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「デマニュース」が巨大ビジネス!? (スマートニュース執行役員 藤村厚夫氏の記事から) [ニュース・社会]

日経MJ(流通新聞)に、スマートニュース執行役員 藤村厚夫氏が 〈「デマニュース」が巨大ビジネス!?〉 と題して書いている。副題は「世界各国で組織化の実態」。

えらいことになったものである。報道される「事実」を、うっかりそのまま信じることなどできない世の中になってしまった。これまでも、憶測に基づく誤報やらなにやらあったろうが、今日、意図的に、しかもビジネスとして事実とは異なる、誤まった・情報を報じるという。

藤村氏は記事の前半で、アメリカとフランスの大統領選からみのデマニュースにふれている。それに続く後半部分を、以下に引用してみる。

**********

今やデマニュースは世界の政局やビジネスを動かしかねない火種として、影響力を急速に広げている。周到なデマ情報の作成と、高度な技術や交流サイト(SNS)などを駆使して話題を拡散し、政敵を失墜させる工作が手法として定着しているのだ。

いいかえれば、デマニュースの背後には、これをビジネスとする人々がいて、そのための組織や技術が完成しつつある。しかも世界各国でだ。

これを詳細にリポートする文書が最近になって公開され、世界に衝撃を与えた。サイバーセキュリティー企業のトレンドマイクロ社が公刊した「フェイクニュース・マシン」である。

リポートには、アメリカ、ロシア、中国、中東などでのデマニュースビジネスの実態が紹介されている。それによれば米国では、40万ドル(4500万円)もあれば、選挙結果に影響を与えられるという。

ジャーナリストの名誉を傷つけるなら6万ドル弱だ。ロシアでは、選挙工作で当選実績を誇る宣伝まで流布されている。

いずれの国でも、デマニュースの効果をあげるため、品質の高いデマ記事や動画の制作から始まり、SNSでフォロワーの多い利用者に「いいね」や「シェア」をさせる、さらに、街頭での抗議行動なども組織し、敏感な人々に火種を提供するといった方法がメニュー化されている。

トレンドマイクロのリポートにはそのようなメニューのコピーが収録されている。デマニュースは、いまや高度に洗練されたビジネスへと成長していることがわかる。

また、「インフォメーション」の報道によれば、中国では、政治活動は厳しく監視されているため、デマニュースビジネスは、 「陰の企業PR」に広く用いられるという。つまり、自社宣伝や他者の悪評判づくりが、メニュー化されており、多くのセミプロ級のブロガーや著名なSNS利用者が有料で動員される仕組みが半ば公然と行われているのだ。

デマニュースを巡っては、政府機関が行うような謀略の手法が、いまでは安価に「民間」が利用できるようなビジネスになろうとしている。そうであるならば、対策もまた高度なものにならなければならない段階にきているといえる。

****引用、ここまで****

と、引用したものの、この記事内容もまたデマだったら・・・?など思いもする。掲載されているのが「日経MJ」である。記事提供者は肩書きから信用できそうである。引用されている情報発信元も、信用できそうだ。それで、事実であろうと受けいれ、引用してはいるものの、その信用の土台が崩れたなら、デマを拡散してしまうおそれもある。まず、大丈夫だろうとは思うが・・・

藤村氏が紹介しているトレンドマイクロの記事は以下のものか?

The Fake News Machine
https://documents.trendmicro.com/assets/white_papers/wp-fake-news-machine-how-propagandists-abuse-the-internet.pdf

関連して、

ただのデマが「ニュース」になり、世界を狂わせてしまう時代の恐怖森田 浩之(ジャーナリスト) 2017.01.25
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50786


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パンダ誕生 (皇室ー上野千鶴子ー深沢七郎ーGHQー近藤日出造ー宮武外骨) [ニュース・社会]

上野動物園でパンダが誕生して話題になっている。

日本に何頭いるのだろうとネット検索すると2015年8月時点で11頭という情報。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10149238895

「ウィキペディア」によるとこのたび誕生したパンダも含めて 9頭か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80#.E9.A3.BC.E8.82.B2


こういうことを記すと顰蹙をかうにちがいないが、その希少性からいって、皇室はパンダにちかい。

皇室を構成する方々を紹介する宮内庁のサイトがある。
http://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/koseizu.html

天皇陛下もいれて 皇室を構成するのは 19名。

日本のパンダの数の2倍。男子は3名のみ。このままでは、天皇制は消滅しかねない。

パンダのように、中国から借り受け、補充できればいいのだろうが、そうはいかない。

昔ならば、正妻ではない女性からの子供を期待できたが、それも近代国家を標榜する以上、難しいにちがいない。皇室だけの特例として、側室の制度を復活させることで、皇室の消滅を防ぐことができるように思いもするが、そうするなら一夫一婦制を文化国家の尺度とする面々からヤイノヤイノ批判されるにちがいない。

しばらく前に、上野千鶴子先生が、中学生男子の性の悩みにトンデモ発言をして世間を騒がせたことがあった。内容は、ここに示さないが、ソレを公にすれば、当然ながら反発、顰蹙をかうであろうことはマチガイない答えだった。

それでも、文化人類学や社会学を修めて他の文化領域を視野に入れ、日本も含めてその歴史的側面もアタマに入っている人間であれば、そういうトンデモな答えが出てもおかしくないと当方は思った。まして、家族やジェンダーや性の問題を研究対象としてきた上野先生である。

皇室は、日本の文化の粋である。だから、日本の文化を守るために、トンデモもいいではないかと、上野先生なら推奨するカモシレナイ。もっとも、先生が、日本文化の粋と天皇制を見ているかどうか、その点を当方は知らない。


いずれにせよ、皇室のことで無闇なことを書くと、アブナイ。

かつて『楢山節考』の著者:深沢七郎は「天皇の首がスッテンコロコロコロコロ」と書いたのがもとで、それを擁護した三島由紀夫とともに右翼団体に追い回され、逃亡生活を余儀なくされたと聞く。ついには、それが殺人事件にまで発展した。「嶋中事件」である。

嶋中事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B6%8B%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『ウィキペディア」によると、《 嶋中事件(しまなかじけん)は、1961年2月1日に日本で起こった右翼による言論抑圧を目的としたテロ事件である。事件のきっかけとなった深沢七郎の短編小説の題名をとって、風流夢譚事件(ふうりゅうむたんじけん)とも言う[1]。》 と、ある。

その事件は、終戦(1945年)から15年ほど後のこととなる。それは、あっと言う間に世間の「空気」の変わることを示す事例の一つと言えるかもしれない。

戦後スグの時期、ほんとに短い期間、天皇を風刺漫画に登場させて問題なかった時代があったようだ。「マッカーサーは日本の臍(へそ)だ。なぜなら、朕(○○)の上にある」という言葉が人口に膾炙したという。GHQ、「アメリカ様」が日本を治めていた頃のことだろう。昭和27(1952)年までが、その期間である。

連合国軍占領下の日本
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%90%88%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E5%8D%A0%E9%A0%98%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC

天皇一家の風刺漫画登場や「マッカーサーは日本の臍(へそ)だ。なぜなら・・」については、以前当該ブログでも書いた。しかし、その時代、戦後すぐの時期をきちんと調べていない。

風刺漫画の父:近藤日出造 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19

どんな統治も人間の行うことである以上、完全なものなどありはしないが、それでも「言論の自由」という観点からいって、「連合国軍占領下の日本」は小春びよりのような期間であったように思う。すくなくとも、日本が軍部に支配されていた、ソレ以前の時期に比べればずっとマシであったにちがいない。

アメリカ様:宮武外骨 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-04-21


アメリカ様 (ちくま学芸文庫)

アメリカ様 (ちくま学芸文庫)




宮武外骨: 頓智と反骨のジャーナリスト (別冊太陽 日本のこころ 250)

宮武外骨: 頓智と反骨のジャーナリスト (別冊太陽 日本のこころ 250)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/04/26
  • メディア: ムック



近藤日出造の世界 (1984年) (青蛙選書〈66〉)

近藤日出造の世界 (1984年) (青蛙選書〈66〉)

  • 作者: 峯島 正行
  • 出版社/メーカー: 青蛙房
  • 発売日: 1984/03
  • メディア: -



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巨人13連敗の ワケ [ニュース・社会]

「タワケ」と言われるのを承知で書く。

読売巨人軍の連敗記録更新の陰には、讀賣新聞が大衆を裏切ったことにある。

その「御用新聞」化にある。

新聞は大衆のために権力を監視するものだった。ところが、讀賣新聞は、権力と手をつなぎ、大衆をコントロールしようとした。しかも、たしかな根拠もなく、報道された人物(民間人)をオトシメル記事を掲載した。

『週刊文春(6・15)』の中吊り広告に・・・

読売「御用新聞」という汚名
読売記者「出会い系記事はさすがにない」

首相と会食30回でダントツ 
の見出し。

そして、その下に写真。讀賣新聞の老中ならぬ老外(ローガイ)「ナベツネ」(渡邉 恒雄)の大笑いする歯なしのような顔。

そして、その横には

池上彰「ああ恥ずかしい読売新聞」 
とある。

“『文春』本文を読んでいないが”、池上さんのいう「ああ恥ずかしい読売新聞」の中身は、加計学園の官邸関与疑惑をすっぱ抜いた前川・前次官の風俗通いの「出会い系記事」を掲載したことに関するものだろう。そして、その取り扱いは読売新聞社内においても「(ソレは)さすがにない」よなと感じられて、文春記者に語ったということなのだろう。

前川風俗通いスクープ記事は、3面記事として紙面の隅の方に出たとばかり思っていたが、新聞の顔ともいえる1面トップにデカデカ出ていたと知って、本当に驚いた。結果、讀賣新聞は、自分の顔にドロを塗ったことになる。

讀賣新聞の「御用新聞」化と巨人軍の連敗記録更新とホントウに関係があるのだろうか?

「風が吹けば桶屋がもうかる」という話もある。科学的には「バタフライ効果」や「量子もつれ」というのもある。

大衆の(ユング心理学でいう)集合的意識・無意識がジャイアンツの選手たちのメンタル面、フィジカル面に多大な影響を与えている可能性もある・・・。

・・・などと書いて、なんだが、やっぱりコジツケに近いのでヨスが・・・

それでも、讀賣新聞が、報道機関として許しがたい逸脱をしたのは事実であろう。これからは、眉にツバして、半信半疑で、ウサンクサイ目で、記事を見つめることになる。

これが日本最大の発行部数を誇る新聞であると思うと情けない。

もっとも、発行部数が多ければ、読者や賛同するものが多ければ真実とは限らない。逆に、発行部数が少なく、読者も賛同者も少なければ、真実でないとも限らない。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-06-07


よって、すべての情報は、自分のアタマをフルに働かせて吟味しなければならない。

***********

以下は、新聞をはじめメディア全般に関する記事を掲載し「純粋なジャーナリズムのウエブサイト、読者に媚びない硬派の記事」を標榜・提供している黒薮哲哉氏のサイト

MEDIA KOKUSYO』
http://www.kokusyo.jp/


量子もつれが相対論を脅かす
D. Z. アルバート R. ガルチェン(ともにコロンビア大学)
日経サイエンス  2009年6月号
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_024.html


宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス)

宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス)

  • 作者: ルイーザ・ギルダー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 新書



NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

  • 作者: 梅原 勇樹
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2014/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



日経サイエンス 2009年 06月号 [雑誌]

日経サイエンス 2009年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: 雑誌



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若年層の死因第1位は・・(司馬遼太郎ー「死に至る病」とからめて) [ニュース・社会]

昼食をとりながら古いビデオを見た。司馬遼太郎の菜の花忌に開かれたシンポジウムである。

司馬遼太郎記念館ホームページによる資料には、次のように紹介されている。

第15回 2011年2月12日
【テーマ】司馬遼太郎のたいまつ――われわれが受け継ぐべきもの
【パネリスト】養老孟司、安藤忠雄、姜尚中、磯田道史各氏
【会場】NHK大阪ホール
【掲載号】一部内容を「遼39号」に掲載しています。

司馬遼太郎の精神的遺産をどのように受けついでいくかという内容で、特に司馬さんが小学校高学年の教科書に執筆(書下ろ)した『二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)』が話題に取り上げられ、緒方洪庵の無私の生き方にも焦点があてられていた。シンポジウムのテーマも「洪庵のたいまつ」をもじったものだろう。「司馬遼太郎のたいまつ」である。


二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

  • 作者: 司馬 遼太郎 (しば りょうたろう)
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2001/02/12
  • メディア: 単行本



そのシンポジウムの発言に、「なぜ司馬さんは、大人たちに向けて書かなかったのか。絶望していたからではないか。それで、将来を子どもたちに託そうとしたのでは」という発言があった。上記イメージ・サイトの商品説明にも「司馬遼太郎さんが、日本の行く末を憂い、1987年・1989年に小学校5・6年生の国語教科書のために書」いたとある。

司馬さんは、その晩年、日本の将来を憂えて「もうアカン・・」という嘆きの談話や手記が多くなっていた。奥さんのみどりさんが、「いつも聞かされていると、さすがに滅入りますよ・・」と話していたのを思い出す。

司馬さんの死因となった腹部動脈瘤は、そうした日本への憂いがストレスとなって、たまりにたまって生じたものかもしれない。そして、ついに破裂した。

城山三郎さん逝去
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-03-23


そういうビデオを見て、昼食後、新聞をみると〈若年層死因 自殺1位 厚労省「深刻な状況」〉の見出し。少子高齢化社会、超高齢化の道を驀進しているなかで、貴重な若いいのちが失われていく。

おかしなものである。少子化が進むこと、それが国益に反する状態であることがわかっていたはずである。それにも関わらず、出生率が伸び悩んでいるのは、実際的で有効な手が打たれてこなかったということである。生まれてくる子どもたちを受け入れ、安心して子どもの養育にあづかることのできる社会にするための時間は十分あったはずなのに、そうしては来なかった。

そのような中で、授かった命が失われていく。みずから命を断つ。若い人たちの自殺についても、今に始まったことではない。それにも関わらず相変わらずの状況である。

厚生省のホームページ
死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html

上の数字は、平成21年のものだが、下記URLにみる平成26年の順位もほとんど変わらない。

厚労省;自殺対策白書
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/16/

そして、人間のおこなう政治のあり様も、変わってはいない。政治を動かしているのは、良心・良識などではない。表向きそのように装っているだけである。緒方洪庵の「無私」の精神からは遠い。

最近話題となっている「加計学園」もそうだろう。関係者の間で、これまでずっと不必要と見なされてきた学校が、とつぜん新設されることになった。首相の大のオトモダチのために作られる学校である。

『イッパイのカケ(加計)そば』に176億円以上
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-04-13

つまるところ、若い人々をとりまく環境が変わらないのであれば、自殺も減ることはないにちがいない。

精神科医の鹿島 直之氏が、日本と同じくたいへん自殺率の高い韓国と比較しつつ、その原因とできることについて『日本の若者の高い自殺率とその予防について』と題して書いている。
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170221/Jijico_22580.html?_p=2

それを読みつつ、「死にいたる病とは絶望のことである」というキルケゴールの有名な言葉を思い出した。ゲーテなら「光を、もっと光を」と言うだろう。

どんな悲惨で過酷な状況でも、希望のタネを拾うことができれば生きつづけられる。それは、どこにあるか?

以下は、キルケゴールの言葉をうまく解説している。

キルケゴールの死に至る病とは絶望のことである、という意味はどういうことですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1185983406


旧新約聖書―文語訳

旧新約聖書―文語訳

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本


下記サイトの聖書はたいへん読みやすい
https://wol.jw.org/ja/wol/binav/r7/lp-j/Rbi8/J/1985

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【今治連続殺人】の“怪”女 警察から“任意で”同行を求められ、事情聴取を受けたのち、自殺 [ニュース・社会]

愛媛県今治市の市営住宅で、高齢の親子が部屋に侵入してきた女に刃物で殺傷された事件で、県警は5日、参考人として任意で事情聴取した30代の女性が自殺したと発表した。女性は現場近くに住んでおり、県警は4日に聴取し関係先のマンションを家宅捜索するなどしていた。【木島諒子、中川祐一】 https://mainichi.jp/articles/20170506/ddm/041/040/114000c

というニュースだが・・・

はじめ、話を聞いたとき、「なんだその女は・・」と、思った。

奇妙な事件である。気がついたら、見ず知らずの女が、包丁を手に、目の前にいて、切りつけてくる・・・。動機がわからない。しかも、最近、その近所ですでに一人殺されている・・・。

奇妙なだけに、精神に異常をきたした女によるのではと思った。

こういう事件が都市伝説の母体になるのでは、と思ったりもしていた。女が白いマスクなどしていたなら、例の「口裂け女」騒動が再燃するのでは・・・と、である。

口裂け女(くちさけおんな)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A3%82%E3%81%91%E5%A5%B3

“怪”女とおぼしき女がつかまって、まずはひと安心かと思ったら、こんどは自殺だ、という。

容疑者の自殺に関し、警察の責任問題が浮上しているが、当然だろう。「任意の事情聴取」が、どういうものか、“これまで聞いてきたところによると”決して親切なものではない。「任意」とは、容疑者の意志が尊重され自由が担保されるということではなく、「逮捕状なし」ということであり、警察に任意で同行を求められるというのは、実質上「連行」であり、「聴取」を受けるとは、身体的苦痛をともなう長時間の尋問(拷問)に耐えなければならないということ・・であるように、思っている。

今回の事件の場合、動機の不明確な事件で、容疑者の精神状態に問題があることも考えられたわけだから、より慎重な取り扱いが必要であったように思う。まさに、取り調べをビデオ収録して公にできるよう備えておく必要があったように思う。「取り調べの可視化」を特に必要とする事件だったのではなかろうか。

私はやってない:富山の冤罪事件
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-09-10

「踏み字」で自白強要、鹿児島県警元警部補に有罪判決
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2008-03-18-1

「冤罪」で検索した当該ブログ記事(25件ほど)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%86%A4%E7%BD%AA

冤罪は「任意取調べ」で作られる。
http://blogos.com/article/221655/
***********

産経WEST 2017.5.6 07:38更新
【今治連続殺人】

《聴取5時間、休憩は20分 自殺の30代女性》

愛媛県今治市で高齢の親子が殺傷された事件で、参考人として事情聴取後に自殺した30代女性について、愛媛県警今治署に任意同行後の約9時間のうち聴取は約5時間に及んだことが6日、同署捜査本部への取材で分かった。

捜査本部によると、4日午後1時半ごろから同10時半ごろまで、親子殺傷事件について事情を聴くなどした。休憩は計4回の計約20分間だった。同10時を超える聴取に関しては、県警の林学本部長の了解を得て継続した。夕食は女性が「食べたくない」と断ったという。

捜査本部は、聴取以外の時間を「鑑識活動などに充てた」と説明しているが、具体的な内容を明らかにしていない。

4日午後11時ごろに帰した際、捜査本部は家族に対し、5日も聴取を続けることを伝えた上で「(女性の)体調に配慮するように助言した」と説明している。

事件は3日午前に発生し、市営住宅に住む岡本久行さん(70)と母、ユキヱさん(92)が刃物で切り付けられ、ユキヱさんが死亡。現場に凶器とみられる刃物が残されていた。捜査本部は、目撃情報や防犯カメラ映像などから女性が関与した疑いがあるとみて、4日に事情聴取を始め、殺人と殺人未遂容疑で自宅を家宅捜索した。
http://www.sankei.com/west/news/170506/wst1705060025-n1.html


冤罪と裁判 (講談社現代新書)

冤罪と裁判 (講談社現代新書)

  • 作者: 今村 核
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/18
  • メディア: 新書





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「メーデー・メーデー・メーデー」(メーデーの日に) [ニュース・社会]

きょうは5月1日。メーデーである。労働者が集まる日。集まって労働者の権利を訴える日・・・

・・・と、理解しているつもりだが、本当のところ、よくわかっていない。当方は、出向いたことがないが、公園などで大規模な集会を開くのだろう。

今朝、「グーグル・ニュース」の一覧に出てこないので、メーデーを「検索・ニュース」で調べたら、いろいろ出てきた。ちゃんと、集まってはいるようである。

「労働者」という言葉は、日本語・口語だろうか。「よお、労働者諸君!」とフーテンの寅さんが妹さくらのだんなの働く工場に出向いて、あくせく働く面々にあいさつしていたのを思い出すが、今日、会話のなかで聞くことは絶無であるように思う。決起集会など、特別な場での演説に登場するくらいなのではなかろうか。

「労働者」という言葉が口の端にのぼらないというのは、事実上、労働者であるとの意識が、普通人の感覚から消えているからであるように思いもする。正規、非正規、パートなどの呼称はあるが、労働基準法等での扱いは皆、「労働者」だそうである。そう考えると、ほとんど100%近い個人が「労働者」であろうはずだが、強い自覚をもって「労働者」であることを意識している人はたいへん少ないのではなかろうか。

この世を、弱い立場にある多くの労働者と一つまみの力ある使用者・資本家とに分けて考えるのは妥当であり、労働状況・環境がヒドイなら、使用者・資本家に当然しかるべき要求はなされていくべきであり、その権利を主張すべきだろうが、そもそも「労働者」としての自覚がないのなら、要求もへちまも(発生のしようが)ない。

男はつらいよ―フーテンの寅さん25年の足跡

男はつらいよ―フーテンの寅さん25年の足跡

  • 作者: 松竹
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 1995/09/01
  • メディア: 大型本


ところで、『寅さん』の話。妹さくらのだんなは労働者で、タコ社長は使用者・経営者である。そして、寅さんは、フーテンだ・・・・と、ここまで書いて、自分がそれらの言葉を耳にしないのは、自分もフーテンだからであるような気がしてきた。食べるために労働はしているが、意識のうえでも、働き方でも、労・使のどちらでもない。もちろん事実上「労働者」ではあるが、“あくまでも意識のうえでは”、仕事は労働というより運動の機会であり遊びと心得ているし、基本的に、衣食住の必要が満たされればソレでいいという方なので、労・使・フーテンと分ければ、フーテンに入るように思う。もともと仙人に憧れる方なので、フーテンでなく仙人としておいてもいい。要するに、そんなわけで、当方も、「労働者」意識のない面々のひとりといえる。

雲に乗っての高みの見物ではないが、メーデーでの集会のもようや、「労使間交渉で妥結、賃上げ○○円」などの話を聞くと、仙人の目から見れば、結局のところ株式上場企業の正社員と使用者間の話であって、非正規、パート、アルバイト、それ以下の面々はまったくカヤの外になっているのではないかと思う。中小零細企業の非正規・・・にいたっては、実質的にカヤの外の外なのではあるまいか・・・。

それでも、「連合(日本労働組合総連合会)の組合員数は・・・、28年は 675万3千人」と、『産経ニュース』にあった。当方の予想以上の大人数である。もしかすると、その中には、上場企業以外の中小零細企業の非正規雇用の面々も含まれているのかもしれない。実際のところ、どうなのだろう。当方が知らないだけということか・・・。

『産経ニュース』の記事は〈存在価値薄れつつある「メーデー」「官製春闘」の流れ定着で求心力下がる連合〉と題されていて、結論には〈連合が目指す「組合員数1千万人」の目標は遠のく。連合執行部の苦悩は深い〉、とある。もしかすると、労働者意識のうすい「フーテン」組や零細企業の非正規雇用をも仲間に取り込んで、共闘する姿勢・精神に欠けているために、組合員の増加を図れないでいるように思いもする。実際そのとおりなら、結局のところ、『連合』は一流企業・上場企業の労使間のナレアイ(馴れ合い)組織になっているということなのではないだろうか。それが元で、減少傾向にあるということではないか。

【メーデー】 地下鉄売店の非正規労働者が都庁に突入 人間らしい生活求め
http://tanakaryusaku.jp/2017/05/00015749

存在価値薄れつつある「メーデー」「官製春闘」の流れ定着で求心力下がる連合2017.4.30 22:02更新
http://www.sankei.com/politics/news/170430/plt1704300015-n1.html

上記ニュースは、「右より」といわれる『産経新聞』のネット・サイトによるものだ。そこで一つ強調されている点は、〈昨年死去した初代連合会長の山岸章氏が「連合には賃上げへの本気度が感じられない。もう、連合会長を首相に兼務してもらえ」と自嘲気味に語ったこと〉であるように、思える。(「つづく」部分に全文引用)

労働者の団体が、(財界、使用者、資本家よりの)政府に取り込まれることを「自嘲」なりとも、受け入れてしまうようでは、その団体の行く末は見えている。「連合」という労働者団体だけでなく、メーデー自体にも危機が臨んでいるということなのではないのだろうか。まさに、「メーデー、メーデー、メーデー」・・・である。

いやいやたいへん、前置きが長くなったが、自称「フーテン仙人」で、組合活動などしたことのない当方でも、メーデーで思いに浮かんだフレーズがある。「聞け万国の労働者」という歌の文句である。

政治的な動きすべてについて言えるように思うのだが、自由民権運動のときの「オッペケペー節」など、ほんとうに政治が動いていくときには、共通の歌が歌われるものである。フランス国家の「ラ・マルセイエーズ」をウィキペディアで調べると、「マルセイユの歌とも言う。もとはフランス革命のときの革命歌で、マルセイユの連盟兵(義勇兵)が歌って広めたことからこの名前がある」と、ある。その歌詞の内容をみると、たいへんすさまじい。歌に歌われるのと同じ意志をもつ個人、団体が、ひとりまたひとり、ひとつまたひとつと増加、結合、連帯、共闘していったのではないかと思う。ちょうど、『アラビアのロレンス』が、トルコ軍との戦いに際し、ネフド砂漠をファイサル王子支配下の50人で渡れば、他のアラブ諸部族が途中で加わり大軍となるという確信を言い表し、そのとおりに(映画では)なっていったのと同じようにである。

川上音二郎(作)・オッペケペー節 / 土取利行(唄・演奏)
https://www.youtube.com/watch?v=PzY_vMTnFLY

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ユーチューブを調べたら、「聞け万国の労働者」の全曲・歌詞がアップされている。元歌は、旧制一高寮歌で、軍歌にもなっているという。

古い話だが、戦後すぐの進駐軍在留時代、ゼネラルストライキを計画したものの、マッカーサーの命令により中止になった話を聞いたことがある。食料もままならない時代である。今年の米作は期待できるというニュースが新聞一面トップに躍り出る時代である。それでも、ゼネストは中止になった。

ましてや、ゴミ箱をあさっても生活していけるほどの飽食の時代を享受している日本である。ゴールデンウィークを映画スターなどではなく一労働者が家族して海外旅行を満喫する日本である。そうでなくても、それぞれの立場で、そこそこの生活に満足しているのが実状である。メーデーの存在価値が薄れ、『連合』(日本労働組合総連合会)の求心力下がっても、それは無理もないように思う。

マリー・アントワネットが、「庶民がパンを食べられないというなら、ケーキを食べたらいい」と言ったのがフランス革命の引き金になったという真らしいハナシがあるが、そこからいけば、低糖質食ダイエットで「パン」を敬遠しつつ、「ケーキ」は喜んで食べているのが日本の現状ではないか。もはや、牙を抜かれたオオカミに「労働者」の大半はなっている。

というわけで、メーデーは、遭難信号をだす状況にある。「メーデー・メーデー・メーデー」

「アムール川の」 寮歌:旧制第一高等学校同窓生
https://www.youtube.com/watch?v=PBT_mS74Kms

「聞け万国の労働者(メーデー歌)」
https://www.youtube.com/watch?v=F0d8G35La-I

歩兵の本領
https://www.youtube.com/watch?v=LU1JQsMsP9o

ラ・マルセイエーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%BA

日本労働組合総連合会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E7%B7%8F%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A#.E6.AD.B4.E4.BB.A3.E4.BC.9A.E9.95.B7


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関電と原子力規制委員会は“同じアナのむじな”でいいんかい [ニュース・社会]

『毎日新聞』に

福井・高浜原発再稼働 大阪高裁決定 安全性、新基準丸のみ」の見出し記事

関西電力 は「悪夢が終わった」と大喜びしているもよう。


安全性の新基準を出したのはどこのどなた・・・

丸呑みしたのは、日本の司法

国民にとっては「悪夢」のはじまり・・・


要するに、第一とされている、おカネなんですな・・・


以前書いた記事を思い出した。

うさんくさ~田中俊一原子力規制委員会委員長 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-06-05

安倍のミクスの利益は、自民へ“還流”
麻生氏パーティー券、電力9社が購入 表面化避け分担
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-11-29

************

『福井・高浜原発再稼働 大阪高裁決定 安全性、新基準丸のみ』

関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転を差し止めた昨年3月の大津地裁の仮処分決定を取り消し、再稼働を認めた28日の大阪高裁決定。大阪高裁は安全を主張する関電の説明を認め、新規制基準や避難計画など主な争点に「不合理な点はない」と結論付けた。司法判断は二転三転したものの、関電は経営改善に向け「悪夢が終わった」と歓迎する。原発の運転差し止め訴訟は全国で広がっており、政府や電力会社の「訴訟リスク」はくすぶり続けている。今回の決定が政府の原発回帰路線を後押しするかは不透明だ。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170329/ddm/003/040/145000c#csidxed2c3a81a2d995fa2f903df22713487
Copyright 毎日新聞
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〈残業上限「月100時間」 政労使合意 これは「過労死の合法化」だ〉にナマケモノの糞のようなアドバイス [ニュース・社会]

江戸っ子は、半日しか働かなかった と聞いたことがある。

それで、食っていけるなら、それでよかろうと思う。

それで、ともだちがはじめた料理屋の客の入りがすくないと聞くと、みんなで行って食ってやろうじゃないか・・・と連れ立って出向き、江戸っ子は助けあっていたという。

どこで聞いたか、読んだか、忘れた。見聞きしたところは忘れたが、中身は覚えているところをみると、当方にとって、たいへん望ましく思えることだったにちがいない。

当方は、怠け者の部類かもしれない。以前、ナマケモノの番組があった。アマゾンにいる本物のナマケモノが取り上げられた。体にコケが生えるほどジッと動かないらしい。それでも、良いことをしているとナレーターが言っていた。体を動かすのをたいへん嫌がるくせに、ジャガーなどの天敵のいる危険な地面付近までわざわざ降りてきて糞(簡単にいうと、うんこ)をするのだという。それが、森をゆたかにするという話だった。最近、読んだ本には、鮭が森をゆたかにする話が出ていた。場所はどこだったか忘れたが、クマが鮭の遡上を狙って捕獲して、主に食するのはアタマとたまごで、その他の部分は放置する。それを他の動物が食べる。食べたものは、糞として排出される。微生物が分解する。ナマケモノ同様、クマもわざわざ自分の食事の場所を変えながら、鮭を河川から運んでは食する。それで、森が涵養される。海が森を育てるという話だった。どちらも、見聞きした話なので、正確なことを知りたい方は、確かめてほしい・・・と、確認を人任せにするところも、当方が怠け者の証拠か・・。


どうも、前置きばかり長くなってこまったものだ。本題に入る。

残業上限「月100時間」と聞いたとき、『毎日新聞』見出しと同じことを考えた。「それって、過労死の合法化じゃないの・・・」。「政・労・使 合意」?政界と財界(使う側)はゴルフをともにするくらいの仲良しだから、合意しそうだが、労働者(使われる)側も合意するとは・・・。率直にいえば「バッカじゃなかろうか」と思った。

またまた、長くなりそうだが・・・

むかし、職人のまねごとをしていたことがある。「見習い」などというものがある。職種によっては「追いまわし」などと言われた。いいように親方に使われる。バカにならないと「追いまわし」は到底つとまらない。基本的に職人の世界は、当面の仕事が終われば、それで仕事はおわりであるが、そういう仕事の中にも「ヤリ仕舞い」というものがあった。「きょうはヤリ仕舞いだ」と親方がいう。午後3時だろうが、4時だろうが、ひと段落のキリがつけば終わりである。それで、「ヤリ仕舞い」は「追いまわし」には特にうれしい言葉だ。仕事から解放されたい一心で、懸命にやる。ところが、ひと段落キリがついたのに、仕舞い(終わり)にしないことがある。「見習い」を、バカにしての処遇である。仕事を速くやらせたいので、戯れにそういうことを言うのだ。そういうことをすると、どうなるか。バカになったつもりで仕事はしているが、もともとのバカではもちろんない。だから、バカにされれば、ハラが立つ。そういう職場には、若い者は居つかない。まともな親方のところに早々に動く・・・。

なんであれ、居心地の悪いところには、人は居つかないものだ。最近『電通』過労死のニュースを聞いたときは、気の毒に・・と思うまえに、なんとバカだろうと思った。死ぬ前に、そんなところ辞めればいいだけではないかと思ったからだ。そうできない事情もいろいろあってできないのだろうが、自分のイノチは自分で守るしかないではないか。

残業時間・上限が決まって、実のところ、皆さん、どう思っているのだろう。「月100時間で、とどめて下さり、ありがとうございます」と言うのだろうか・・・。GNPや、企業収益は、上がっても、自分の命は一つしかありませんよ、と怠け者は言いたい。バカにはなっても、バカにされるなと言いたい。

このアドバイス、ナマケモノの糞のようなもの、か・・・。


残業上限「月100時間」 政労使合意 これは「過労死の合法化」だ
http://mainichi.jp/articles/20170327/dde/012/010/011000c


ナマケモノの不思議な生きる術―生き物たちの驚きのシステム (講談社プラスアルファ文庫)

ナマケモノの不思議な生きる術―生き物たちの驚きのシステム (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 本川 達雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 文庫



川を歩いて、森へ

川を歩いて、森へ

  • 作者: 天野 礼子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/08
  • メディア: 単行本


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政治家も役人もウラで何をやってるかわからない [ニュース・社会]

アベ首相夫人のことで、なにやら騒がしい。どうも土地をめぐる問題らしい。

築地移転問題は、まさに土地がらみでカネがおおきく動く問題だが、アキエ夫人のは、学校がらみの土地がらみで、日本の道徳もからんでくる。

そういえば、文科省のウラ口就職(天下り)も、将来を担う人々の前に日本の道徳レベルを失墜させた。まさに、「モラル」の本来の意味・語源は「習慣」であることを知らせたという点で、教育的効果抜群ではあった。もっとも、そんな習慣が世の中まかり通ってはこまるわけだが、実際、通っているのだからコマッタモノだ。

そんな中、渦中に名前が上がって来たコウノイケ氏は、いつぞやの強行採決時の議長氏である。これから、どう展開するのやら。

落語「鴻池(コウノイケ)の犬」を強行採決で思い出した 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20


こちらは、政治は面倒くさい。かと言って、人間も面倒くさくなると、なにかと困るので、ここのところ本ばかり読んでいる。それでも、ニュースをちらちらと見る。そんな中、ネット上、こんな情報をみつけた。アベ首相アキエ夫人の問題どころではないという。

このニュースは、首相とゴルフに連れ立って歩く社長さんたちのいる大手新聞に掲載されることはないだろう。世論が大騒ぎでもしなければ、闇に埋もれるのであろう・・・。


【今治発・アベ疑獄】36億円の市有地を首相のお友達学園に無償譲渡 http://tanakaryusaku.jp/2017/03/00015446

追記:日刊ゲンダイも記事を出してきた
第2の森友か 首相親友の学校法人に36億円の土地無償譲渡
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200706


権力に迫る「調査報道」 原発事故、パナマ文書、日米安保をどう報じたか

権力に迫る「調査報道」 原発事故、パナマ文書、日米安保をどう報じたか




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ボブ・ディラン、ノーベル文学賞 [ニュース・社会]

ボブ・ディランにノーベル文学賞が授与されるという。しばらく前から候補に挙げられていなかったか。挙げられていたように思う。

とうとう、もらうのか・・と思うが、ディランは、すなおに授賞式に出席し、受け取るだろうか。なにか、当方はソチラの方が興味がある。

なんのかの言って、辞退するように思うのだ。そうしてくれた方が、ディランらしいように思う。

もっとも、授与する側も、そのあたりはチェック済みで、辞退するような人物であれば、そもそも授与の発表はしないようにも思う。

そうであれば、授賞式で、ひとつヒネッタ挨拶でもして、やっぱりディランだと思わせてほしいところ。

ディランの受賞は、ウィンストン・チャーチルのノーベル文学賞と同じくらいのインパクトがあるように思う。


ボブ・ディラン、デビュー50周年
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12


第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)

第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)

  • 作者: ウィンストン・S. チャーチル
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 文庫



欲望

欲望




ボブ・ディラン全詩集 1962-2001

ボブ・ディラン全詩集 1962-2001

  • 作者: ボブ・ディラン
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2005/10/29
  • メディア: 大型本


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本日は報道写真家ロバート・キャパの亡くなった日(あわせて、その「後継者」と目された人物のこと) [ニュース・社会]

今朝、NHKラジオの「きょうは何の日」で、報道カメラマン:ロバート・キャパが戦地取材中に地雷に触れ死亡した日・・と報じられていた。

ロバート・キャパ(wikipediaから)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%91


ちょうど、日本人で「キャパの後を継ぐ」と目されていた人物の評伝+思想を紹介する本を読んでいたところなので、いつものことながら、「めぐり合わせ」を感じている。

「めぐり合わせ」の不思議
(「サトル・ボディのユング心理学」から)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-04-26


その人物とは、岡村昭彦。その本とは・・・


岡村昭彦と死の思想――「いのち」を語り継ぐ場としてのホスピス

岡村昭彦と死の思想――「いのち」を語り継ぐ場としてのホスピス

  • 作者: 高草木 光一
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/01/27
  • メディア: 単行本




著者 高草木光一は、学生時代、NHKのインタビュー番組を荻窪の安食堂のテレビで見て、釘付けになり、その後も、知らず知らずその影響下にある自分を20年後発見し、自分を掌中にしているかにみえる岡村を徹底的に分析し、いつか岡村昭彦論を書かねばならないと決意したという。

『訪問インタビュー 岡村昭彦』(NHK1984年)
naochi S さんによる投稿
https://www.youtube.com/watch?v=HBDi1kP74pk


スケールのたいへん大きい人物である。「鞘」に収まっている人間には、ギラギラした「抜き身の刀」に見えることだろう。当時、環境問題にも首をつっこみ、地元の漁民たちからは「兄貴」と慕われていたという。そんな印象から、『椿三十郎』を思い出した。御家騒動の渦中、若いサムライたちの先頭に立った三十郎。結局、「鞘」には収まりきらず、御家に留まることはできなかった。

カメラの技術などなくても、ベトナムに渡る。思想さえあれば・・・、写真は撮れる。被差別民の部落に住む。ホスピスの源流をさぐるためにアイルランドに渡る。そこはイギリスに植民地とされ差別を受けてきた土地だ。ジョナサン・スウィフトの開設した病院も訪ねる・・・。そのようにして、岡村の「いのちの思想」ははぐくまれてゆく。それは、さらなる発展を遂げる。

多くの人と同じく、当方も、ベトナム戦争を取材した報道(戦場)カメラマンのひとりとしてしか岡村を認知していなかったので、「いのちの思想家」また実践家としての姿を(高草木の本をとおして、はじめて)知り、たいへん驚いた。そのホスピスの思想は、終末期医療の枠を超え、精神病院改革やコミュニティー(社会)改革も視野に入っていた。病院の医師と患者の関係を上下の関係から解放し、入院と同時にパジャマを着せ、病院というシステムのなかで、「患者」の健康な部分よりも病気に注目し、「患者」をいよいよ病人に造り変える医療の在り方に疑問を投げかけ、長野の病院にボランティアで出かけ良い結果を得ていた。それが、なんと30年も前の話である。驚くほど、先を岡村は走っていたことになる。

時代の最先端走る《エホバの証人》の輸血拒否
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2008-02-29-1


残念なことに、このギラギラした男は、インタビューを受けた翌年(放送の半年後)、敗血症で亡くなる。それでも今日、映像のなかで、挑発してくる。その点、三十郎とは異なる。「いい刀は鞘に収まってるもんだ」などとは言わない。

インタビューの最後で言う。

ぼくなんかぁ、人生ってのはどこでひきあうかわからないと思ってるわけ。だけども、あの時やっとけばよかったなってなことだけは思って死にたくないのよ。人がなんと言おうとやるたけのことはやっとこうと思ってるから・・。みんなそういうふうにして自分の力を出さないんだ・・。やりたいことやらないと体にわるいよ・・


レビュー『岡村昭彦と死の思想』高草木光一著
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2016-05-23

ホスピスと反権力 (『岡村昭彦と死の思想』高草木光一著から)
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2016-05-24

定本 ホスピスへの遠い道―現代ホスピスのバックグラウンドを知るために

定本 ホスピスへの遠い道―現代ホスピスのバックグラウンドを知るために

  • 作者: 岡村 昭彦
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1999/11/30
  • メディア: 単行本



椿三十郎[東宝DVD名作セレクション]

椿三十郎[東宝DVD名作セレクション]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



カッコーの巣の上で [DVD]

カッコーの巣の上で [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



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三菱自動車だけ・・? ダイハツやスズキも、あるいは・・ [ニュース・社会]

三菱自動車の燃費ゴマカシがクローズアップされ、ついには社長辞任に至ったが、

TNP などと低燃費をうたって率先したダイハツ、そして、それと競合するスズキも、燃費操作など決してしてイナイとはたして言えるのだろうか・・・。

そもそも、カタログに載せている燃費は、自社で調査したものをオカミに報告しているだけのものであって、いわゆるオオヤケの第三者による検査に依存していないような話しむきである。

ダイハツからタントが出始めたとき、ちょうどわが家の車も買い替えの時期にあたり食指が動いたが、タントを買った方などに聞くと、16km/L程度の話で、ナンダーと思ったことがある。たしか、26kmや28kmは走るという話しのハズだったが、ソンナモンカーと思って、買うのをヤメタ。

同じく、スズキのパレットもそんな感じで、購入した知人いわく「話し半分ダヨ~ン」というものであった。

http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2012-05-28

本日のニュースに、ダイハツのお偉方(専務)が顔を出し、うちはそんなことはナイようなことを言っているが、外部から徹底調査したら(燃費そのものより、そのオカミへの報告の仕方において)、大嘘こいてる なんてことがあるかもしれない。

なんだか、あっちもこっちもウソばっかの世の中になりました・・・

**********

ダイハツ 松下専務「法令遵守最優先でやってきている」…燃費データ不正問題
2016年4月27日(水) 14時55分
http://response.jp/article/2016/04/27/274333.html

軽自動車の最大手であるダイハツ工業の松下範至専務執行役員は4月27日に都内で開いた決算発表会見で、燃費データの不正問題に関連し「われわれは法令遵守最優先でやってきている」と、強調した。

燃費測定のためのデータ試験について、松下専務は「もちろん、きちんとやってきている」と言及。そのうえで現在、国土交通省の指示で進めている社内調査について「5月18日の報告へ向けて、改めて確認しているところだ」と述べた。

激しさが増している軽自動車の燃費競争については「求めやすく、維持費も安いクルマを求められるお客様は多い。燃費への期待もある」と、市場の要請が高いとの見方を示した。同社としてはコンプライアンスを大前提に「良品廉価の商品を出すことに最大限努力したい」と語った


背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?

背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?

  • 作者: ウイリアム・ブロード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: 単行本



捏造の科学者 STAP細胞事件

捏造の科学者 STAP細胞事件

  • 作者: 須田 桃子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/01/07
  • メディア: 単行本



精神と世間と虚偽 ―混迷の時代に知っておきたい本

精神と世間と虚偽 ―混迷の時代に知っておきたい本

  • 作者: 山本 七平
  • 出版社/メーカー: さくら舎
  • 発売日: 2016/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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こっちで最高裁が謝罪するなら、あっちも謝罪すべきではないかと思うのですが・・・ [ニュース・社会]

最高裁が、特別に謝罪したという。

最近の不祥事で社長たちがよくやるように、最高裁事務総長(司法行政の事務方のトップ)が、型どおりに体を曲げている。

http://www.asahi.com/articles/ASJ4T4RCSJ4TUTIL02Z.html

こっちとは、ハンセン病患者たちへの扱いに関してだが・・・

そっちで謝ることができるなら、あっちも謝ることができるのではないか・・・と、思うのだ。


こっちは司法に詳しくなく、しかも、直感(観)でモノ申しているのだが・・・

あっちとは、つまり、こっちのこと・・・、 

「司法官総ぐるみの国家犯罪」と目される横浜事件のことだ。

横浜事件は決して過去の出来事ではない
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Japanmilitarism/yokohama_jiken.htm

[PDF]小平克「『横浜事件』第4次再審請求が意図するもの」
http://homepage3.nifty.com/izumi-tsushin/yokohama-jiken-4ji-saisinseikyuu.pdf

当該ブログ「横浜事件」関連記事
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6


それと、他にもある。沖縄密約漏えい(西山)事件』についても、そうだ。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305197846-1


・・・という具合に、挙げたらキリがなくなるので、みずからのボロを隠し続けるためにも、これまで謝ることを最高裁は拒んできたのだろうか・・・



横浜事件―言論弾圧の構図 (岩波ブックレット)

横浜事件―言論弾圧の構図 (岩波ブックレット)

  • 作者: 海老原 光義
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1987/01/20
  • メディア: 単行本



崩壊している司法  横浜事件再審免訴判決と仕事をしない裁判官たち

崩壊している司法 横浜事件再審免訴判決と仕事をしない裁判官たち

  • 作者: 吉永満夫
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: 単行本



横浜事件・再審裁判とは何だったのか―権力犯罪・虚構の解明に挑んだ24年

横浜事件・再審裁判とは何だったのか―権力犯罪・虚構の解明に挑んだ24年

  • 作者: 大川 隆司
  • 出版社/メーカー: 高文研
  • 発売日: 2011/10
  • メディア: 単行本


つづく


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くまモン大丈夫 ?! (地震大国で原発をつくりつづけてきた愚かしさ) [ニュース・社会]

早朝、熊本の地震を知る。震度7に驚いた。

ニュースを聞いて、まず思ったのは、原発のこと。現地の皆さんのこと。

「原発」とはつまり川内原発のことで、同じ九州でも熊本ではなく、鹿児島にある。それでも、思いに浮かんだのは、「原発」のことだった。地震で発生する個々の被害ウンヌンより、原発事故による影響の甚大さを考えると、現地の方にはたいへん申し訳ないが、実際問題として個々の被害よりも原発の方が先になってしまう。

あらためて、日本の国土に原発を数々つくってきたことの愚かさを感じる。しかも、その愚かしさを、賢い人たちほど認めたがらない。愚かなことである。

その程度のことはくまモンでもわかると思うのだが、いかにも フォリー(folly)である。 http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2011-06-10


今、くまモンがツウィートしているかと見てみたら、それどころではないみたいだ。

そうだよなあ・・・

くまモン大丈夫?!

https://twitter.com/55_kumamon?lang=ja



"folly" を含む当該ブログ過去記事
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=folly

熊本で震度7! 川内原発にこの規模の地震が直撃していたら...再稼働した原発の甘すぎる地震対策
LITERA 4月15日(金)8時0分
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0415/ltr_160415_9095747589.html
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『花燃ゆ』 蚊取モトヒコの銅像に、公金1000万拠出する? [ニュース・社会]

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』を当方見ていない。見ていないから、見ていない程度の評価しかできない。そういう人間だから、『花燃ゆ』を見た人が価値を置くことも、ツマラナク見えたりもする。どう(銅)でもいいことに、カネ(金)をかけるなんざあ「愚の骨頂」に思える。

それは、単に、当方が愚にもつかない程度の人間であることからくる判断なのかもしれない。斯様に、人の思いはイロイロである。公金を用いて、ある人物の銅像をつくることに反対意見をもつ人がいても当然である。公金を支払っていると自覚する人であれば、ナオサラである。一言も二言も言いたくなるにちがいない。

歴代大河ドラマのなかでも視聴率が低い方から数えたほうが速く(最低?)、特に群馬ロケに入ってからなお低迷したというドラマである。その人物の銅像を作ってなんになろう・・と、見ていない人間は思うのである。初代群馬県令「カトリもとひこ」などと聞いても、そういう人間からすれば〈「蚊取」線香の発案者?〉くらいにしか思えない。蚊取の発案者が特定できるなら、その人の方がはるかに銅像に値するようにも思うのだ。

そうした人物に公金1000万円を投じるなど、やはり群馬の人間は、日本一の「お馬カ」県なのではあるまいか・・と見ていない人間は思うのである。

「馬の国」の政治家、佐田さんのお沙汰とオブツ優子さんのおウワサ http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-11-25-1


カトリもとひこ銅像、公金拠出のハナシは、群馬というより、県庁所在地である前橋市のはなしだ。そんなだから、前橋は、いつも高崎の後塵を拝すような土地になってしまうのだろう。


坂本龍馬の像は有名だ。昭和3年創建だそうである。龍馬は、司馬遼太郎が小説『竜馬がゆく』で取り上げるまでは、それほど評価されていなかったように聞く。少なくとも全国区レベルの人物ではなかった。小説家司馬遼太郎が、龍馬に光をあて、NHK大河ドラマで放映され、いよいよ脚光を浴び、全国区的存在になった。実際、高知県桂浜にある坂本龍馬像に会うために出かけ、その視線のゆく先を追い、血を燃やし、人生を築いていった人はけっこういる。武田鉄也もそうだと聞く。それほどの人物であれば、たしかに観光資源にもなるだろう。しかし、逆に、それほど、敬愛する人物の像を、当初から観光目当てで建てられるのは、本当にその人物を敬愛する人からみればたいへん迷惑なはなしかもしれない。あくまでも、業績を顕彰し、その陰・陽の徳を知らしめるためにそうすることを望むはずだ。

カトリもとひこについてはどうだろう。確かに、それなり業績はあるのだろう。それは顕彰するに値することなのかもしれない。しかし、銅像を建てる目的が観光客を呼び込むことであるということなら、箸にも棒にもかからねえ馬鹿と、言われてもしようがないことであるように思う。坂本龍馬ほどの魅力のないことは明白だろうからだ。魅力があるなら、大河ドラマの視聴率が低迷することもなかったろう。

前橋から出た人物で、他に銅像になる人はいくらでもいるはずだ。まだ、上泉伊勢守(宮本武蔵、塚原卜伝、などと並び称される人物)の銅像でもつくった方が、観光資源にはなるだろう。

カトリでは、カ(蚊)どころか、モト(元)も取れないにちがいない。

銅像なぞ、有志が自分のカネで、建てればいいだけの話に思う。

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坂本龍馬像
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/39/ryomazou.html


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以下、毎日新聞2016年3月22日 地方版から


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