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イノベーション生む風土(日経産業新聞記事から)ロッシェル・カップ [ニュース・社会]

日経産業新聞に、『イノベーション生む風土』と題して、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長:ロッシェル・カップ氏が記している。なるほど、そのような風土・土壌・気風があれば、イノベーションの種も育つだろうように思う。

ところで、最近の日本語にはカタカナ表記が多くて困る。中国人留学生も困っていると聞く。日本語だと思って一生懸命調べていたら、外来語であることに気づいてナンダということになるらしい。やまと言葉に、中国語が文字として入り、こんどは英語その他である。日本語の語彙は、多くが輸入品である。

・・・など余計な言葉を連ねているが、要するに当方は「イノベーション」の何たるかを知らないのである。それで、調べると、「技術革新」とある。なら、最初から「技術革新」と表記すればイイではないかと思うが、ウィキペディをみると、「イノベーションは、1911年に、オーストリア出身の経済学者であるヨーゼフ・シュンペーターによって、初めて定義された。」などという説明まで付いている。要するに、たいへん深い意味でも、軽い意味でも使いうるということなのだろう。まあ、新しいモノ・コトを生み出すことくらいに思えばイイのかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

またまた前置きが長くなった。

ロッシェル・カップ女史の率いる「ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング」社のホームページをみると、異文化交流事業ということになるのだろうか。ビジネス面での支援事業でもあるらしい。
http://japanintercultural.com/ja/home/default.aspx

その女社長が、シリコンバレーについて書いている。

以下、要約しようと思ったが、オモシロイので全文引用する。
(強調は環虚洞による)

*************
『イノベーション生む風土』

シリコンバレーの企業のイノベーション、はいつも羨望の的である。しかし、シリコンバレーの企業が重点を置いているのは、何かの技術といったようなものだけではない。彼らが今、力を注いでいるのはチームの働き方と風土である。

チームにおける良い人間関係を促進するために、シリコンバレーの企業は様々な方策をとっている。会話や打ち合わせをしやすいオフィスデザインにお金をかけたり、意見交換やチームビルディングを目的とする「オフサイト」ミーティングをリゾート地で開いたりしている。メンバー同士のやり取りはイノベーションを生み出すために非常に重要だと思われている。

目に見えないものも重視されている。それは「サイコロジカルセーフティー(心理的安全性)」という概念だ。この言葉をシリコンバレーに紹介したといわれているのがグーグルだ。

彼らは会社を良くしようとする活動の一環として、社内でもっともパフォーマンスの高いチームとパフォーマンスの低いチームの違いを分析した。構成メンバーの優秀さが決め手になるだろうという予想に反し、実際にはそのような結果にならなかった。もっとも重要な要素はチームメンバーがどうやってお互いに接しているかであった。

ミーティングは発言しやすい環境なのか、間違いをオープンに話せる雰囲気になっているのか、臆せずに質問や発言をできるようになっているのか。グーグルはこうした基準をもとに心理的安全性という名前をつけ、分析結果を公にした。

このコンセプトの推進者は、ハーバード大学ビジネススクールのエイミー・エドモンソン氏だ。グーグルは彼女の研究を参照していた。彼女による定義はこうだ。「そのグループのなかではリスクをとっても安全であるということをチームメンバーが共通に信じている状態。また発言しても恥をかかせられたり、拒否されたり、懲罰されたりすることはないという自信でもある」

その環境では、質問したり、助けを求めたり、提案を出したり、新しいことにトライしたり、フィードバックを求めたりすることが積極的にできる。そうした行動は健全なチームワークに貢献する。だから心理的安全性のあるチームはパフォーマンスが高い。

心理的安全性のあるチームでは、失敗から学んで創造性とイノベーションを生み出せる。そうでないチームでは、皆が無難なことを言うだけになり、イノベーションが生まれない。

心理的安全性を生み出すには、以下のような行動が役立つ。 

① 失敗を非難をしない。

② プロジェクトがうまくいかなくても、それにかかわっていた人たちの努力に感謝する。

③ 違った意見を表明した人に感謝する。

④ 発言の少ない人に発言を促す。

④ ミーティングで参加者に自分が最近とったリスクを報告してもらう。

イノベーションを起こしたいのであれば、まず自社の管理職がどのようにチームを管理しているのかを考えるべきなのだ。

(日経産業新聞 11・14・p20)
*****引用ここまで*****

「サイコロジカルセーフティー」。

どんな集団でもたいへん役立つ概念であると思う。

「目に見えない」「心理的安全性」が醸し出されている組織集団は、たいへん産出的なものとなるに違いない。



日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法

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  • 作者: ロッシェル・カップ
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2017/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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  • 作者: エイミー・C・エドモンドソン
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2014/05/24
  • メディア: 単行本




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イオンは社会貢献、環境への配慮でずば抜けている(日経MJの記事から) [ニュース・社会]

日経流通新聞にイオングループの記事がでている。ドラッグストアのウエルシアや食品スーパーは好調だが、総合スーパー(GMS)部門が苦戦しているという。セブン&アイの後塵を拝しているという。

だが、《「隠された価値」収益転稼を》という囲み記事を見て、応援したくなった。


以下、全文引用
(『日経流通新聞』11・12・p5)

************

国内流通2強とされるイオンとセブン&アイ・ホールディングス。利益率などではイオンはセブン&アイの後じんを拝している。しかし、地域社会への貢献や環境への配慮など、業績には表れにくい分野での取り組みの価値を無視することはできない。

福島県広野町。東日本大震災後、非難指示区域となっていた双葉郡で初めてスーパーを開業したのはイオンだった。住民が少なく、個店での採算の確保が厳しいのは明らかだ。「地元企業にも断られた」(広野町関係者)案件に対し、イオンは2015年に出店を決めた。「スーパーがなければ、戻る人も戻れない」(村上教行東北代表)

16年の熊本地震の際、発災後の1カ月弱でイオンが被災地に送ったおにぎりや飲料、日用品などの支援物資は合計で約350万個に上る。ライバルのセブン&アイは8万2000個。災害時に防災拠点となる大型ショッピングセンター(SC)も20年までに100カ所にする。

環境への配慮も、国内大手企業の中でトップクラスだ。持続的な水産業を実現するための国際認証である「ASC」や「MSC」を取得した独自商品の数は53品目と、流通業では飛び抜けた存在。環境負荷を抑えたオーガニック商品の生産・販売にも注力する。

全国に大型施設を多く持つイオンには行政からの要望も多い。ただ、そうした有形無形の貢献がビジネスの足かせと捉えられることもある。財務諸表には載らない自社の「隠れた価値」をどうアピールし、戦略的にファンを育てていくか。経営理念を収益や競争力に転嫁するプランも必要だ。

****引用ここまで****

会社の値打ちが、収益の大だけでなく、社会貢献の大で計られるようになればケッコウに思った。もっとも、そのようなところはなかなか目に留まらない。

それでも、見る人はチャンと見ている。

密かになされる善行は、神の目にも留まる。

イエス・キリストの『山上の垂訓』のなかには、次のような言葉もある。

「人に注目されようとして自分の義を人の前で行なうことがないようによく注意しなさい。そうでないと,天におられるあなた方の父のもとであなた方に報いはありません。 ゆえに,憐れみの施しをするときには,偽善者たちが人から栄光を受けようとして会堂や街路でするように,自分の前にラッパを吹いてはなりません。あなた方に真実に言いますが,彼らは自分の報いを全部受けているのです。 しかしあなたは,憐れみの施しをする際,あなたの右の手がしていることを左の手に知らせてはなりません。 あなたの憐れみの施しがひそかになされるためです。そうすれば,ひそかに見ておられるあなたの父が報いてくださるでしょう。」(マタイ6:1~4)



イオンの社長:岡田元也氏の著作はないかとアマゾンで検索したところ、父親である卓也氏の著作が目にとまった。「ウィキペディア」を調べて、当方はじめて知ったのだが、民進党代表もつとめた(現・「無所属の会」の)岡田克也氏は、イオン創業者である卓也氏の次男。イオン社長の元也氏は長兄とのこと。



小売業の繁栄は平和の象徴 私の履歴書 (日経文芸文庫)

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  • 作者: 岡田 卓也
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: 文庫




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フランス人曰く《改めて思う「不思議な国」》 [ニュース・社会]

昨日更新で、「魔女」について記した。レイプ被害者の詩織さんを「魔女」扱いした。

そんなこと全然認知せずに書いていたのだが、昨日は「ハロウィン」だった。「ハロウィン」に魔女や悪魔はツキモノである。きっと、本人の知らないところで、つまり潜在意識が反応しているのだろう。

そもそも、書き出した時点で、結末をどのように締めくくるかを決めていない。書き出した流れで書いているだけである。そうした中で、書く時点で気づかないでいたことに気づいたりする、そのような発見があるのが文章を書く楽しみのひとつでもあるように思っている。

きょうの『毎日新聞』に「外国人が見た衆院選」という記事があり、3人の外国人の談話が掲載された。そのうち、フランス人の談話が面白かったので、以下に記そうと思う。

フランス人はオモシロイ。日本人でも、フランス文学やフランス語を深く学んだ方々の書くモノは面白く感じることが多く、たぶんフランス語の影響が思考・思想にまで及んで面白くなるのではないかと、勝手に思っている。石川淳、坂口安吾、開高健・・・挙げたらきりがない。

もっとも時に、その感覚を奇妙に思うこともあるが、それはやはり自分が日本人だからなのだろうと思う。奇妙に思えるほどの感覚の違いがあるからこそ、その指摘や批判がコタエルのだろう。コタエルだけの内容を持つからこそ、意味があるものとして認知され、オモシロイということにもなるのだろう。

しかし、「奇妙=オモシロイ」という図式ではなく、「奇妙=異端」などとなると、排除や差別や憎悪の対象となりもする。

フランス人ジャーナリスト:西村・プペ・カリンさんの談話を全文そのまま以下に引用する。その目線から日本を見ると、「不思議な国」に思えるという。

皆さんは、読んでオモシロイと思うか、それとも、異端と感じるか。昨日につづいて言うなら、考えよう・見ようによっては、西村・プペ・カリンさんも「魔女」のひとりということになる。

いずれにしろ、物事は多角的にいろいろな視点で見ることができるに越したことはない。

**以下引用(強調部分は環虚洞による)**

改めて思う「不思議な国」 
西村・プペ・カリン、仏ジャーナリスト

日本で15年ほど暮らしているが、改めて「不思議な国だ」と実感した。まず安倍晋三首相がなぜ突然、衆院を解散したのか、いまだによく分からない。フランスでは大統領に国民議会(下院)解散権があるが、1997年以来、行使していない。議会運営が困難になるなど、よほどの時にしか行使されない。安倍首相は「少子化対策のため消費増税の使途を変更したい」と説明したが、適当な理由だろうか。それよりも働き方改革や保育所の拡充を急いだ方が早い。

解散発表の直前に小池百合子東京都知事が新党「希望の党」の代表への就任を宣言しながら選挙に出なかったのも、民進党が自ら解党状態を選んだのも不思議だった。さらに、選挙中も内閣支持率は支持よりも不支持の方が高かったにもかかわらず、与党で3分の2以上の議席を獲得した。記事で起きたことを書くことはできても、「なぜなのか」という解説を書くのが難しくて困っている。

「台風の目」となった小池代表だったが、「上から目線」と見られがちな性格で、「排除」という言葉を使ったのが誤算だった。どれほどの女性票が(小池氏支持に)動いたのか気になる。ただ魅力ある政治家ではあり、将来の首相候補になる可能性はあると思う。

選挙を通して感じたのは、やはり日本では若い政治家の台頭は難しいということだ。39歳で当選したマクロン仏大統領や43歳で就任したカナダのトルドー首相など主要7カ国(G7)諸国でも近年、若い世代がトップに就いているが、日本では当面はないだろう。入社して20年しないと管理職になれないような年功序列型の古い習慣が根強く残っているためだ。しかし、インターネットの普及で世界は劇的に変化している。グローバルな動きに対応するにはある程度、若い世代でないと難しい。

若者の政治や社会への関心が薄いのも問題だ。フランスでは子どもも家庭や学校、クラスの中で政治を議論する。10歳の時にミッテラン大統領が当選した際の盛り上がりは今でも覚えている。だが、日本では子どもが政治を語るのはタブーだ。

昨年から18歳投票が始まったのはいいことだが、今回、若者の約5割が自民党に投票したという。自民党の政策を支持しているというより、現状で満足しているようだ。これは安心、安定、安全を重視し、リスクを取ろうとしない若者の傾向の表れではないか。しかし、リスクがあるからこそチャンスもある。リスクがない人生はつまらない。もっと自信を持って自分の考えで人生を選べる環境を作ればいいのではないかと思う。

今後、憲法改正が大きな政治テーマになるだろう。何をどう改正するのか。外国人が介入することではないが、9条の存在は他国にはない「強み」であることだけは指摘しておきたい。その上で日本国民が決めることは尊重したい。国民投票は選挙以上に国民一人一人の考えが直接、結果に反映される。安易に政府に任せるのではなく、しっかりと自分の考えを持って投票する。意見を政策に生かす貴重な機会を有効に使ってほしい。【聞き手・森忠彦】

(『毎日新聞』統12版 11月1日 13面から)

***引用、ここまで***

「明晰」さを求めるフランス人の精神からいって、「説明困難」であるとは、たいへんコマッタことであるにちがいない。説明不可の不思議が日本では妖怪のごとく横行している。

『自由人の条件』開高健(その1)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-03-29


ついでに記す。レイプ被害者:詩織さんの記事が、フランスの新聞『ル・モンド』に出ている。

当方は読めない。が、きっと、国家的・奇妙な扱いが被害者に対しなされていると記されてあるのだろう。


Le combat de Shiori Ito, agressée sexuellement dans un Japon indifférent En savoir plus sur http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2017/10/30/le-combat-de-shiori-ito-agressee-sexuellement-dans-un-japon-indifferent_5207682_3216.html#DZFKpHQeIL1x8TVQ.99


『ル・モンド』から世界を読む 2001-2016 // 加藤 晴久著 藤原書店
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2017-01-07


『ル・モンド』から世界を読む 2001-2016

『ル・モンド』から世界を読む 2001-2016

  • 作者: 加藤 晴久
  • 出版社/メーカー: 藤原書店
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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レイプ被害の「詩織さん」は魔女か? [ニュース・社会]


人間はだまされる―フェイクニュースを見分けるには (世界をカエル―10代からの羅針盤)

人間はだまされる―フェイクニュースを見分けるには (世界をカエル―10代からの羅針盤)

  • 作者: 三浦 準司
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2017/06/01
  • メディア: 単行本



たしか上の本だと思う。いろいろ読んでいるので出典がどこか忘れてしまったのだが、ある国で起きた少女に関する虐待・レイプ(だったか?)のニュースが同情やいきどおりを引き起こし、世界を巻き込むほどのものであったのに、実際には、その国に少女は滞在することも出国することもなかったという話しだったと思う。それほど、世間を騒がせたニュースが、事実ではなく、まったくの作り話しだったとあった。だから、すぐに「ニュース」に踊らされるのは禁物だと思った次第である。

ある世界的な宗教雑誌に、少女(それも2、3歳)ががれきの中に取り残され、途方にくれて泣いている場面が表紙を飾ったことがあった。たいへん同情をそそられるものだった。ところが、それは雑誌のために撮影されたものであることを、あとで知った。そのメイキング風景が動画で紹介された。女の子は、撮影上の指示を受け、りっぱにそれに応じていた。しょうじきマイッタ。うなりもした。その年にして、大人を騙していたのである。

また、同じ雑誌の表紙に、東京駅・八重洲でのビジネスマンへの伝道風景が出たことがある。いかにも、都会の洗練された風景で、その雑踏のなかでも、奉仕活動がなされていることに感心した。その雑誌の提供される世界中の土地の誰しもが、そのように思ったことだろう。しかし、そのビジネスマンの横顔をよくよく見たら、当方の知る人物であった。伝道する者も伝道される者も、おなじ団体に属している信者であった。

たぶん、撮影者の権利や「肖像権」など法律上の問題もあって、まったく見知らぬ人を出すわけにはいかないということもあって「演出された」ということなのだろう。それで、それ以来、そのような「演出」(ワルク解釈し、言い方を変えれば「カタリ」や「ヤラセ」)を、真実を標榜する宗教雑誌が公にすることがあっても驚かないことにしている。

さて、以上は前置きで、書こうと思うのは、「詩織さん」のレイプ事件のことである。

詩織さんのことを、自分を世間に売り出すために安倍首相に近い人物を訴え出た「カタリ」の類として取り扱う人も少なくないようだ。が、どうも詩織さんの語る内容は事実のようである。レイプを公表することによる、そのような2次被害にさらされながら、詩織さんは同様のレイプ被害者たちの代表として立ち上がったといっていいだろう。

しかも詩織さんの事件は、単なるレイプ事件ではない。その後がある。暴行相手は権力を利用し、また、権力は自分への波及をおそれて、官憲によるモミケシを図り、実際たくみにモミケシた。日本社会には、そうした慣行が立派にあることを示している。


当方未読だが、詳しい事実関係は、詩織さんの近著『ブラックボックス』で確かめることができるにちがいない。「日本外国特派員協会」での会見に応じ、公に身をさらして、正直に語ろうとしているその様子から、その語りを信頼していいように思う。

。詩織さん会見(「日本外国特派員協会」で (通訳付き)https://www.youtube.com/watch?v=9WOxkXn1PkQ


Black Box

Black Box

  • 作者: 伊藤 詩織
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/10/18
  • メディア: 単行本



片や、犯行に及んだとされる人物は、報道されている期間ずっと公に出ることなく、「不起訴」となった途端に、コメントを発表した。起訴するだけの証拠がないということで、不起訴となったと思うが、まったく証拠が無いわけではないはずである。疑惑は大いに残る。それにも係わらず、そのことには、一切触れていない。報道されたことで「名誉を傷つけられた。事案によっては法的措置も検討してい」るということだけである。
https://snjpn.net/archives/31473

最近、選挙で落選した豊田真由子女史は、秘書にハゲと呶鳴り、背中を蹴ったなどの暴行によって書類送検とあいなった。被害者の今後の対応しだいでは「起訴」され執行猶予付きの有罪判決となる可能性もある。受けたキズにおいて、豊田女史の秘書よりはるかに大きなキズを詩織さんは受けているはずである。それにも、かかわらず、詩織さんの加害者は(一時「逮捕状」まで出ていたにも関わらず、警察より上のレベルが介入してその執行は停止となり・・・)「不起訴相当」である。

権力というのはコワイものである。権力の側に付きたい気持ちは分からないでもない。「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」である。「巻かれ」て「陰」にいれば、刑務所の塀の内側に落ちるのを免れることも可能となりうる。

しかし、真実は真実だ。異端審問の場で裁かれようが、非とされようが、ガリレオの言うように「それでも地球は回る」のである。

逆に、異端審問の場で、裁きの座に座ろうが、是認されようが、不真実は不真実であり、道徳的に非とされる行為はどこまでいっても非とされる。

異端審問官たちによって「起訴に値しない」とされた人物を、いまだ犯罪者あつかいしている詩織さんは、中世的発想でいけば「魔女あつかいされて」当然の女性となるのであろう。その中傷と虚言で、中世の暗黒時代なら、火あぶりにされるにちがいない。

同様の被害に合った女性たちもまた、正義の暴行者のまえで「魔女」ということになる。

暴行した男は、世間的に非とされず、暴行された方は、みな火炙りとなる。

事実、多くの女性たちがレイプされ、その2次被害を受けてもいる。

しかし、ほんとうにそれでイイのだろうか。


「詩織さん」のYahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?ei=UTF-8&rkf=1&p=%E8%A9%A9%E7%B9%94%E3%81%95%E3%82%93

「山口敬之」のYahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?ei=UTF-8&rkf=1&p=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%95%AC%E4%B9%8B

古賀茂明、日本外国特派員協会で(報ステ降板、日本メディア文化、官僚文化、森友・アキエ関与、加計学園)を語る
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-06-10

ぼうごなつこさん・画 / 「ヤマグチ出てこいやー!! 」
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/222.html


『聖書』から一言。

以下は、イスラエルの王ソロモンによる「伝道の書」4章1節の引用

「そして,わたしは日の下で行なわれているすべての虐げの行為を見ようとして自ら引き返した。すると,見よ,虐げられている者たちの涙がある。しかし,彼らには慰めてくれる者がいなかった。彼らを虐げる者たちの側には力があった。それで彼らには慰めてくれる者がいなかったのである。」(新世界訳聖書)

ニッサンにつづきスバルも、ところで加計学園の新車はどうなって?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-10-28


総理 (幻冬舎文庫)

総理 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 山口 敬之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: 文庫



魔女狩り (「知の再発見」)

魔女狩り (「知の再発見」)

  • 作者: ジャン・ミシェル サルマン
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1991/12/10
  • メディア: 単行本




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米アマゾン主催 物流倉庫向けロボット世界大会(ARC)で日本勢6位 [ニュース・社会]

米アマゾン主催 物流倉庫向けロボット世界大会『アマゾン・ロボテック・チャレンジ(ARC)」なるものを初めて知った。

本日の『日経産業新聞』1面に出ている。

見出しに「難関仕分け 人に近づく」とある。そして、「日本勢、パナソニック6位」「未知の商品『考え』識別」。


記事を読んで「なんだ、6位か・・・」と思った。ロボット技術開発の点で、日本は世界トップであるように思っていたのである。

研究機関や企業16チームが参加しての大会だが、

1位 豪 クイーンズランド工科大学

2位 独 ボン大学

3位 シンガポール・ナンヤン工科大学

4位 インド工科大カーンブル校、タタン・コンサルタンシー・サービシズ

5位 米 マサチューセッツ工科大、プリンストン大

6位 奈良先端科学技術大学院大、パナソニック

7位 独 カールスルーエ工科大

8位 蘭 スマート・ロボティクス、豪 シドニー大など

その他の日本チームは予選落ち
*三菱電機、中京大、中部大の共同チームは予選の棚入れ競技で3位
*東芝・鳥取大チーム、東大チームも参加したが決勝に出られず



8位までなら「入賞」ということになるのだろうが、6位パナソニックの総合得点も気になる。

1位272、2位235、3位225、4位170、5位115、6位パナソニック90、7位30、8位20 となっている。

記事中、目にとまったのは・・・

「特に日本の業界関係者を驚かせたのは海外の強豪であるシンガポールの名門、ナンヤン工科大学のチームだ。会場内には様々な照明があり商品の識別を難しくするが、予選の初日の棚入れ競技で商品の認識ミスがほとんどなかった。『画像認識技術がすごい』と、ため息が漏れるほどだった。」(1面)

「今大会で優勝した豪州チームのACRVは『クレーンゲーム機型ロボ』で決勝に進み、断トツの272点を獲得した。商品をつかむアーム部分が3軸で動いてつかむことができる。日本勢の多間節型ロボットのように複数のモーターを稼動させる必要がないため機構を簡素化し、素早く作業できた。 / ACRVは『未知の商品』を認識する深層学習技術にも優れた。競技開始の30分前に初公開される16品目についてロボットに200~300枚の画像データを読み込ませ深層学習を行った。・・・ // ある日本チームのメンバーは競技終了後に『運営側から事前に重量データをもらったが、実物とは差が大きかった」と明かした。だが、想定外の事態も予期し、対応することが大会主催者のアマゾンの狙いだった。日本勢は今大会で海外の強豪に引き離されたが、勝負はこれからだ。」(3面)


上記の「3軸」「多関節」アーム部分を読み、思わず、甲野善紀氏に相談し、井桁崩しをはじめとする技を教わるなら、世界1位もむずかしくないカモ・・など、思った。


ディープラーニングがロボットを変える (B&Tブックス)

ディープラーニングがロボットを変える (B&Tブックス)

  • 作者: 尾形 哲也
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: 単行本



ロボット解体新書 ゼロからわかるAI時代のロボットのしくみと活用 (サイエンス・アイ新書)

ロボット解体新書 ゼロからわかるAI時代のロボットのしくみと活用 (サイエンス・アイ新書)

  • 作者: 神崎 洋治
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2017/02/16
  • メディア: 新書



古武術に学ぶ身体操法 (岩波現代文庫)

古武術に学ぶ身体操法 (岩波現代文庫)

  • 作者: 甲野 善紀
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/03/15
  • メディア: 文庫



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小田実亡くなって10年 [ニュース・社会]

昨日で、小田実が亡くなって10年になる。あっと、言う間である。

あえて、改めて書くことはない。故人となって、何も活動しないのだから、こちらの評価もそのままである。

それでも、

やはり、その発言は、重いのではなかろうか。

いよいよ、重みを増しているのではなかろうか。

(以下、当該ブログの過去記事を、「小田実」で検索したもの)

http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%AE%9F



三島由紀夫が嫌った人物は多い。太宰治、松本清張・・・

その中に、小田実も、たしかに入っていた・・・。


われわれの小田実

われわれの小田実

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 藤原書店
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: 単行本



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【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定 [ニュース・社会]

【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定 のニュース。
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170726/Buzzap_44196.html

私事だが、うちにはテレビがない。厳密にいうと、テレビはあるのだが、受像機としては利用していない。VHSビデオの再生機として利用している。それで、受信料を払っていない。

以前、受信料を払っていた時期がある。読書の妨げになることもあり、これからテレビを見ないので、契約をヤメルとNHK支局に連絡すると、「ソレは出来ない」と言う。そんなバカな話があるものか・・と口座から受信料を引き落とせないように銀行に依頼して、ソレ以来、払っていない。一度、NHKの受信料徴収人が来訪したが、納得させた。なにしろ、アンテナもなければ、接続するフィーダー線もない。「ホラ・・」と屋根を指差すと、徴収人も納得するしかない。

そんなことがあって、NHKの受信料について考え、ヘンなものだなと思った。テレビ受像機を持つと自動的にNHK受信契約が成立し、支払い義務が生じるのだという。そのことを知ったのは、そのヤメル騒動の時である。

20数年前、ソニー・トリニトロン・カラーテレビを購入する時に、家電量販店で、その旨の説明はなかった。小学校、中学校でも、高校の公民の時間でも教えてもらっていない。何の説明もなく、所持したと同時に、付帯的に契約が発生する仕組みというのは、どんなものだろう。ほとんどダマシ打ちにちかいと思う。そうであれば、テレビ受像機を購入すると同時に発生する義務として、事前に、学校で、家電売り場で丁寧な説明がなされるべきだと思う。

そのことを知らずに30余年過ごしてきて、「NHKを見るからには、受信料を払う必要があるだろう」と、殊勝にもテレビを購入したときには、わざわざNHKに電話をして、受信契約をした。ソレがヤメルとなったら、準公僕であるかのように思っていたNHK職員(正規の職員ではなく、受信料徴収を請け負っている会社の人間だと思う)に恫喝気味の対応を受けて驚いた。


【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定・・・に「悲報」とあるが、我が家も、テレビ受像機はないが、ネット接続はしている。それゆえ、たしかにソレは「悲報」である。

そもそも、公共放送はどのように運営されているのかとウィキペディアを調べると、イロイロであることが分かった。イギリス放送協会(BBC)はどうかと思ったら、NHKと同じく「受信料+政府負担」というカタチで運営しているらしい。

公共放送
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%94%BE%E9%80%81

これは勝手な当方の思いに過ぎないが、公共図書館同様、公共放送(NHK)もタダで利用できるようにすべきであるように思う。ただ視聴するだけであるのなら、無料でいいのではないかと思う。

ヤフー知恵袋の「図書館はなぜ無料で利用できるのですか」のベストアンサーが参考になる。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13134954723

そこには、次のように、ある。

・・以下引用・・

無償なのは図書館法でも決まっていますが、より根本的なことを言うと、
・文化的な生活を保障するため
・国民の教養を高めるとともに、情報提供の場を保障して、もって民主主義も実質的に実現するため
という憲法的な理由があるでしょう。

図書館は、情報収集と集積、調査を行うために必要な機関です。
例えば国会図書館は、原則として国内の全ての公刊書を所蔵しています。
こうした情報機関ですから、国会議員だって利用しますし、
民主主義国ですから一般国民に開放されているのも当然です。

また、かりに入館料や閲覧料を徴収なんてしたら、貧困だと何もできなくなってしまいますね。
それでは、政治参加も実質的には保障されなくなってしまいます。

言い換えれば、全員が受益者だという前提でもあります。
例えば市町村の図書館は、その市町村の住民(や在勤者・在学者)全員が書籍を借りられるのが前提で、
さらに、閲覧自体は誰にも制限していないはずです。

・・引用、ここまで・・

無料の意味が以上のようなものであるなら、国民の(特に、若い世代の)図書離れが進んでいるという今、情報を摂取し、民主的判断を下すという点で、公共放送(NHK)は公共図書館以上の役割を果たしうるわけであるから、よりいっそう無償化が図られるべきであるように思う。(もっとも、報道する中身の公共性、中立性はもっと重要だが・・)

NHKの運営は「受信料+政府負担」というカタチによるということだが、「政府負担」というのが気になる。(これは「国家負担」「税負担」とすべきところを間違えた「ウィキペディア」の誤情報だろうか・・)それで、昨今特に、NHKは「政府広報」になっているのであろうか。中立性に関して疑念をもたれることにならないようにも、国民の税負担にだけ頼ればいいのではないか、など思う。

きっと、それだけではマズイなんらかの理由もあって、現行のカタチを取っているのであろうけれど・・



と、書いて、NHKの「よくある質問集」に目が留まった。
http://www.nhk.or.jp/faq-corner/1nhk/01/01-01-02.html

そこに「公共放送とは何か」という問いに対して、「電波は国民の共有財産であるということからすると、広い意味では民放も公共性があるということになりますが、一般的には営利を目的として行う放送を民間放送、国家の強い管理下で行う放送を国営放送ということができます。これらに対して、公共放送とは営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送といえるでしょう。 / NHKは、政府から独立して 受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設立された公共放送事業体であり、今後とも公共放送としての責任と自覚を持って、その役割を果たしていきます。」

と、あるのだが、どうだろう?

以上の内容からいくと、「政府から独立し」た立場を守って、「政府広報」の疑念を持たれるような振る舞いをしえようハズがないわけだが、事実上は、以下のような指摘が昨今いくらでもある。

際立つ「政府広報化」~NHK 政治報道~ 小滝一志(放送を語る会事務局長)
http://www.geocities.jp/hoso_katarukai/150306masukomi.pdf


NHK 新版――危機に立つ公共放送 (岩波新書)

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メディアの公共性:転換期における公共放送

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「デマニュース」が巨大ビジネス!? (スマートニュース執行役員 藤村厚夫氏の記事から) [ニュース・社会]

日経MJ(流通新聞)に、スマートニュース執行役員 藤村厚夫氏が 〈「デマニュース」が巨大ビジネス!?〉 と題して書いている。副題は「世界各国で組織化の実態」。

えらいことになったものである。報道される「事実」を、うっかりそのまま信じることなどできない世の中になってしまった。これまでも、憶測に基づく誤報やらなにやらあったろうが、今日、意図的に、しかもビジネスとして事実とは異なる、誤まった・情報を報じるという。

藤村氏は記事の前半で、アメリカとフランスの大統領選からみのデマニュースにふれている。それに続く後半部分を、以下に引用してみる。

**********

今やデマニュースは世界の政局やビジネスを動かしかねない火種として、影響力を急速に広げている。周到なデマ情報の作成と、高度な技術や交流サイト(SNS)などを駆使して話題を拡散し、政敵を失墜させる工作が手法として定着しているのだ。

いいかえれば、デマニュースの背後には、これをビジネスとする人々がいて、そのための組織や技術が完成しつつある。しかも世界各国でだ。

これを詳細にリポートする文書が最近になって公開され、世界に衝撃を与えた。サイバーセキュリティー企業のトレンドマイクロ社が公刊した「フェイクニュース・マシン」である。

リポートには、アメリカ、ロシア、中国、中東などでのデマニュースビジネスの実態が紹介されている。それによれば米国では、40万ドル(4500万円)もあれば、選挙結果に影響を与えられるという。

ジャーナリストの名誉を傷つけるなら6万ドル弱だ。ロシアでは、選挙工作で当選実績を誇る宣伝まで流布されている。

いずれの国でも、デマニュースの効果をあげるため、品質の高いデマ記事や動画の制作から始まり、SNSでフォロワーの多い利用者に「いいね」や「シェア」をさせる、さらに、街頭での抗議行動なども組織し、敏感な人々に火種を提供するといった方法がメニュー化されている。

トレンドマイクロのリポートにはそのようなメニューのコピーが収録されている。デマニュースは、いまや高度に洗練されたビジネスへと成長していることがわかる。

また、「インフォメーション」の報道によれば、中国では、政治活動は厳しく監視されているため、デマニュースビジネスは、 「陰の企業PR」に広く用いられるという。つまり、自社宣伝や他者の悪評判づくりが、メニュー化されており、多くのセミプロ級のブロガーや著名なSNS利用者が有料で動員される仕組みが半ば公然と行われているのだ。

デマニュースを巡っては、政府機関が行うような謀略の手法が、いまでは安価に「民間」が利用できるようなビジネスになろうとしている。そうであるならば、対策もまた高度なものにならなければならない段階にきているといえる。

****引用、ここまで****

と、引用したものの、この記事内容もまたデマだったら・・・?など思いもする。掲載されているのが「日経MJ」である。記事提供者は肩書きから信用できそうである。引用されている情報発信元も、信用できそうだ。それで、事実であろうと受けいれ、引用してはいるものの、その信用の土台が崩れたなら、デマを拡散してしまうおそれもある。まず、大丈夫だろうとは思うが・・・

藤村氏が紹介しているトレンドマイクロの記事は以下のものか?

The Fake News Machine
https://documents.trendmicro.com/assets/white_papers/wp-fake-news-machine-how-propagandists-abuse-the-internet.pdf

関連して、

ただのデマが「ニュース」になり、世界を狂わせてしまう時代の恐怖森田 浩之(ジャーナリスト) 2017.01.25
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50786


フェイクニュースの見分け方 (新潮新書)

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人間はだまされる―フェイクニュースを見分けるには (世界をカエル―10代からの羅針盤)

人間はだまされる―フェイクニュースを見分けるには (世界をカエル―10代からの羅針盤)

  • 作者: 三浦 準司
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パンダ誕生 (皇室ー上野千鶴子ー深沢七郎ーGHQー近藤日出造ー宮武外骨) [ニュース・社会]

上野動物園でパンダが誕生して話題になっている。

日本に何頭いるのだろうとネット検索すると2015年8月時点で11頭という情報。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10149238895

「ウィキペディア」によるとこのたび誕生したパンダも含めて 9頭か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80#.E9.A3.BC.E8.82.B2


こういうことを記すと顰蹙をかうにちがいないが、その希少性からいって、皇室はパンダにちかい。

皇室を構成する方々を紹介する宮内庁のサイトがある。
http://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/koseizu.html

天皇陛下もいれて 皇室を構成するのは 19名。

日本のパンダの数の2倍。男子は3名のみ。このままでは、天皇制は消滅しかねない。

パンダのように、中国から借り受け、補充できればいいのだろうが、そうはいかない。

昔ならば、正妻ではない女性からの子供を期待できたが、それも近代国家を標榜する以上、難しいにちがいない。皇室だけの特例として、側室の制度を復活させることで、皇室の消滅を防ぐことができるように思いもするが、そうするなら一夫一婦制を文化国家の尺度とする面々からヤイノヤイノ批判されるにちがいない。

しばらく前に、上野千鶴子先生が、中学生男子の性の悩みにトンデモ発言をして世間を騒がせたことがあった。内容は、ここに示さないが、ソレを公にすれば、当然ながら反発、顰蹙をかうであろうことはマチガイない答えだった。

それでも、文化人類学や社会学を修めて他の文化領域を視野に入れ、日本も含めてその歴史的側面もアタマに入っている人間であれば、そういうトンデモな答えが出てもおかしくないと当方は思った。まして、家族やジェンダーや性の問題を研究対象としてきた上野先生である。

皇室は、日本の文化の粋である。だから、日本の文化を守るために、トンデモもいいではないかと、上野先生なら推奨するカモシレナイ。もっとも、先生が、日本文化の粋と天皇制を見ているかどうか、その点を当方は知らない。


いずれにせよ、皇室のことで無闇なことを書くと、アブナイ。

かつて『楢山節考』の著者:深沢七郎は「天皇の首がスッテンコロコロコロコロ」と書いたのがもとで、それを擁護した三島由紀夫とともに右翼団体に追い回され、逃亡生活を余儀なくされたと聞く。ついには、それが殺人事件にまで発展した。「嶋中事件」である。

嶋中事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B6%8B%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『ウィキペディア」によると、《 嶋中事件(しまなかじけん)は、1961年2月1日に日本で起こった右翼による言論抑圧を目的としたテロ事件である。事件のきっかけとなった深沢七郎の短編小説の題名をとって、風流夢譚事件(ふうりゅうむたんじけん)とも言う[1]。》 と、ある。

その事件は、終戦(1945年)から15年ほど後のこととなる。それは、あっと言う間に世間の「空気」の変わることを示す事例の一つと言えるかもしれない。

戦後スグの時期、ほんとに短い期間、天皇を風刺漫画に登場させて問題なかった時代があったようだ。「マッカーサーは日本の臍(へそ)だ。なぜなら、朕(○○)の上にある」という言葉が人口に膾炙したという。GHQ、「アメリカ様」が日本を治めていた頃のことだろう。昭和27(1952)年までが、その期間である。

連合国軍占領下の日本
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%90%88%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E5%8D%A0%E9%A0%98%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC

天皇一家の風刺漫画登場や「マッカーサーは日本の臍(へそ)だ。なぜなら・・」については、以前当該ブログでも書いた。しかし、その時代、戦後すぐの時期をきちんと調べていない。

風刺漫画の父:近藤日出造 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19

どんな統治も人間の行うことである以上、完全なものなどありはしないが、それでも「言論の自由」という観点からいって、「連合国軍占領下の日本」は小春びよりのような期間であったように思う。すくなくとも、日本が軍部に支配されていた、ソレ以前の時期に比べればずっとマシであったにちがいない。

アメリカ様:宮武外骨 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-04-21


アメリカ様 (ちくま学芸文庫)

アメリカ様 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 宮武 外骨
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/02/06
  • メディア: 文庫



宮武外骨: 頓智と反骨のジャーナリスト (別冊太陽 日本のこころ 250)

宮武外骨: 頓智と反骨のジャーナリスト (別冊太陽 日本のこころ 250)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/04/26
  • メディア: ムック



近藤日出造の世界 (1984年) (青蛙選書〈66〉)

近藤日出造の世界 (1984年) (青蛙選書〈66〉)

  • 作者: 峯島 正行
  • 出版社/メーカー: 青蛙房
  • 発売日: 1984/03
  • メディア: -



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巨人13連敗の ワケ [ニュース・社会]

「タワケ」と言われるのを承知で書く。

読売巨人軍の連敗記録更新の陰には、讀賣新聞が大衆を裏切ったことにある。

その「御用新聞」化にある。

新聞は大衆のために権力を監視するものだった。ところが、讀賣新聞は、権力と手をつなぎ、大衆をコントロールしようとした。しかも、たしかな根拠もなく、報道された人物(民間人)をオトシメル記事を掲載した。

『週刊文春(6・15)』の中吊り広告に・・・

読売「御用新聞」という汚名
読売記者「出会い系記事はさすがにない」

首相と会食30回でダントツ 
の見出し。

そして、その下に写真。讀賣新聞の老中ならぬ老外(ローガイ)「ナベツネ」(渡邉 恒雄)の大笑いする歯なしのような顔。

そして、その横には

池上彰「ああ恥ずかしい読売新聞」 
とある。

“『文春』本文を読んでいないが”、池上さんのいう「ああ恥ずかしい読売新聞」の中身は、加計学園の官邸関与疑惑をすっぱ抜いた前川・前次官の風俗通いの「出会い系記事」を掲載したことに関するものだろう。そして、その取り扱いは読売新聞社内においても「(ソレは)さすがにない」よなと感じられて、文春記者に語ったということなのだろう。

前川風俗通いスクープ記事は、3面記事として紙面の隅の方に出たとばかり思っていたが、新聞の顔ともいえる1面トップにデカデカ出ていたと知って、本当に驚いた。結果、讀賣新聞は、自分の顔にドロを塗ったことになる。

讀賣新聞の「御用新聞」化と巨人軍の連敗記録更新とホントウに関係があるのだろうか?

「風が吹けば桶屋がもうかる」という話もある。科学的には「バタフライ効果」や「量子もつれ」というのもある。

大衆の(ユング心理学でいう)集合的意識・無意識がジャイアンツの選手たちのメンタル面、フィジカル面に多大な影響を与えている可能性もある・・・。

・・・などと書いて、なんだが、やっぱりコジツケに近いのでヨスが・・・

それでも、讀賣新聞が、報道機関として許しがたい逸脱をしたのは事実であろう。これからは、眉にツバして、半信半疑で、ウサンクサイ目で、記事を見つめることになる。

これが日本最大の発行部数を誇る新聞であると思うと情けない。

もっとも、発行部数が多ければ、読者や賛同するものが多ければ真実とは限らない。逆に、発行部数が少なく、読者も賛同者も少なければ、真実でないとも限らない。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-06-07


よって、すべての情報は、自分のアタマをフルに働かせて吟味しなければならない。

***********

以下は、新聞をはじめメディア全般に関する記事を掲載し「純粋なジャーナリズムのウエブサイト、読者に媚びない硬派の記事」を標榜・提供している黒薮哲哉氏のサイト

『MEDIA KOKUSYO』
http://www.kokusyo.jp/


量子もつれが相対論を脅かす
D. Z. アルバート R. ガルチェン(ともにコロンビア大学)
日経サイエンス  2009年6月号
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_024.html


宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス)

宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス)

  • 作者: ルイーザ・ギルダー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 新書



NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

NHKスペシャル 超常現象 科学者たちの挑戦

  • 作者: 梅原 勇樹
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2014/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



日経サイエンス 2009年 06月号 [雑誌]

日経サイエンス 2009年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: 雑誌



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若年層の死因第1位は・・(司馬遼太郎ー「死に至る病」とからめて) [ニュース・社会]

昼食をとりながら古いビデオを見た。司馬遼太郎の菜の花忌に開かれたシンポジウムである。

司馬遼太郎記念館ホームページによる資料には、次のように紹介されている。

第15回 2011年2月12日
【テーマ】司馬遼太郎のたいまつ――われわれが受け継ぐべきもの
【パネリスト】養老孟司、安藤忠雄、姜尚中、磯田道史各氏
【会場】NHK大阪ホール
【掲載号】一部内容を「遼39号」に掲載しています。

司馬遼太郎の精神的遺産をどのように受けついでいくかという内容で、特に司馬さんが小学校高学年の教科書に執筆(書下ろ)した『二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)』が話題に取り上げられ、緒方洪庵の無私の生き方にも焦点があてられていた。シンポジウムのテーマも「洪庵のたいまつ」をもじったものだろう。「司馬遼太郎のたいまつ」である。


二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

  • 作者: 司馬 遼太郎 (しば りょうたろう)
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2001/02/12
  • メディア: 単行本



そのシンポジウムの発言に、「なぜ司馬さんは、大人たちに向けて書かなかったのか。絶望していたからではないか。それで、将来を子どもたちに託そうとしたのでは」という発言があった。上記イメージ・サイトの商品説明にも「司馬遼太郎さんが、日本の行く末を憂い、1987年・1989年に小学校5・6年生の国語教科書のために書」いたとある。

司馬さんは、その晩年、日本の将来を憂えて「もうアカン・・」という嘆きの談話や手記が多くなっていた。奥さんのみどりさんが、「いつも聞かされていると、さすがに滅入りますよ・・」と話していたのを思い出す。

司馬さんの死因となった腹部動脈瘤は、そうした日本への憂いがストレスとなって、たまりにたまって生じたものかもしれない。そして、ついに破裂した。

城山三郎さん逝去
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-03-23


そういうビデオを見て、昼食後、新聞をみると〈若年層死因 自殺1位 厚労省「深刻な状況」〉の見出し。少子高齢化社会、超高齢化の道を驀進しているなかで、貴重な若いいのちが失われていく。

おかしなものである。少子化が進むこと、それが国益に反する状態であることがわかっていたはずである。それにも関わらず、出生率が伸び悩んでいるのは、実際的で有効な手が打たれてこなかったということである。生まれてくる子どもたちを受け入れ、安心して子どもの養育にあづかることのできる社会にするための時間は十分あったはずなのに、そうしては来なかった。

そのような中で、授かった命が失われていく。みずから命を断つ。若い人たちの自殺についても、今に始まったことではない。それにも関わらず相変わらずの状況である。

厚生省のホームページ
死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html

上の数字は、平成21年のものだが、下記URLにみる平成26年の順位もほとんど変わらない。

厚労省;自殺対策白書
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/16/

そして、人間のおこなう政治のあり様も、変わってはいない。政治を動かしているのは、良心・良識などではない。表向きそのように装っているだけである。緒方洪庵の「無私」の精神からは遠い。

最近話題となっている「加計学園」もそうだろう。関係者の間で、これまでずっと不必要と見なされてきた学校が、とつぜん新設されることになった。首相の大のオトモダチのために作られる学校である。

『イッパイのカケ(加計)そば』に176億円以上
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-04-13

つまるところ、若い人々をとりまく環境が変わらないのであれば、自殺も減ることはないにちがいない。

精神科医の鹿島 直之氏が、日本と同じくたいへん自殺率の高い韓国と比較しつつ、その原因とできることについて『日本の若者の高い自殺率とその予防について』と題して書いている。
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170221/Jijico_22580.html?_p=2

それを読みつつ、「死にいたる病とは絶望のことである」というキルケゴールの有名な言葉を思い出した。ゲーテなら「光を、もっと光を」と言うだろう。

どんな悲惨で過酷な状況でも、希望のタネを拾うことができれば生きつづけられる。それは、どこにあるか?

以下は、キルケゴールの言葉をうまく解説している。

キルケゴールの死に至る病とは絶望のことである、という意味はどういうことですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1185983406


旧新約聖書―文語訳

旧新約聖書―文語訳

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本


下記サイトの聖書はたいへん読みやすい
https://wol.jw.org/ja/wol/binav/r7/lp-j/Rbi8/J/1985

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【今治連続殺人】の“怪”女 警察から“任意で”同行を求められ、事情聴取を受けたのち、自殺 [ニュース・社会]

愛媛県今治市の市営住宅で、高齢の親子が部屋に侵入してきた女に刃物で殺傷された事件で、県警は5日、参考人として任意で事情聴取した30代の女性が自殺したと発表した。女性は現場近くに住んでおり、県警は4日に聴取し関係先のマンションを家宅捜索するなどしていた。【木島諒子、中川祐一】 https://mainichi.jp/articles/20170506/ddm/041/040/114000c

というニュースだが・・・

はじめ、話を聞いたとき、「なんだその女は・・」と、思った。

奇妙な事件である。気がついたら、見ず知らずの女が、包丁を手に、目の前にいて、切りつけてくる・・・。動機がわからない。しかも、最近、その近所ですでに一人殺されている・・・。

奇妙なだけに、精神に異常をきたした女によるのではと思った。

こういう事件が都市伝説の母体になるのでは、と思ったりもしていた。女が白いマスクなどしていたなら、例の「口裂け女」騒動が再燃するのでは・・・と、である。

口裂け女(くちさけおんな)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A3%82%E3%81%91%E5%A5%B3

“怪”女とおぼしき女がつかまって、まずはひと安心かと思ったら、こんどは自殺だ、という。

容疑者の自殺に関し、警察の責任問題が浮上しているが、当然だろう。「任意の事情聴取」が、どういうものか、“これまで聞いてきたところによると”決して親切なものではない。「任意」とは、容疑者の意志が尊重され自由が担保されるということではなく、「逮捕状なし」ということであり、警察に任意で同行を求められるというのは、実質上「連行」であり、「聴取」を受けるとは、身体的苦痛をともなう長時間の尋問(拷問)に耐えなければならないということ・・であるように、思っている。

今回の事件の場合、動機の不明確な事件で、容疑者の精神状態に問題があることも考えられたわけだから、より慎重な取り扱いが必要であったように思う。まさに、取り調べをビデオ収録して公にできるよう備えておく必要があったように思う。「取り調べの可視化」を特に必要とする事件だったのではなかろうか。

私はやってない:富山の冤罪事件
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-09-10

「踏み字」で自白強要、鹿児島県警元警部補に有罪判決
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2008-03-18-1

「冤罪」で検索した当該ブログ記事(25件ほど)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%86%A4%E7%BD%AA

冤罪は「任意取調べ」で作られる。
http://blogos.com/article/221655/
***********

産経WEST 2017.5.6 07:38更新
【今治連続殺人】

《聴取5時間、休憩は20分 自殺の30代女性》

愛媛県今治市で高齢の親子が殺傷された事件で、参考人として事情聴取後に自殺した30代女性について、愛媛県警今治署に任意同行後の約9時間のうち聴取は約5時間に及んだことが6日、同署捜査本部への取材で分かった。

捜査本部によると、4日午後1時半ごろから同10時半ごろまで、親子殺傷事件について事情を聴くなどした。休憩は計4回の計約20分間だった。同10時を超える聴取に関しては、県警の林学本部長の了解を得て継続した。夕食は女性が「食べたくない」と断ったという。

捜査本部は、聴取以外の時間を「鑑識活動などに充てた」と説明しているが、具体的な内容を明らかにしていない。

4日午後11時ごろに帰した際、捜査本部は家族に対し、5日も聴取を続けることを伝えた上で「(女性の)体調に配慮するように助言した」と説明している。

事件は3日午前に発生し、市営住宅に住む岡本久行さん(70)と母、ユキヱさん(92)が刃物で切り付けられ、ユキヱさんが死亡。現場に凶器とみられる刃物が残されていた。捜査本部は、目撃情報や防犯カメラ映像などから女性が関与した疑いがあるとみて、4日に事情聴取を始め、殺人と殺人未遂容疑で自宅を家宅捜索した。
http://www.sankei.com/west/news/170506/wst1705060025-n1.html


冤罪と裁判 (講談社現代新書)

冤罪と裁判 (講談社現代新書)

  • 作者: 今村 核
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/18
  • メディア: 新書





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「メーデー・メーデー・メーデー」(メーデーの日に) [ニュース・社会]

きょうは5月1日。メーデーである。労働者が集まる日。集まって労働者の権利を訴える日・・・

・・・と、理解しているつもりだが、本当のところ、よくわかっていない。当方は、出向いたことがないが、公園などで大規模な集会を開くのだろう。

今朝、「グーグル・ニュース」の一覧に出てこないので、メーデーを「検索・ニュース」で調べたら、いろいろ出てきた。ちゃんと、集まってはいるようである。

「労働者」という言葉は、日本語・口語だろうか。「よお、労働者諸君!」とフーテンの寅さんが妹さくらのだんなの働く工場に出向いて、あくせく働く面々にあいさつしていたのを思い出すが、今日、会話のなかで聞くことは絶無であるように思う。決起集会など、特別な場での演説に登場するくらいなのではなかろうか。

「労働者」という言葉が口の端にのぼらないというのは、事実上、労働者であるとの意識が、普通人の感覚から消えているからであるように思いもする。正規、非正規、パートなどの呼称はあるが、労働基準法等での扱いは皆、「労働者」だそうである。そう考えると、ほとんど100%近い個人が「労働者」であろうはずだが、強い自覚をもって「労働者」であることを意識している人はたいへん少ないのではなかろうか。

この世を、弱い立場にある多くの労働者と一つまみの力ある使用者・資本家とに分けて考えるのは妥当であり、労働状況・環境がヒドイなら、使用者・資本家に当然しかるべき要求はなされていくべきであり、その権利を主張すべきだろうが、そもそも「労働者」としての自覚がないのなら、要求もへちまも(発生のしようが)ない。

男はつらいよ―フーテンの寅さん25年の足跡

男はつらいよ―フーテンの寅さん25年の足跡

  • 作者: 松竹
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 1995/09/01
  • メディア: 大型本


ところで、『寅さん』の話。妹さくらのだんなは労働者で、タコ社長は使用者・経営者である。そして、寅さんは、フーテンだ・・・・と、ここまで書いて、自分がそれらの言葉を耳にしないのは、自分もフーテンだからであるような気がしてきた。食べるために労働はしているが、意識のうえでも、働き方でも、労・使のどちらでもない。もちろん事実上「労働者」ではあるが、“あくまでも意識のうえでは”、仕事は労働というより運動の機会であり遊びと心得ているし、基本的に、衣食住の必要が満たされればソレでいいという方なので、労・使・フーテンと分ければ、フーテンに入るように思う。もともと仙人に憧れる方なので、フーテンでなく仙人としておいてもいい。要するに、そんなわけで、当方も、「労働者」意識のない面々のひとりといえる。

雲に乗っての高みの見物ではないが、メーデーでの集会のもようや、「労使間交渉で妥結、賃上げ○○円」などの話を聞くと、仙人の目から見れば、結局のところ株式上場企業の正社員と使用者間の話であって、非正規、パート、アルバイト、それ以下の面々はまったくカヤの外になっているのではないかと思う。中小零細企業の非正規・・・にいたっては、実質的にカヤの外の外なのではあるまいか・・・。

それでも、「連合(日本労働組合総連合会)の組合員数は・・・、28年は 675万3千人」と、『産経ニュース』にあった。当方の予想以上の大人数である。もしかすると、その中には、上場企業以外の中小零細企業の非正規雇用の面々も含まれているのかもしれない。実際のところ、どうなのだろう。当方が知らないだけということか・・・。

『産経ニュース』の記事は〈存在価値薄れつつある「メーデー」「官製春闘」の流れ定着で求心力下がる連合〉と題されていて、結論には〈連合が目指す「組合員数1千万人」の目標は遠のく。連合執行部の苦悩は深い〉、とある。もしかすると、労働者意識のうすい「フーテン」組や零細企業の非正規雇用をも仲間に取り込んで、共闘する姿勢・精神に欠けているために、組合員の増加を図れないでいるように思いもする。実際そのとおりなら、結局のところ、『連合』は一流企業・上場企業の労使間のナレアイ(馴れ合い)組織になっているということなのではないだろうか。それが元で、減少傾向にあるということではないか。

【メーデー】 地下鉄売店の非正規労働者が都庁に突入 人間らしい生活求め
http://tanakaryusaku.jp/2017/05/00015749

存在価値薄れつつある「メーデー」「官製春闘」の流れ定着で求心力下がる連合2017.4.30 22:02更新
http://www.sankei.com/politics/news/170430/plt1704300015-n1.html

上記ニュースは、「右より」といわれる『産経新聞』のネット・サイトによるものだ。そこで一つ強調されている点は、〈昨年死去した初代連合会長の山岸章氏が「連合には賃上げへの本気度が感じられない。もう、連合会長を首相に兼務してもらえ」と自嘲気味に語ったこと〉であるように、思える。(「つづく」部分に全文引用)

労働者の団体が、(財界、使用者、資本家よりの)政府に取り込まれることを「自嘲」なりとも、受け入れてしまうようでは、その団体の行く末は見えている。「連合」という労働者団体だけでなく、メーデー自体にも危機が臨んでいるということなのではないのだろうか。まさに、「メーデー、メーデー、メーデー」・・・である。

いやいやたいへん、前置きが長くなったが、自称「フーテン仙人」で、組合活動などしたことのない当方でも、メーデーで思いに浮かんだフレーズがある。「聞け万国の労働者」という歌の文句である。

政治的な動きすべてについて言えるように思うのだが、自由民権運動のときの「オッペケペー節」など、ほんとうに政治が動いていくときには、共通の歌が歌われるものである。フランス国家の「ラ・マルセイエーズ」をウィキペディアで調べると、「マルセイユの歌とも言う。もとはフランス革命のときの革命歌で、マルセイユの連盟兵(義勇兵)が歌って広めたことからこの名前がある」と、ある。その歌詞の内容をみると、たいへんすさまじい。歌に歌われるのと同じ意志をもつ個人、団体が、ひとりまたひとり、ひとつまたひとつと増加、結合、連帯、共闘していったのではないかと思う。ちょうど、『アラビアのロレンス』が、トルコ軍との戦いに際し、ネフド砂漠をファイサル王子支配下の50人で渡れば、他のアラブ諸部族が途中で加わり大軍となるという確信を言い表し、そのとおりに(映画では)なっていったのと同じようにである。

川上音二郎(作)・オッペケペー節 / 土取利行(唄・演奏)
https://www.youtube.com/watch?v=PzY_vMTnFLY

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


ユーチューブを調べたら、「聞け万国の労働者」の全曲・歌詞がアップされている。元歌は、旧制一高寮歌で、軍歌にもなっているという。

古い話だが、戦後すぐの進駐軍在留時代、ゼネラルストライキを計画したものの、マッカーサーの命令により中止になった話を聞いたことがある。食料もままならない時代である。今年の米作は期待できるというニュースが新聞一面トップに躍り出る時代である。それでも、ゼネストは中止になった。

ましてや、ゴミ箱をあさっても生活していけるほどの飽食の時代を享受している日本である。ゴールデンウィークを映画スターなどではなく一労働者が家族して海外旅行を満喫する日本である。そうでなくても、それぞれの立場で、そこそこの生活に満足しているのが実状である。メーデーの存在価値が薄れ、『連合』(日本労働組合総連合会)の求心力下がっても、それは無理もないように思う。

マリー・アントワネットが、「庶民がパンを食べられないというなら、ケーキを食べたらいい」と言ったのがフランス革命の引き金になったという真らしいハナシがあるが、そこからいけば、低糖質食ダイエットで「パン」を敬遠しつつ、「ケーキ」は喜んで食べているのが日本の現状ではないか。もはや、牙を抜かれたオオカミに「労働者」の大半はなっている。

というわけで、メーデーは、遭難信号をだす状況にある。「メーデー・メーデー・メーデー」

「アムール川の」 寮歌:旧制第一高等学校同窓生
https://www.youtube.com/watch?v=PBT_mS74Kms

「聞け万国の労働者(メーデー歌)」
https://www.youtube.com/watch?v=F0d8G35La-I

歩兵の本領
https://www.youtube.com/watch?v=LU1JQsMsP9o

ラ・マルセイエーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%BA

日本労働組合総連合会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E7%B7%8F%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A#.E6.AD.B4.E4.BB.A3.E4.BC.9A.E9.95.B7


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関電と原子力規制委員会は“同じアナのむじな”でいいんかい [ニュース・社会]

『毎日新聞』に

「福井・高浜原発再稼働 大阪高裁決定 安全性、新基準丸のみ」の見出し記事

関西電力 は「悪夢が終わった」と大喜びしているもよう。


安全性の新基準を出したのはどこのどなた・・・

丸呑みしたのは、日本の司法

国民にとっては「悪夢」のはじまり・・・


要するに、第一とされている、おカネなんですな・・・


以前書いた記事を思い出した。

うさんくさ~田中俊一原子力規制委員会委員長 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-06-05

安倍のミクスの利益は、自民へ“還流”
麻生氏パーティー券、電力9社が購入 表面化避け分担
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-11-29

************

『福井・高浜原発再稼働 大阪高裁決定 安全性、新基準丸のみ』

関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転を差し止めた昨年3月の大津地裁の仮処分決定を取り消し、再稼働を認めた28日の大阪高裁決定。大阪高裁は安全を主張する関電の説明を認め、新規制基準や避難計画など主な争点に「不合理な点はない」と結論付けた。司法判断は二転三転したものの、関電は経営改善に向け「悪夢が終わった」と歓迎する。原発の運転差し止め訴訟は全国で広がっており、政府や電力会社の「訴訟リスク」はくすぶり続けている。今回の決定が政府の原発回帰路線を後押しするかは不透明だ。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170329/ddm/003/040/145000c#csidxed2c3a81a2d995fa2f903df22713487
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〈残業上限「月100時間」 政労使合意 これは「過労死の合法化」だ〉にナマケモノの糞のようなアドバイス [ニュース・社会]

江戸っ子は、半日しか働かなかった と聞いたことがある。

それで、食っていけるなら、それでよかろうと思う。

それで、ともだちがはじめた料理屋の客の入りがすくないと聞くと、みんなで行って食ってやろうじゃないか・・・と連れ立って出向き、江戸っ子は助けあっていたという。

どこで聞いたか、読んだか、忘れた。見聞きしたところは忘れたが、中身は覚えているところをみると、当方にとって、たいへん望ましく思えることだったにちがいない。

当方は、怠け者の部類かもしれない。以前、ナマケモノの番組があった。アマゾンにいる本物のナマケモノが取り上げられた。体にコケが生えるほどジッと動かないらしい。それでも、良いことをしているとナレーターが言っていた。体を動かすのをたいへん嫌がるくせに、ジャガーなどの天敵のいる危険な地面付近までわざわざ降りてきて糞(簡単にいうと、うんこ)をするのだという。それが、森をゆたかにするという話だった。最近、読んだ本には、鮭が森をゆたかにする話が出ていた。場所はどこだったか忘れたが、クマが鮭の遡上を狙って捕獲して、主に食するのはアタマとたまごで、その他の部分は放置する。それを他の動物が食べる。食べたものは、糞として排出される。微生物が分解する。ナマケモノ同様、クマもわざわざ自分の食事の場所を変えながら、鮭を河川から運んでは食する。それで、森が涵養される。海が森を育てるという話だった。どちらも、見聞きした話なので、正確なことを知りたい方は、確かめてほしい・・・と、確認を人任せにするところも、当方が怠け者の証拠か・・。


どうも、前置きばかり長くなってこまったものだ。本題に入る。

残業上限「月100時間」と聞いたとき、『毎日新聞』見出しと同じことを考えた。「それって、過労死の合法化じゃないの・・・」。「政・労・使 合意」?政界と財界(使う側)はゴルフをともにするくらいの仲良しだから、合意しそうだが、労働者(使われる)側も合意するとは・・・。率直にいえば「バッカじゃなかろうか」と思った。

またまた、長くなりそうだが・・・

むかし、職人のまねごとをしていたことがある。「見習い」などというものがある。職種によっては「追いまわし」などと言われた。いいように親方に使われる。バカにならないと「追いまわし」は到底つとまらない。基本的に職人の世界は、当面の仕事が終われば、それで仕事はおわりであるが、そういう仕事の中にも「ヤリ仕舞い」というものがあった。「きょうはヤリ仕舞いだ」と親方がいう。午後3時だろうが、4時だろうが、ひと段落のキリがつけば終わりである。それで、「ヤリ仕舞い」は「追いまわし」には特にうれしい言葉だ。仕事から解放されたい一心で、懸命にやる。ところが、ひと段落キリがついたのに、仕舞い(終わり)にしないことがある。「見習い」を、バカにしての処遇である。仕事を速くやらせたいので、戯れにそういうことを言うのだ。そういうことをすると、どうなるか。バカになったつもりで仕事はしているが、もともとのバカではもちろんない。だから、バカにされれば、ハラが立つ。そういう職場には、若い者は居つかない。まともな親方のところに早々に動く・・・。

なんであれ、居心地の悪いところには、人は居つかないものだ。最近『電通』過労死のニュースを聞いたときは、気の毒に・・と思うまえに、なんとバカだろうと思った。死ぬ前に、そんなところ辞めればいいだけではないかと思ったからだ。そうできない事情もいろいろあってできないのだろうが、自分のイノチは自分で守るしかないではないか。

残業時間・上限が決まって、実のところ、皆さん、どう思っているのだろう。「月100時間で、とどめて下さり、ありがとうございます」と言うのだろうか・・・。GNPや、企業収益は、上がっても、自分の命は一つしかありませんよ、と怠け者は言いたい。バカにはなっても、バカにされるなと言いたい。

このアドバイス、ナマケモノの糞のようなもの、か・・・。


残業上限「月100時間」 政労使合意 これは「過労死の合法化」だ
http://mainichi.jp/articles/20170327/dde/012/010/011000c


ナマケモノの不思議な生きる術―生き物たちの驚きのシステム (講談社プラスアルファ文庫)

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  • 作者: 本川 達雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 文庫



川を歩いて、森へ

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  • 作者: 天野 礼子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/08
  • メディア: 単行本


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