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三遊亭円歌、亡くなる [言葉*ことば*コトバ]

円歌が亡くなった。85だという。

古今亭志ん朝が亡くなったとき、「志ん朝くん、あとは任せてくれ」と言っていたのを思い出す。

2001年だというから、けっこう経つ。

どんどん、人は歳をとり、亡くなっていく。


円歌の高座『中沢家の人々』を、いちど聞いた。寄席ではなく、ホールで。

〈このあいだ嫌な客に会ったね。いちばんまん前にいた客。「待ってました、『山のあな』」・・・。忘れちゃったよバカバカしい〉とマクラを振っていた。

センテンスをみじかくとった伝法な語り口で、その合間に「ウソだよ!」などと、話を切る。たいへん勢いがあった。

笑いにつぐ笑いで、最後まで笑いっぱなしだった記憶がある。客の呼吸を心得ているというのであろう。息を吸うときに、口のなかに笑いのタネを投げ入れられるという風だった。


三遊亭円歌・中沢家の人々
https://www.youtube.com/watch?v=yqYhnevfC78


中沢家の人々・完全版

中沢家の人々・完全版




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あくびの出るハナシ [言葉*ことば*コトバ]

きょうはどういうわけかあくびが出る。まわりの人たちも、あくびをしていておかしい。気温のせいか、気圧のせいか・・・。

あくびを教えてもらう必要はない。自然に出る。それを、わざわざお金を取って教えた時代があるらしい。もっとも、落語で聞いたのだから、あくまでもオハナシにちがいない。

『あくび指南』
https://www.youtube.com/watch?v=iBBznsQeBAo


昨日、そういえば落語の話で終わった。三遊亭円朝全集を紹介(イメージで)した。紹介しておきながら、当方は読んでいない。読みたいとは思っているのだが、読みそびれている。全集は、つい最近、岩波から新しく出たように思うのだが・・・。

落語というと、落とし話で、オチのある笑えるものをまずは思い浮かべるが、円朝が創作し、演じて著名なものは、『文七元結』、『塩原多助一代記』のような、オチのない物語性の高いものだった。

文七元結 古今亭志ん朝(約1時間20分)
https://www.youtube.com/watch?v=CC1k8ewG8Ys

落とし話を得意にしていた古今亭志ん生も、本来的には落とし話より人情噺を好んでいたという。三遊亭円楽(先代)が、『ラジオ名人寄席』で玉置宏さんを相手に話していたのを聞いた。また、セガレの志ん朝や住み込み弟子の志ん駒が、製本がばらばらになるほど円朝全集を読み込んでいた師匠のことを話すのも聞いた。

円朝のながい噺を演じる際に、志ん生がマクラに振っていたと思うのだが、(実演を聞いたわけでない。録音で)、複数回に分けてかける長い噺の「つづき」を聴きたいために、雨嵐のなかも、寄席に出向いて行く人が、なんでこんなにまでして・・と、うらめしく思うほどの名人・上手の話をしていた。そうした噺家になりたいとの願望も強くあってのことではなかろうか。

明治の言文一致運動推し進めるうえで、円朝の創作(速記本)はおおきな役割を果たしたが、噺家、演者としても名人・上手であったようである。

そして、その円朝には、師匠がいた。しかし、落語家ではない。

以下の本に出ている。

***********
(以下、引用)

「今度の桃太郎は活きている。この気持ちでやり抜ければきっと名人になれる。役者がその身を無くし、剣術使いが剣を無くし、講釈師が口を無くしなけりゃ、ほんとの名人にはなれぬものだ。おまえも今の気持ちを忘れないで、進むようにすれば、大成すること請け合いである」と(師匠は)諭した。

円朝はこうして生まれ変わったのであった。円朝の妙技に人が恍惚として身を忘れるようになったのも、彼が大悟徹底してからのことである。

円朝が無舌居士と名乗ったのも、こうした師匠との因縁話からで、この居士号は師匠が滴水さんと相談して、選んでやったのである。


勘三郎×山田洋二=文七元結
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-09-20

滴水のこと(水上勉著「骨壷の話」から)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-02-20


おれの師匠―山岡鐵舟先生正伝

おれの師匠―山岡鐵舟先生正伝

  • 作者: 小倉鐵樹
  • 出版社/メーカー: 島津書房
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本



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山口謡司と杉本秀太郎 [言葉*ことば*コトバ]

お二方の名前をあげたのは、たまたま新聞山口氏の新刊の紹介と杉本氏の訃報(毎日新聞「悼む」8/10)とが相前後して掲載されたため。お二方ともに和漢洋に通じておられ羨ましいかぎりに思えたから。

山口氏は、中国学で博士号をとり英仏の大学留学して、『妻はパリジェンヌ』。このたび『にほんご歳時記』を出した。杉本氏は、フランス美術史の名著とされるアンリ・フォション『形の生命』の翻訳者であると同時に『太田垣蓮月』を刊行している。「達意の名文」家である。

とりわけ山口氏の記事(日経新聞「あとがきのあと」『にほんご歳時記』8/9掲載)中、目に留まったのは・・・

「漢文を習っていない学生が増えた。昔の文化を知らず、文献を読めなくなってきている」

その言葉から、『漢文のすすめ』を記した原田種成さんの言葉を想起した。

戦後、漢文教育を軽視したため、日本人の倫理観が薄くなり、国語も乱れるようになった。昔の学者は漢文で論じ、漢詩によって心情を吐露した。私は漢文こそ真の日本の古典であると思う。漢文力が欠如していると思想や歴史の資料を正確に理解できず、間違った研究が横行する。今こそ漢文教育を復活振興する必要がある。

***********

くわばらくわばら桑原武夫
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-06-06


にほんご歳時記 (PHP新書)

にほんご歳時記 (PHP新書)




妻はパリジェンヌ

妻はパリジェンヌ

  • 作者: やまぐち ヨウジ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: 単行本



大田垣蓮月

大田垣蓮月

  • 作者: 杉本 秀太郎
  • 出版社/メーカー: 青幻舎
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本



改訳 形の生命 (平凡社ライブラリー)

改訳 形の生命 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: アンリ フォシヨン
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本



漢文のすすめ (新潮選書)

漢文のすすめ (新潮選書)

  • 作者: 原田 種成
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 単行本



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同じナオキでも・・(百田と小室) [言葉*ことば*コトバ]

以下、ふたりのナオキを比較。

事の善し悪しは別にして、スケールがちがう

「チンピラ」と「豪傑」のちがいといったところか・・・

・・・と、言うより、比較になりませんね。

小室は怪物、百田はちんけな・・・

チンピラには、「どこで、しゃべっても、自分の発言に責任をもちなさい」と言いたい。


百田尚樹の場合・・・


百田尚樹氏:発言は「飲み屋でしゃべっているようなもの」
毎日新聞 2015年06月27日 21時50分(最終更新 06月27日 21時57分)
 ◇福岡大学同窓会会合で講演 自民勉強会での発言の弁明

作家の百田尚樹氏は27日、福岡市であった福岡大学の同窓会の会合で講演した。自民党の懇話会での発言について「報道陣が出た後の公開されていない内輪の席での会話を報道された。テレビやラジオの発言なら言い訳は通用しないが、飲み屋でしゃべっているようなもの。飲み屋では何でも言う。『あいつ殺したろうか』って、これ殺人未遂(になるのか)」などと弁明。「(沖縄の地元2紙を)つぶさないといけない」との発言をしたことについては「沖縄の新聞は大嫌い。これは本音」と笑いを誘った。

講演後に報道陣の取材に応じ、「沖縄の話は冗談で軽口」と主張し、「ニュアンスを考慮せず大騒ぎするのは卑劣」と報道を批判。安保法制の審議への影響について「野党が僕の発言をうまく利用している。汚い」と述べた。また、講演前に自身のツイッターで「本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞」などとツイートしており、 理由について百田氏は「嫌いだから」と話した。【平川昌範、黒澤敬太郎】

***********

小室 直樹の場合・・・

「ウィキペディア」小室 直樹の項目
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E7%9B%B4%E6%A8%B9#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E7.94.9F.E6.94.BE.E9.80.81.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.99.BA.E8.A8.80.E4.BA.8B.E4.BB.B6


テレビ生放送での発言事件

1983年1月26日、ロッキード事件被告田中角栄への求刑公判の日、テレビ朝日の番組「こんにちは2時」の生放送に出演した。小室は田中角栄の無罪を主張し、田中角栄を優秀な政治家と評価していた。番組で小沢遼子ら反角栄側2人と小室による討論を行った。ところが冒頭、突然立ち上がってこぶしをふり上げ、「田中がこんなになったのは検察が悪いからだ。有能な政治家を消しさろうとする検事をぶっ殺してやりたい。田中を起訴した検察官は全員死刑だ!」とわめき出し、田中批判を繰り広げた小沢遼子を足蹴にして退場させられた[17]。ところが翌日朝、同局はその小室を「モーニングショー」に生出演させた。その際さらに口調はパワーアップ、カメラの面前で「政治家は賄賂を取ってもよいし、汚職をしてもよい。それで国民が豊かになればよい。政治家の道義と小市民的な道義はちがう。政治家に小市民的な道義を求めることは間違いだ。政治家は人を殺したってよい。黒田清隆は自分の奥さんを殺したって何でもなかった!」などと叫び、そのまま放送されてしまった[18]。この事件以後、奇人評論家と評されることになった。


橋爪大三郎曰く、
「わたしが残念でならないのは、もしノーベル法学賞とか、社会科学賞というものがあったなら、(小室先生は)四つや五つもらってもいいくらいの国際的に非常にレベルの高い仕事をされている。」
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2010-11-02

【書考空間】小室直樹の世界 社会科学の復興をめざして
(評者:TOKYO FM 報道・情報センター 総合デスク 横山 茂)
http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?itemid=76148&catid=1485

【エン-ソフ】在野研究のススメvol.20 : 小室直樹
荒木優太 2015年04月20日 17:22
http://www.en-soph.org/archives/43685452.html

YOUTUBE 小室直樹 - 宗教 「日本教」
https://www.youtube.com/watch?v=xEyEUAvbUbo" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=xEyEUAvbUbo


小室直樹 日本人のための経済原論

小室直樹 日本人のための経済原論

  • 作者: 小室 直樹
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/05/29
  • メディア: 単行本



数学嫌いな人のための数学―数学原論

数学嫌いな人のための数学―数学原論

  • 作者: 小室 直樹
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本



日本教の社会学 (1981年)

日本教の社会学 (1981年)

  • 作者: 山本 七平
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1981/08
  • メディア: -



小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして

小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして

  • 作者: 宮台真司
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: 単行本



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ギャル語で「桃太郎」(日経MJ記事から) [言葉*ことば*コトバ]

日経MJ(5・25・p16)に紹介されていたギャル語で「桃太郎」

桃ぴっぴ

ニコニコ動画への投稿作品を紹介したもので、投稿者は コウノスケ さん

日本昔話をギャル語で吹き替えたらバイブスがアガった
桃太郎編
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25936317

記事中に紹介されている活字に起されたものを以下に引用する。

昨日も紹介した「まんが日本昔ばなし」の市原悦子さんに、あの名調子で朗読してもらいたいところ・・
だけど、できるかなあ・・

**************

これ割りと昔めな感じなんだけどあるところにシア充なジーバーがいた的な感じ?

バーが川で洗濯してたら大きな桃が「ジャスティスウェーイ ジャスティスウェーイ」って流れてきたんだって

バアが桃をカッティンしようとしたら、桃の中からもぎゅいベビたんが出てきたんだって

そのころアチコチの村に鬼ぴっぴがやって来てけっこうヤンチャしてたらしいよ。桃ぴっぴはバイブスぶち上げてクラブGASHIMAに向かったらしい


クラブGASHIMAにバトリに行くんすよ

一緒していいすか?


アポなしでしゃーす。俺とラップバトルしようぜ?

まぁいんじゃね?その勝負乗ったわ

またちょづいてるって噂聞いたらすぐシメに来るかんな

萎えぽよピーナッツなんで勘弁。ギッたモンも返します


桃ぴっぴはゲトったブリンブリンを船に積んで村に帰ったらしいよ。本間充だね。

はいしまいしまい。

*************

脚注

シア充:幸せで充実している様子

ジーバー:老夫婦

「ジャスティスウェーイ ジャスティスウェーイ」:「どんぶらこっこ」を現代風にアレンジ

カッティン:切る 

もぎゅい:かわいい

バイブス:気分(テンション)

クラブGASHIMA:鬼ケ島

バトリ:戦い

しゃーす:失礼します

ちょづいてる:調子に乗っている

萎えぽよピーナッツ:落ち込んでいる

ギッた:盗んだ

ゲトった:手に入れた

ブリンブリン:宝石などの総称

本間充:「リア充」の最高形

しまい:おしまい



桃太郎 (新・講談社の絵本)

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  • 作者: 齋藤 五百枝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



日本昔話1 桃太郎ほか Long-ago Stories of Japan (ラダーシリーズ Level 1)

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  • 作者: カルラ・ヴァレンタイン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2009/06/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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日本昔ばなし 市原悦子 差別用語を用い、NHKでご難 [言葉*ことば*コトバ]

直接見ていないのだが、女優の市原悦子さん(79)が出演したNHKの番組で「かたわ」「毛唐」という言葉を口にし、アナウンサーが後で謝罪する一幕があったそうである。

以前、水木しげるサンが、やはりNHKのインタビュー番組に出演し、遠野の河童の話をした際、きちがいを連発し、きちがいと言うたびごとに、女性アナウンサーが、お詫びのひとことをはさんでいるのを、直接見たことがあるが、ニュース記事によると・・・

いずれも体が不自由な人や外国人に対する表現で、メディアなどでは使用が避けられている。しかしネット上では市原さんの発言を非難する声はほとんどなく、「前後の文脈上問題ない」「差別意識はない」と擁護する意見が多い

・・・と、ある。

市原悦子がNHK番組で差別語連発 有働アナ謝罪、視聴者からは擁護や評価の声
J-CASTニュース 5月23日(土)17時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00000003-jct-soci


公共放送で、それを見ている視聴者のなかには、差別用語の対象となる方(めくら、おし、びっこ、かったい、きちがい・・)が実際にいて、差別を受けたとの感情をもち、直接NHKに抗議してくることも多々あるのだろう。だが、しかし、特に、民俗学の範疇にある事象は、古来の言い方が残っていて、古老にインタビューしたなら、むかしからの表現がぽんぽん出てくるだろう。むかし話や妖怪談義などもその範疇だろう。差別語であるからこそ、リアリティーをもって語れるし、リアリティーをもって受けとめることができるということもある。古来からの感情をもこめて正確に表現しようとすると、他の言葉では代替できないということもありうる。

これは教科書に出ていたことだ。うろおぼえだが、女性詩人のダレだったか、「美しいことば」というテーマであったように思うのだが、正確なことばはうつくしいという論点で書いていた。そこでは、教養を感じさせる老夫人に、ご主人の安否を尋ねた際、「ちんぼにできものができて」と答えるのを聞いて、幼児語が用いられて、どぎまぎしたものの、聞き手によけいな憶測をさせない、いい表現であると思う・・というようなことを書いていた。

差別するための差別発言がある。事実であるなしは別にして、相手をオトシメルための発言だ。良心にしたがって発言しているだけなのに、「アカ」というレッテルを貼ったりする手合いの取り扱いだ。単におとしめられるどころか、チャップリンは、「黄金狂時代」「独裁者」を発表したことを理由に「赤狩り(レッドパージ)」にかかって、自由の国アメリカを追放されたのではなかったか。最近、どこぞの国の首相も、「日教組」という言葉をそのように用いなかっただろうか。「売国奴」「自虐史観」。中身など関係ナイ。気にくわない相手を、決めつけて、オトシメ、自分を有利な立場におこうとするたぐいの発言である。

赤狩り(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%8B%A9%E3%82%8A

日教組ヤジは氷山の一角…安倍首相こそ「息吐く様に嘘つく」
日刊ゲンダイ 2015年2月24日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157480


「おりこうさんネ」と言って、相手をバカにすることもできる。「ばばあ」と言って老婦人をいたわることもできる。

人によって好き嫌いはあるだろうが、落語家?の毒蝮三太夫が、スーパーを回って歩くラジオ番組がある。いまでもやってるかどうか知らないが、長くつづいたところをみると、人気番組ではなかったのだろうか。そこで、毒蝮は老婦人たちをつかまえて「ばばあ、長生きしろよ」とやっていた。その発言を受ける老婦人たちは、毒蝮から「おばあちゃん、長生きしてね」なんていわれたら、気持ちがわるくてしようがなかったろう。

問題とすべきなのは、発言ソノモノ(表現)よりも、そこに込められた意図、発話の動機であるように思う。それを、度外視して、言葉だけを取り上げ、訂正やら反省やらする(促す)のは、ヘンに思える。差別用語を用いることと、実際の差別は、分けて考える必要がある。その点をこそ、差別すべきといえる。

そもそも差別用語は、放送各社の内部規定で定められてあるモノであるように聞いている。そうであれば、各社ごとに差別用語とされるものがあり、各社にとっての差別用語は、いわゆる自主規制対象用語ということになる。であれば、その旨を記してテロップで流せばいいように思う。今、現に、発話している最中に、そのつど訂正されるのでは、人前で話し演じる超ベテランといえどもカタマッテしまう。

市原さん、たいへんお気の毒であります。お疲れ様でした。


きだみのると「気違い部落**」
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-03-15


やまんば: 女優市原悦子43人と語る

やまんば: 女優市原悦子43人と語る

  • 作者: 市原悦子
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



毒蝮流! ことばで介護 (講談社+α新書)

毒蝮流! ことばで介護 (講談社+α新書)

  • 作者: 毒蝮 三太夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/04/22
  • メディア: 新書


つづく


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「子どもの言葉を育てるには」講演:山根 基世 [言葉*ことば*コトバ]

昨日NHK(ラジオ第二放送)の文化講演会で、山根基世さんの話を聞いた。

後半、「銀の雫文芸賞」を創設した雫石とみ (しずくいし とみ)さんに話が及んだ。

http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/past/2008/206.html


モノを書くことの意味を、あらためて考えさせられた。


9/7(土) 午前6時から再放送がある。

子どもの言葉を育てるには」
講演:山根 基世(「ことばの杜」代表、元NHKアナウンサー





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原発ならぬ「泰山鳴動、ねずみ一匹」は、中国のことわざではなかった!! [言葉*ことば*コトバ]

福島第一原発の、使用済み核燃料プールの冷却装置が停止したのは、ネズミによる・・・

と、聞いて、「泰山鳴動、ネズミ一匹」を思い出し、出典をあたったら、

ヘンなのに、当たってしまった。


そもそものことわざの意味は、周知のとおり、

「大きい山が音を響かせて揺れ動くので、ナニゴトかと思っていれば、小さな鼠が一匹出てきただけだった」ということなのだが、

中国の「泰山」は関係ないのだという。

ただの、大きな山の意味なのだそうだ。


問題は、出典の場所なのである。

「古代ローマの詩人ホラティウスの言葉から出た西洋のことわざ」で、

原文はラテン語で Parturiunt montes, nascitur ridiculus mus.

山々が産気づいて滑稽な鼠が一匹産まれる

http://kotowaza-allguide.com/ta/taizanmeidou.html


東電もそのうち、原発に問題が発生するたび、言うに事欠いて、

原発が“産気づいて”、いやネズミが・・」などと言い出すかもしれない。

しまいに、「出産祝いをくれ」「料金値上げで・・許します」などと言い出すやもしれない。


そうした、要求に、カネを出すのを、「ドロボーに追い銭」と言うのかも・・・

http://kotowaza.avaloky.com/pv_nig13_03.html

http://kotowaza-allguide.com/nu/nusubitonioisen.html

***********

またネズミ…福島第一のプール冷却4時間停止

(2013年4月22日21時25分 読売新聞)

東京電力は22日、福島第一原子力発電所2号機で、使用済み核燃料プールの冷却装置を、午前11時35分頃から約4時間停止したと発表した。

屋外の仮設変圧器内で見つかったネズミ2匹の死骸を取り除くための処置で、プールの温度は0・1度上昇したという。

同原発では先月、屋外の仮設配電盤にネズミが侵入したのが原因で停電が発生、ほぼ1日にわたって、プールの冷却機能などが停止した。このため、東電がネズミの侵入を防ぐ対策を進めていたが、今回の変圧器は未実施だった。

東電によると、22日午前10時15分頃、パトロール中の社員が2匹のネズミの死骸を発見。1匹は感電して死んでおり、先月と同様にネズミが原因でショートが起きる可能性もあった。ネズミはケーブルを通すための穴(縦約5センチ、横約17センチ)から侵入したと考えられるという。


ラテン文学を読む――ウェルギリウスとホラーティウス (岩波セミナーブックス S14)

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詩学 (岩波文庫)

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  • 作者: アリストテレース
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1997/01/16
  • メディア: 文庫



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中津燎子の塾:「中津未来塾」のホームページを見て [言葉*ことば*コトバ]

昨日更新した記事との関係で、中津が主宰指導していた「中津未来塾」のホームページを見ることになった。

塾の先生方のブログがあり、過去記事すべてを、ひととおり見た。

そこで、中津の英語指導の様子をおおよそ知ることができた。

http://nakatsu-miraijuku.com/bloglist

異文化交流をする国際人として英語を運用するためには、適正な発音・発声と共にロジックを駆使し、自己主張できるようにならなければならないというのがその信条であったようである。

英単語を正確に発音し、英文を適正に発話できるだけでなく、公の場で堂々と自分の意見を(事実を論拠に)主張できる国際人をつくるというのが目標であったようだ。

英語会話ができるようになりたい人は英会話学校に行きなさい。しかし、うちはチガウ、というスタンスであったようである。

http://nakatsu-miraijuku.com/diary/61


「イギリス人が耳をダンボにした事件」があるという。

塾生で、はじめてイギリス旅行をした方が、現地のスーパーで、Could you・・・?と言ったところ、周囲の人たちの「耳をダンボにした」という。旅先は湖水地方で、現地の人々は、Queens Englishをなぜここで耳にするのだ??というところであったらしい。

http://nakatsu-miraijuku.com/diary/99

たぶん、そういうことは、あるだろう。

未来塾では、「メガフォン型口形」での発声が勧められている。その模範として、スーザンボイルが紹介されていた。

http://nakatsu-miraijuku.com/diary/24

50歳近くになってプロデビューしたスコットランド出身の女性シンガーである。ついでにYOUTUBEを確認のために見たら、なるほどたしかに、メガフォンの形の口でうたっている。

http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0

オバサンであろうが、太っていようが、洗練された声には圧倒的な力がある。

塾で、基本の基本を叩き込まれ、それが活かせるようになると、Could you・・・?で周囲を驚嘆させることにもなるのだろう。


英語と運命―つきあい続けて日が暮れて

英語と運命―つきあい続けて日が暮れて

  • 作者: 中津 燎子
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本



なんで英語やるの? (文春文庫 な 3-1)

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  • 作者: 中津 燎子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1978/04
  • メディア: 文庫



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「仲裁は時の氏神」 [言葉*ことば*コトバ]

「仲裁は時の氏神」という言葉がある。

「争いごとを仲裁してくれる人は、当事者にとっては氏神様のように有り難い存在であるから、みえや意地を捨ててすなおに従う方が良い」という意味だそうである。

アタマではわかっていても、ハラから理解しているわけではなかったのであるが、最近、この言葉の意味をハラから理解する上での、恐ろしくもおもしろい事例を見出した。

(以下、津本陽・井伊達夫対談集「史眼」からの引用)

**********

井伊:人と人との斬り合いというものは簡単にいくようでいかんという話も聞いているんですけどね。というのは、藩政時代は足軽は侍に土下座しなければならなかったんですね。それが明治維新後になると、もちろんなくなったでしょ。足軽が士分の者に会ってもですね。軽く目礼する程度でええようになってしもうた。どういう理由か分からないですけれど、それで喧嘩になりましてね。侍の者と足軽の者とが、彦根に組屋敷というのが、芹橋という組屋敷がありまして、確か14丁目か15丁目まであったんですよ。その何丁目か忘れたんですけど、そこの1丁目がだいたい、ズーッと上り坂になって天井川の芹川という川が流れてるんですよ。天井川なんですよ。で、坂になってるんですね。芹川入り口から土手際まで、どれくらいありますかな。200m、もっとありますかね、250mぐらいありますかね。そこで、喧嘩になってね。11時ぐらいから斬り合いしてね、夕方の5時頃までやって二人とも死んだちゅう話を聞いたんですよ。だから特別な使い手でない限りね、やったらもう、そんなことになるんですね。だから傷だらけになって二人とも相打ちで。p53

中略

津本:剣術は特に命のやり取りね・・剣術やったら瞬間ですからね。朝やって、斬り合いしながら5時間も6時間もかかってようやく死ぬ。

井伊:よっぽど、お互い命が惜しいんだと思います。

津本:そうでしょうね。

井伊:やはり命を捨ててかかるちゅうことは、ふつうの人はなかなかできませんもんね。たぶん、その喧嘩した連中は、当然兄弟もいただろうし、親もいたでしょうし、あるいは結婚してたかもしれない。そんなことやってるうちに・・・。

津本:アホなことやったな・・・。

井伊:もう取り返しつかないし、さりとて見物人は面白半分やから、仲介してくれる人もいないし。

津本:そうねえ。示現流なんか、お互いの型稽古ちゅうんですか。それはねえ、ほとんどやらないですよ。もう立木打つばっかり。立木打ったら、この蜻蛉の構えでしょ。こう、こういうみぞおち付けて、それでこれが、こう刀がこっち向いてるでしょ。で、これが立木ですよ。で、刀身が蜻蛉の胴体。それで、こう持って、それで半分ひねってバーンと打つでしょ。でまた、こう持って、それから半分ひねってバン。

井伊:それの繰り返しですか。

津本:それの繰り返し。だから実戦のときも必ずそれやるわけですよ。だから、まあ、あれでしょうねえ。ほかの技って別にいらない。

井伊:いやーっ、私思いますよ。実際、この鎧やら着けてやったりしてた経験で考えますとね。籠手ったら、こうしてこうするとか、そんなもん、ほんまの小手技ですわ。

津本:そうですね。p55

井伊:だから、それが一番早いんじゃないですかね。もちろん自分を投げ出してるわけですよね。だから殺されてもいいわけですよ。相手も倒したらええんやから。

津本:だから一の太刀を疑わない。二の太刀は負けってね。こんな額を私にくれましたよ。それで一の太刀を疑わず、ニの太刀は負けと。それで、要するにね、刀を抜いたとたんに自分の魂は、はたと道端へ捨てるんだと。

井伊:そうそう。どの流儀でも、自分は生き残ろうと思うなということですね。

津本:そうそう。

井伊:そやから無住心剣流ちゅうのあるでしょ。針ヶ谷夕雲のね。あれなんかも相打ちになったら上等であると。

津本:なるほどね。

井伊:まして自分が生き残るなんて考えたらいかん。ただ相打ちにだけなればいいんやと。それで刀を抜かんならんようになったこと自体が、もうすでに不幸なんやから。そうなったときは、もう覚悟を決めて、普段の日常の修練とか、そんなものは関係ないような・・・。その瞬間に命を放棄する。これができるか、できんかが勝負の別れどころであるちゅうようなこと言うてます。だから、それができんのですね、なかなか。命が惜しいから。だからね、その例のさっき言うてました彦根の芹橋の組丁で半日斬り合いして死んだ話したでしょ。外部から見てると、ずいぶん離れてやってるわけですね。

津本:はっはーっ。

井伊:それでは、お互いに殺せない。近づいているつもりが、本人は離れてるわけでしょ。だから黒田長政なんかが言うてるのは、相手の股ぐらへ自分の足を突っ込めと。そのくらいでないと人は殺せんぞよというようなことを子孫に言うとんのです。ですから、そのぐらいのつもりでやって、ええ加減なんでしょうね。現実にそこまで行けへんですもんね。もう、後ろに退いてしもうてね、相手の肩に自分の肩を比べるぐらいに行けちゅうのあるでしょ。いわゆる丈比べ。

津本:そう。

井伊:そんなもん、恐ろしゅうてできへんもんね。身を出してしもうて、身を相手に与えて、で、手は控えておくちゅうか。ねえ。身を、つまり懸侍ちゅうかねえ、身を掛かりにして刀を待つ。待たしておくちゅう。相手がはやって、こっちがそれを待つ。待たしといて、先にそれを出さして、それで体で相手を倒すちゅうか、体で突き倒すぐらいの勢いでいってということは、まあ、とてもできへん。

津本:できへんですねえ。永倉新八いたでしょ。あれの流儀が、下段に刀を持ってるんですよ。それで下段にしてたら相手が胴か袈裟に切り込んでくるでしょ。それをこう見てて、こう相手が切り込んできたと思ったときにバーンとはじくんですって。で、はじいた刀を回して、相手の首へこう切り込む。もう果たし合いだから、それはね、もう慣れてるんですね。

井伊:そうそうそう。そんなん誰がやっても、それができるわけじゃないしね。そこが、相手に先を掛けさせて後の勝ちを取るというやつですね。それは、よほど腕がないと。

津本:恐ろしい。

井伊:できへんですわ。やっぱり自分が先を取ろうとするから。相手に仕掛けさせてから画すということは、これはすでに達人ですもんね。p58

************

「仲裁は時の氏神」ということわざと共に、「時の氏神」という言葉もある。

「時の氏神」という言葉は、「争い事の収拾がつかなくなったところに現れて、仲裁してくれるありがたい人」だ、そうである。

それで、結論。

「時の氏神」の世話にならぬよう、見栄や意地を張ることなく、喧嘩をしないこと、これが一番。


史 眼 ―縦横無尽対談集―

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香山 リカの声をはじめて聞いて・・ [言葉*ことば*コトバ]

昨日、夜、香山リカの声をはじめて聞いた。

NHKのラジオ第1:「香山リカのココロの美容液」という番組だ。

http://www.nhk.or.jp/r1-night/kokoro/archives/archives_2012.html

話の内容はともかくとして、当方の率直な印象は・・「色気がないなあ・・」というもの。

別に、水商売ではないのだから、色気などなくてもいいのだろうが・・

人を相手にする仕事であり、対人関係が発生するという点では、精神科医も水商売のようなものだ。

話を聞きながら、「この声と話し方で、患者(クライエント)に出会って、患者は自分の心の深いところを開くだろうか・・」と感じた。


放送を聞きながら、思い出したひとりの女性がいる。香山と同じく、精神科医だ。

深沢道子。

むかし、もう、30年も前の話だ。それ以上前かもしれない。

「渡辺貞夫のマイ・ディア・ライフ」で小林克也がナレーションを担当し、ネイティブじゃないかと思うほどの達者な英語を渋く低い声で流していた頃、

http://www.youtube.com/watch?v=Un8mLgkSMZs

http://www.youtube.com/watch?v=ej7T1dd2E0A

「ジェットストリーム」では城達也がおとなの男の哀愁をかもしだしていた頃、

http://www.youtube.com/watch?v=9mbLR09IDZI

それに負けないくらいの“おとなのおんな”の声で「ブルームーン」などのスタンダードナンバーを紹介していたのが、深沢道子。

番組の名は「男の心、女の心」。「クロスオーバーイレブン」のなかの一番組だったと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=WrG6KRxyOXI

そこでの深沢は、サントリーのコマーシャル曲「人間みな兄弟~夜がくる」をそのまま女性にしたような印象で、あんな魅力的なふかくやさしい声で問いかけられたなら、なんでもしゃべっちゃうだろうなと思うような話しぶりだった・・

http://www.youtube.com/watch?v=8elWF31oQCA

「男の心、女の心」を担当する深沢の語りを聞きたいのだが、だれかYOUTUBEにアップしてくれないものか・・

(以下、ウィキペディア「深沢道子」の項)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B2%A2%E9%81%93%E5%AD%90


人間みな兄弟

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2:level-headed manと、言われたらウレシイ? [言葉*ことば*コトバ]

落ち着いて、いつも冷静、むずかしい事が生じた時ほど、的確果断に行動し、慌てふためきウロタエル周囲さえも、落ち着かせてしまう・・・など出来たらカッコいいにちがいない。

だが、当方は、ダメ。すぐ感情が波打ってしまう。とてもlevel-headedではナイ。本人は、ゲイジツ家というものはそういうモノと割り切っている。50も過ぎては割り切るしかない。交流分析の性格診断(エゴグラム)からいっても、基本的な性格傾向は一生変わらないことになっている。これでも、相当変わってきてはいるつもりだが、もうこんなものデショ・・。


生まれからいくと、「やぎ座」。やぎ座の神話的背景はギリシャ神話のパーン神。アノ上半身人間、下半身ヤギという神様。パーンは、「パニック」の語源になっている。

戦争のときなど、パーンのいたずらとギリシャ人は考えた。突如、兵士入り乱れての白兵戦、敵味方の区別がワカラナクなり、同士打ちなどしてしまうのはパーンのせい・である、と。

パニック?同士打ち?そんなことアル?ホラでしょ?と思う向きには、世界のベストセラー聖書にも、記録がアルことをお伝えしたい。聖書中の「士師記」7章を見ると、異民族からの圧迫を受けたイスラエルの民の指導者が、わずか300人の手兵でもって、はるかに多数の敵と闘い、勝利したことが記されている。その記述によると、各兵士は、剣を振るうのではなく、角笛を吹きならした。(“角”笛だから、ホラ(法螺貝)ではアリマセン。)

「それで三百人が角笛を吹き続けると,エホバはその陣営の至る所でそれぞれの剣が互いに向かい合うようにされた。そのためその陣営の者たちはベト・シタまで,さらにツェレラ,またタバトに近いアベル・メホラの外れにまで逃げて行った。」と、新世界訳聖書にはあり、別の訳(新改訳)によると「主は、陣営の全面にわたって、同士打ちが起こるようにされた」と(22節には)アル。

聖書によると、同士打ちの原因となった神は、パーンではなく、「主」「エホバ」となっている。何がなんだか理性で割り切れないワカラナイことが生じると、人は、人間を超えたナニかに起源を求めるものらしい。それは、ギリシャ人もヘブライ人も変わらないということなのでしょうかネ・・。


ギリシャ文化の後代への影響はたいへん大きい。ローマ帝国に制圧されたのちも、文化的にギリシャはローマの憧憬の的。そのため特権的立場を得ていた、と聞く。アテネは、ローマ属州に組み入れられることなく、税は免除。裕福な家庭の子弟は、留学の地として赴いたとのこと。

なるほど、今でも、そんな「特権的な立場が与えられて当然」との思いがギリシャの人びとの思いの根っこにドッカとあるので、借金地獄に喘いでいても、「ダレかがなんとか助けてくれる」という甘えた思いが、現在の国状を生み出しているのかもしれない。

「その男ゾルバ」はギリシャ映画。「全てを失ったにもかかわらず少しも動じることのない」ゾルバは、「明日があるさ、明日がアル」、青島幸男もびっくり。「ケセラセラ」の、代表選手。

・・やっぱり、ギリシャ人は、強いのでしょうね。何もなくても生きられると思ってるところありますからね。しまいに、開き直りますよ、アノ国。「カネ返せないような奴に、貸すのがワルイ」など、言って、○○まくりますネ。きっと。

それが、全世界にパニックを引き起こさないことを願います。


ああ、話がどんどん逸れていく・・・。パニック・・

ほんとにlevel-headedの人はこうはならない。


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level-headed manと、言われたらウレシイ? [言葉*ことば*コトバ]

英文を読んでいたら、level-headed man という表現に出くわした。

head ? アタマ ? 

level-headed で 「平(ヒラ)あたま」?

すぐに思い浮かんだアタマの形態は、「軍艦頭」。


ところが、広辞苑にも大辞林にもソノ「軍艦頭」の項がナイ。

しかし、どうも自分の勝手につくった造語とは思えない。ネットで調べたところ、ブログでそう表現している方もいるので、やはり言葉としてはある・・。

(広辞苑、大辞林サン、ともに怠慢ですぞ)。


当方のイメージでは、名指揮者のホルスト・シュタインは、「軍艦頭」の範疇にはいる。というより、ソノ典型にちがいない。






などと・・、勝手な想像をめぐらすより、level-headed を辞書で調べた方がイイ。

英語語義語源辞典」を見ると、level の項に次のように出ている。

level-headed :穏健な、思慮分別のある、冷静な

level は元来、水平状態を測るための「水準器」を指し、これから「水平線(面)」になり、比ゆ的に「水平」な状態(位置)、「平地」、「平原」、さらに水平面の「高さ」、「高度」を表し、転じて水準や社会的な「身分」「地位」の意になった。形容詞として、「平らな」「水平の」「起伏のない」「...と同じ高さの」「同程度の」あるいは、「一様でむらのない」、精神状態が「平静な」、「冷静な」「分別のある」・・・と、語義の展開を示している。


COBUILDによると、

If you describe a person as level-headed , you mean that they are calm and sensible even in difficult situations  と、アル。

要するに・・、

level-headed (wo) man と、言われたら、喜んでイイ、と言うことだ。


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ガンジーの名言 [言葉*ことば*コトバ]

しばらく前、宮沢賢治の翻訳者でもあるロジャー・パルバース(Roger Pulvers)が、NHK・Eテレの英語番組で故人たちの名言を取り上げていた。

ガンジーの言葉が印象に残っている。メモしておいたものがある。紛失してしまうには惜しいので、ここに記しておく。覚書である。肝に銘じたいのである。

それは・・・

The weak can never forgive . Forgiveness is the attribute of the strong.

というものだ。


イエス・キリストは有名な「山上の垂訓」のなかで、祈りの仕方を弟子たちに教えた。それが、マタイ6:9~13に出ている。

それは、以下のようなものだが・・

9 「そこで,あなた方はこのように祈らなければなりません。

「『天におられるわたしたちの父よ,あなたのお名前が神聖なものとされますように。

10 あなたの王国が来ますように。あなたのご意志が天におけると同じように,地上においてもなされますように。

11 今日この日のためのパンをわたしたちにお与えください。

12 また,わたしたちに負い目のある人々をわたしたちが許しましたように,わたしたちの負い目をもお許しください。

13 そして,わたしたちを誘惑に陥らせないで,邪悪な者から救い出してください』。


14 「あなた方が人の罪過を許すなら,あなた方の天の父もあなた方を許してくださるのです。

15 けれども,あなた方が人の罪過を許さないなら,あなた方の父もあなた方の罪過を許されないでしょう。


一度、祈る内容について述べたのち、、「許す」ことに関してのみ、14、15節で、追加の注意を加えている。

それだけに、許すということはムズカシイ分野なのだと思う。

その、むずかしいことを、できるのは「強さの象徴・しるし」である。


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ホッテントットの秘密 [言葉*ことば*コトバ]

黒柳徹子と言えば「トットちゃん」。

トットちゃんと来れば、次の話題はホッテントットしかない・・

というわけで・・、これまた舌(ベロ)のハナシ。

最近読んだ本に、「英語にあきたら多言語を!」があり、そこで著者(トニー・ラズロ)は「吸着音」を、その発音にもつ言語に挑戦している。ただし、たいへん苦労している。

当方はじめて「吸着音」という言葉を知った。しらべると、舌打ちをするようにして発音するのだという。

「どこの国・民族が吸着音をつかうのか」と調べたら「コイコイ人」だという。

そのコイコイ人の別称(蔑称)が、「ホッテントット」なのだそうだ。

そもそも「ホッテントット」という言葉自体「“吸着音”でわけのわからない言葉を話す者」という意味、だ、そうである。(ウィキペディア「南アフリカ」の項目から)

最近、舌がながくレロレロ・レロレロよだれを溜めつつしゃべる人がふえて気味わるく思っていたところ、どうもそれは「低舌位」というのと関係があるらしく、口腔内での舌の位置が本来あるべきところから下がってしまって、それは口呼吸や睡眠時無呼吸症とも関係があるらしい・・。

トニー・ラズロが、レロレロの低舌位かどうかは知らない。が、そのような人たちは舌うちが苦手なのではなかろうか。吸着音をもつ言語の習得はむずかしいにちがいない。

「岩下志麻の秘密」で取り上げた舌の第3の機能が有効であるためには、本来の位置(上の歯の裏に舌先がきて、舌の背が上あごにほぼ付いている状態)に舌が口腔内である必要がある。

その点で、吸着音を発することのできる言語・民族の人たちは、舌の第3機能をより高次元に発揮し、モアイのような、岩下志麻のような「上向きの顔」で、ハイ・パフォーマンスな姿勢・体形となっているはずと思われる・・・

しかし、ホッテントットの有名なあの大きな尻と吸着音を巧みに発する舌、そしてハイ・パフォーマンスとはどのように関係するのだろうか?

***********

実際に吸着音を発音するのを見ることができる。

YOUTUBE;世界でも珍しい発音を持つ「コイサン語族」

http://www.youtube.com/watch?v=2h8hwaS1Dig

トニー・ラズロ氏が語る トニー流 幸せを栽培する方法

http://www.youtube.com/watch?v=IaPh65ES1dg&feature=related


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ホッテントット・ヴィーナス: ある物語

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