教授の郭 洋春教授の言葉から)

去る6月19日、加計学園問題で揺れた通常国会の閉会を受けた記者会見で安倍首相は国家戦略特区についても言及し、次のように発言しています。

「国家戦略特区における獣医学部新設について行政が歪められたかどうかを巡り、大きな議論となりました。(中略) 国家戦略特区は、民間メンバーが入って諮問会議や専門家を交えたワーキンググループにおいて議論を交え、決定されていきます。議事はすべて公開しています。むしろ、そうした透明で公明・公正なプロセスこそが内向きの議論を排除し、既得権でがんじがらめになった岩盤規制を打ち破る、大きな力となる。これが国家戦略特区であります」

確かに、ここまで指摘してきた今治市の分科会、成田市の分科会などの「議事要旨」は首相官邸のホームページから閲覧することが可能です。その要旨だけを読んでも特に違和感はないかもしれない。しかし、その会議の出席者が事業提案を審査するワーキンググループの委員だと知ったら、どうでしょう。安倍首相は会見で「行政が歪められたかどうかを巡り、大きな議論となりました」などと呑気なことを言っていますが、“歪んだ行政”どころの話ではありません。むしろ、一部の事業者にとっては“思い通りの行政”が実現可能となる制度、それが国家戦略特区の実態だと言っていいでしょう。森友学園問題以降、「忖度(そんたく)」という言葉が流行語のようになっていますが、これは、もはや忖度で片づけられるレベルの問題ではありません。利益を求める事業者自身が、彼らの意思で思いのままに行政を動かしているのです。

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安倍ー籠池ーMOMOーホリエモンロケット(本日の『毎日』『日経』新聞紙面から) [政治・雑感なぞ]

安倍首相が、首相官邸で福島県いわき市長らと会い、いわき市名物の「ウニの貝焼き」を試食し、「ぷりぷりしていておいしい。元気もつきそう」と発言したという。(『毎日』p5)

写真付きの記事で、頬ばっている様子が出ている。けっこうですな、と思う。

p29では「籠池夫妻から聴取 逮捕も視野 補助金不正疑い」の見出し・記事がでている。首相自身はどれほど面識があったか知らないが、奥様が個人的に親しくメールのやりとりもして、森友学園設立にあたっては、その助力もしていたかの人物夫婦が、監獄の憂き目に会いそうな中で、よく平気でウニなど頬ばっていられるものだと思う。

以上は、暴論にちかいと思う。承知の上である。新聞ならではの発想だと思ってほしい。30ページにわたる全紙面を見ていくと、思わぬツナガリを発見するわけである。我々庶民(と、当該ブログをご覧いただいている皆さんを、庶民で括ってしまったが)の口になかなか入らない「ウニの貝焼き」をタダで嬉しそうに頬ばる、そのほぼ同じときに、自分とツナガリのある人たちが苦難にある。その意識が、脳ミソのスミのスミのスミの方にでもアルのだろうか、この人物は・・と思う。

歴代総理大臣の中でも、長くその椅子にある首相である。思えば、ソノヨウニ軽い人物だからできる芸当なのではないかと思う。所ジョージが、コマーシャルで、「オレより軽いアルミグラ」と、軽量自転車の宣伝をしていたが、首相は、所以上、アルミグラ以上の軽さかもしれない。軽いから、長く走ることができるのであろう。

そうは言ってもタフである。総理の日々の日程など見ても、とてもとても(当方になど)出来そうにないスケジュールをこなしている。その忙しさに紛れているので、ある意味、深く考えることから、本当の反省や自責の念から、解放されているのかもしれない。「点で生きれば点で楽」なのに、ちがいない。

死んでいた安倍を生き返らせた「怪人物」の正体 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-06-27

その日々は、お膳立てされた道筋をただ次から次へと進んでいるだけのように思える。ウニを食って、次に閉会中審査で質疑があれば、そこに出席して、用意された原稿を読む。そこに、「謙虚」とサインがあれば、少々神妙な顔をして、読み上げる。それから、沖縄に飛んで、大田元知事の追悼式に出席する。「基地問題の軽減」などと読み上げる。その実、普天間の規模を超える辺野古基地は、沖縄全体を戦場にする想定のもとで、計画が進められている。地元住民から罵倒されようがなんだろうが、そんなことは関係ナイ。新聞には、「基地軽減」と発言したこと、辺野古“移設”を基地周辺住民の“安全のため”に受け入れた大田氏を尊重していることが記される。罵倒は、書かれても小さく出るに過ぎない。用意された文書を読み上げて、あとは東京にトンボ返りすればいい。

(追記:「辺野古沖埋め立て承認」をしたのは、「大田元知事」ではなく、「仲井真弘多知事」。勉強不足です。申し訳ありません。)

「加計ありき」「辺野古ありき」で押し進める政府・・・(〈風かたか 「標的の島」撮影記〉を読んで)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-07-20

その様子を想像すると、映画『モモ』で、モモの友人で乏しいギターの才能を持つ男ジジが、芸能界で引っ張りダコになる場面を思い出す。着せ替え人形のビビガールを人間にしたような秘書が二人ついて、次から次へと仕事に引き回す。どうして才能のナイ男が、芸能界で華々しい活躍ができるか。そこには、黒幕がいる。ジジは、男たちに脅されている。俺たちが手を引くなら、お前は元のうだつの上がらない男に逆戻りする・・・。

なまじっか思考力などあると、また思考力と用いると、自分を見つめることになり、それくらい怖ろしいことはナイにちがいない。

と、書いて、いまホリエモンの係わるロケットMOMOの記事を『毎日』に探したがない。堀江貴文創業のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」が開発したロケットが、29日・明日打ち上げ予定である。その解説記事が、『日経新聞(p31)』に出ている。全長9・9メートルのロケットを民間企業が打ち上げ、100キロメートルの高度を目指す。民間企業が、である。そのうち、MOMOに核弾頭をつけて、ホリエモンは世界制覇をねらうのだろうか。であれば、かつて糞尿ガスで発電していた北朝鮮といえども、国家ぐるみで頭を使えばICBMくらいできるだろうな、と思う。

(以下は、10年前の当該ブログ記事。「庶民の電気需要をまかなうために人糞等から出るガスを収集貯蔵して利用」する北朝鮮のことが示されている。それから、だいぶ“進歩”した結果がICBMということになるのだろう。であれば、そのことは日本政府がその“進歩”を平和のために利用するよう助けることのできなかったことを証明するものと言えるようにも思う。)

「北」核実験に思う
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-10-08


世界は、多様である。そして、同時進行する。自分の知らないところで、見えないところで、同時進行しているであろう出来事に敏感でありたい。


独裁者 床屋の演説(日本語)
Aya Mama
https://www.youtube.com/watch?v=biAAmqaMCvo


独裁者 コレクターズ・エディション [DVD]

独裁者 コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



モモ [DVD]

モモ [DVD]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD



モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

  • 作者: ミヒャエル・エンデ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/06/16
  • メディア: 新書



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またまた更新できない「閉会中審査、ヘタな漫才よりもオモシロイ・・・」 [政治・雑感なぞ]

またまた、更新できない。

先の更新が、長文でありながら全文にわたりモンダイなく更新できたので、あらためて、参議院の閉会中審査における共産党の小池晃議員の質疑のもようをご紹介しようとしたが、最後の2行を除き、他のすべてがブログ・ページ上に現れない。

(その動画は、42分59秒あるが、その26分06秒以降がオモシロイ。)


ページ上に出てこないのは、紹介したいユーチューブの記事タイトルであり、そのURL以降である。これは、動画提供者である「日本の政治 CHANNEL」によって、何らかの規制が設けられているということだろうか。本来多くの視聴を得たい投稿者側からそのような規制が設けられるとは考えにくい。

それでは、まさかとは思うが、ソネットブログ側で、このタイトル、このURLに関する記事は更新できないように、規制を設けているのだろうか。それによって、記事が削除、抹消されたということであろうか。

これは、考えうる。アマゾンのカスタマーレビューもそれなりの規約がある。いわゆる公序良俗に反するものは、ダメである。

しかし、これまで、当該ブログで問題なく投稿できたものが、特定の記事だけ投稿できない状態になっている。これは、どういうことか。

当該記事の場合、国民一般にとっては「ヘタな漫才よりもオモシロイ」かもしれないが、安倍政権側にとっては、オモシロクないにちがいない。であるとすれば、先の更新で紹介した吉永みち子発言にある「14年の衆院選の前に、萩生田(光一 自民党筆頭副幹事長・当時)さんらがテレビ局に公平と公正を求めた文書を出」した時と同じように、プロバイダー各社に指示が出ているということだろうか。それとも、ソンタクによるものか。

何かは、不明だが・・・

残されるのは以下の2行だけである。



昨日の加計学園に関する閉会中審査、ヘタな漫才よりもオモシロイ・・・

以下のユーチューブ動画、お忙しい方は、26分06秒以降を・・・


言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家 (中公新書)

言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家 (中公新書)

  • 作者: 佐藤 卓己
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2004/08/01
  • メディア: 新書



安倍政治と言論統制 (テレビ現場からの告発!)

安倍政治と言論統制 (テレビ現場からの告発!)

  • 作者: 『週刊金曜日』編
  • 出版社/メーカー: 金曜日
  • 発売日: 2016/03/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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池上彰、吉永みち子、荻上チキ、鈴木秀美ら「開かれた新聞委員会」談話(『毎日新聞』7・27紙面から) [政治・雑感なぞ]

『毎日新聞』には、「開かれた新聞委員会」というものがある。紙面を検証して批判する第三者を用意しておき、自己反省の機会としているのだろう。その談話を、定期的に紙面に載せる。

メンバーは、荻上チキ(評論家)、鈴木秀美(慶大教授)、吉永みち子(作家)、池上彰(ジャーナリスト)の4人の委員から成る。

本日のテーマは〈「安倍1強」に陰り 言論の役割再確認〉となっている。紙面2ページを用いたものだが、そこから目に留まったものだけ抜粋してみる。私事だが、以前、某著名先生の講演に参加し、質問したことがある。前置きをおいたけっこう長い質問だったのだが、翌日新聞に掲載された質問は、たった1文になっていたので驚いたことがある。委員会談話も、同様の処置がなされていることだと思う。そのようにしてマトメられたものを、さらに切り離して「抜粋」するものなので、そのようなものだと思ってご覧いただきたい。


#秋の臨時国会で自民改憲案提出(政権のメディア選択検証を)

池上:安倍首相の頭には「憲法を変えたい」ということしかないようで、日本をどうしようということが見えてこない。自民党の中の議論とどう整合性がとれるのか、改めて検証しなければならない。

荻上:安倍政権のメディア選択が進んでいる。メディア選択について他国の例や、その国のトップの対応と比較しながら、政権のメディア利用を検証することも必要かと思う。

鈴木:首相が国民に本当に丁寧に説明する気持ちがあるなら、読売新聞の単独インタビューはないはず。メディア選択は丁寧な説明とは矛盾している。

池上:スケジュールや期日が出て来たときに、国民投票法はこのままでいいのかと問題提起するのでは遅い。折に触れて議論が必要だ。

吉永:新しい憲法の持つ意味を、私たちが判断できるようなかたちで提示していただきたい。改憲という安倍首相の悲願がかなった場合に何が変わるのか、重要なことが決まってからでは遅いのだから。

#森友・加計学園問題と情報公開(「知る権利」を生かし切れぬ運用)

鈴木:大学に勤めてきた経験から言えば、加計学園の定数はあまりにも多い。新設が適正か論じてほしい。法科大学院が一時期は70校もできたが、店じまいする大学が増えている。それは今回と似たような話に思える。

池上:東京新聞社会部記者のことが話題になり、官房長官会見に出られるのは政治部記者だけではないとわかった。いろいろな立場の記者が会見で質問する必要性を実感した。

荻上:政権とメディアとの距離感は重要な論点だ。(略)メディアの政権との距離のとり方によって問うべき内容まで変わることが証明された。各新聞がどんな質問をしたのか、どういった意図でメディアが報じたのかをまとめる必要がある。

吉永:新聞はなぜもっと早くから安倍1強の体質を激しく追及しなかったのか。言うべき時に言うべき抗議をしてこなかったのではないかという気もしている。徐々にメディアも自主規制しそんたくした。14年の衆院選の前に、萩生田(光一 自民党筆頭副幹事長・当時)さんらがテレビ局に公平と公正を求めた文書を出した時、テレビ局側からすぐに抗議の声があがらなかった。やるべき時にやらないことが後々きいてくる。

#都議選後、内閣支持率急落(記者会見、もっと追及して)

吉永:(都議選直後の「毎日新聞」の首相単独インタビューに関して)支持回復に利用される恐れもある。でも、政治部長の論文や3面クローズアップの記事があったから良かった。ただ、「具体的に何を反省し改めるのかには言及しなかった」とか「述べるにとどめた」という表現は気になった。新聞にはこうした表現が結構出てくるが、言及させてよ、とどめさせないでよ、なぜとどめちゃうの?という素朴な疑問が残ることはある。官房長官会見で食い下がる記者に共感したのは、それまでモヤモヤしていたからでもある。

荻上:官房長官会見はましだ。それより首相会見はひどい。予定調和のやりとりで首相がアドリブで答える場面が見当たらない。フリーの記者は参加しているが、指されない。

池上:憲法に基づき野党が臨時国会の召集を要求している。自民党が12年に発表した憲法草案では20日以内の召集を義務づけているがやろうとしない。あらためて報じてもいい。8月初めの内閣改造後の記者会見も厳しく追及してほしい。また、役人の記録は公文書だと思っていたが、それを私的メモにするという抜け道があったことには驚いた。運用でいくらでも抜け道がある。それをふさぐことも記者の仕事として重要だ。

#天皇退位特例法成立(上皇や元号の論点幅広く)
省略

紙面には「総括」として、松木健編集編成局長、小松浩主筆のコメントがでている。見出しとしては〈「国民の側」意識して報道〉とある。


「毎日」の3世紀―新聞が見つめた激流130年

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  • 作者: 毎日新聞社
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また、更新に失敗 [政治・雑感なぞ]

先の先の更新がうまくいったので、気をよくして、紹介したいユーチューブのタイトルとURL、さらには、国家戦略特区に関する、「国家戦略特区の正体」の著者のことばを記入して、再び更新したが、先の更新部分だけを残して、他の部分は消えてしまう。

なにかの陰謀が働いているのだろうかと思うほどだ。

トランプのアタマよりもグチャグチャの「国家戦略特区の正体」
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-07-14

今度はどうだろう?


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閉会中審査、ヘタな漫才よりもオモシロイ・・・ [政治・雑感なぞ]

昨日の加計学園に関する閉会中審査、ヘタな漫才よりもオモシロイ・・・

以下のユーチューブ動画、お忙しい方は、26分06秒以降を・・・


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