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柄谷行人「憲法9条の存在意義」(『毎日新聞11・27から) [政治・雑感なぞ]

『毎日新聞』11・27・オピニオン欄に、柄谷行人氏の「憲法9条の存在意義」と題する談話が出ている。

日本人の「無意識」にふれている。歴史への言及もある。同じテーマを語るにも、もっている情報量(「教養」と言い換えていいかもしれない)に幅と深さがアルのとナイのとでは、結論がおなじでもオモシロミが違う。

《ルーツは「徳川の平和」》という副題もついているが、以下に引用してみる。
***********

日本の歴史の中に9条を生み出す土台があったのでしょうか。

長い戦国時代の後、戦争を否定する徳川幕府が生まれ、国内だけでなく、東アジア一帯の平和が実現されました。「徳川の平和」と呼ばれています。武士は帯刀しましたが、刀は身分を表す象徴であり、武器ではなかったのです。徳川の文化こそが9条の精神を先取りした「先行形態」です。ところが、明治維新後に日本は徴兵制を始め、朝鮮半島を植民地化し、中国を侵略しました。9条が根ざしているのは、明治維新以後、日本人がやってきたことに対する無意識の悔恨です。

付言すれば、憲法1条のルーツも徳川時代に始まっています。徳川家康は天皇を丁寧に扱いました。天皇を否定したら、他の大名が天皇を担いで反乱を起こすに決まっていたからです。徳川は天皇を祭り上げて、政治から隔離した上で徳川幕府体制の中に位置付けました。それは戦後憲法における「象徴天皇」の先行形態だと言えます。

9条が国際社会で果たしている役割は何でしょうか。

9条にある「戦争放棄」は単なる放棄ではなく、国際社会に向けられた「贈与」と呼ぶべきものだと思います。贈与された方はどうするか。例えば、どこかの国が無防備の日本に攻め込んだり脅迫したりするなら、国際社会で糾弾されるでしょう。贈与によって、日本は無力になるわけではありません。それによって、国際世論を勝ち取ります。贈与の力は軍事力や経済力を超えるものです。

北朝鮮情勢が緊迫する中、そうした考え方は「現実離れしている」と反論されそうです。

現実には、自衛隊を持っている日本は9条を「実行」していません。だから、北朝鮮にも大きな脅威を与えています。しかし、9条を実行すれば状況は違ってきます。具体的に言えば、日本が国連総会で「9条を実行する」と表明することです。それは、第二次世界大戦の戦勝国が牛耳ってきた国連を変え、ドイツの哲学者、カント(1724~1804)が提唱した「世界共和国」*の方向に国連を向かわせることにもなると思います。

******引用ここまで*****

他に柄谷氏への質問としては、以下の3つがあげられている。

自民党は衆院選で、「9条への自衛隊明記」など憲法改正4項目を公的に揚げて勝利しました。今後、憲法改正が進むと見ますか。

なぜ、国民投票で改憲が否定されると思われるのですか。

現行憲法の1条と9条の関わりをどうみますか。

以下は、談話中にある「世界共和国」についての脚注部分。

*世界共和国(カントが自著「永遠平和のために」で提唱した世界秩序構想。永遠平和を実現する方策として①共和制国家の樹立と維持②自由な諸国家による「平和連合」の制度化③「世界共和国」の形成ーを挙げた。理念上は世界共和国が望ましいが、暴力や権力による強制なしには実現することが困難なため、「消極的な代替物」として諸国家連合が提示されている。構想は国際連合の創設に影響を与えた。

****引用ここまで****



しばらく前、元外務省主任分析官:佐藤優は、柄谷行人氏を「偏差値秀才とは質的に異なる優れた知性」と評し、以下のように述べた。

****以下引用****

現在、日本と世界は既成の思考や手段で解決できない深刻な危機に直面している。偏差値秀才とは異なる、物事の本質をえぐる洞察力が必要とされている。

日本人では柄谷行人氏が、資本=ネーション(民族)=ステート(国家)が一体となった近代がもたらす危機の深刻さを正確につかみ、適切な言葉で語っている。柄谷氏は、〈近年の世界各地の「チェンジ」は、資本=ネーション=ステートが壊れたどころか、そのメカニズムがうまく機能しているこをを証明しているにすぎない。(中略)人々はその中をぐるぐるまわっているだけなのに、歴史的に前進していると錯覚しているのである。〉(柄谷行人「世界史の構造」岩波書点)と述べる。

*****引用ここまで*****

作家佐藤優氏の菅首相観
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2010-07-22


「偏差値秀才とは質的に異なる優れた知性」を身につけるために、何ができるだろう。

巨人の肩に乗せてもらうしかないか・・・

メタモルフォーゼを遂げるために
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-04-05


世界史の構造 (岩波現代文庫)

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  • 作者: 柄谷 行人
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/01/16
  • メディア: 文庫



憲法の無意識 (岩波新書)

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  • 作者: 柄谷 行人
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/04/21
  • メディア: 新書



籠池=鈴木宗男=佐藤優 [ニュース・社会]

森友学園の籠池氏の勾留が続いている。

国際的な人権団体からNOと指摘されている「代用監獄」に入れられたままでいる。

保釈申請も退けられたという。

「森友学園」籠池夫妻 保釈認めず 大阪地裁
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/k10011232871000.html

籠池夫妻の長期勾留=「臭いものにはフタ」?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-11-12


それで、「ツイッター」への投稿状況を見たら、次の上杉隆氏の談話が紹介されていた。

【上杉隆】森友学園疑惑で籠池泰典氏を4カ月拘留で保釈しない理由とは?驚愕事実を暴露!【政治・経済・外交コメンテーター考察委員会】
『ユーチューブ』
https://www.youtube.com/watch?v=fJZB5mDTyYQ&feature=youtu.be


以下の動画では、籠池氏の件について、映画『それでもボクはやってない』の周防正行監督も「明らかに不当な勾留だと思います」と言っている。

森友学園 籠池夫妻 長期勾留 人質司法 取調べ 周防正行
https://www.youtube.com/watch?v=kD-nhN3DF-4


さらに、上の動画との関係で知ったのが、以下の動画。

鈴木宗男氏と佐藤優氏が講師となり、聴衆からの質問に答えている。

籠池氏も含め3人に共通するのは、みな収監経験者であることだ。

最近話題のハルマフジ暴行の件など取り上げている。鈴木氏も偽り訴えられた「2週間ケガ」についての話などオモシロイ。そこで語られる司法・行政についての話しから、日本というシステムについて知ることができる。

そのシステムの体験者・犠牲者でないとわからない痛みも伝わってくる。

冗談でなく、おなじ日本のシステムに住まいしている以上、「明日はわが身」かもしれない。


2017年11月16日東京・永田町、新党大地主催・東京大地塾
https://www.youtube.com/watch?v=KYD_trUm8JE


それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2011/10/17
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裁判所の正体:法服を着た役人たち

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  • 作者: 瀬木 比呂志
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「雑文書き」2000回目の更新

なんでカネにもならないことを延々としているのだろうと思う。

水木しげるさんの幼少時についてのテレビ・ドラマがあった。「のんのんばあとオレ」だ。その中で、少年がひとりで居るところに、妖怪あずき洗いが現れる。そして、人間は不可解だと言う。頼まれもせずカネにもならないことに力を入れる人間のオロカサを指摘する。少年がマンガを描いていることもソレだと言う。

のんのんばあとオレ

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  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2017
  • メディア: DVD



今回で当該ブログの更新回数が2000回になった。もう10年以上になる。よく続けてきたものだと思う。

あずき洗いの言う「人間の不可解」は、別な言葉に置き換えるなら「人間の業(ごう)」とも言えそうだ。それが、社会にとってワルイものでないならば、ある個人は自分の「業」に従えばいいのだろう。

社会的にワルイものではない「業」が、その人物の生活を支えるものとなるとき、その人物の「業」は、その人物にとっての本当の「職業」となりうるのだろう。頼まれもしないカネにもならないことを延々と自分の「業」にしたがって生きる。それが社会的な価値を創出し、結果として当人の懐を潤おすものとなるなら、それはケッコウなことである。

きっと水木しげるさんにとって、漫画家は、まさにそういう意味での「職業」だったように思う。本当に一生現役の漫画家で生きた。

水木しげる 現役引退?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-05-10

ところが、コチラは、「職業」までいかない。ただの雑文書きである。雑多な感想をネット上に撒き散らしているだけである。もうイイカゲンにやめようかとも思うが、きっとそう思うのは本当の「業」に至っていないからだろう。書くことを「職業」にできない所以でもある。

8000m峰14座を日本人で唯一成し遂げた登山家:竹内洋岳氏にならって「プロ」宣言をするといいのかもしれない。そうすれば「雑文書き」を卒業できるのかもしれない。


「どくとるマンボウ」こと北杜夫氏の躁鬱病
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-04-30

竹内洋岳・講演(NHKラジオ『わたしの挑戦』から)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-08-09


だからこそ、自分にフェアでなければならない。 プロ登山家・竹内洋岳のルール (幻冬舎文庫)

だからこそ、自分にフェアでなければならない。 プロ登山家・竹内洋岳のルール (幻冬舎文庫)

  • 作者: 小林 紀晴
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/06/10
  • メディア: 文庫



ハクホー仁王立ちの「物言い」に待った [スポーツなぞ]

オドロキました。ハクホーが仁王立ちの記事。

NHKの相撲中継を見ていないのだが、異常事態である。

勝負審判がすごい形相で手をあげた記憶はある。貴乃花親方の父親が勝負審判のときだ。誰の取り組みか忘れたが、髷に指が入っていたのを指摘したのだ。それは反則行為であり、受け入れられた。

勝負審判以外が行事に物言いをつけた記憶は、ハクホーが砂かぶりの控えに座っていて、他の取り組みに物言いをつけた例が、比較的最近あったと思う。それも受け入れられたように思う。

しかし、自分の取り組みについて、行事に物言いをつけた例は、今度がハジメテである。記憶のどこを探ってもナイ。しかも、ハクホーは仁王立ちで1分半とか頑張っていたらしい。相撲の世界で1分半は長い。異常事態であり、異様事態である。


それを見ての印象は、「ハクホーは日本人ではないからナ・・・」という思いだ。

もし日本人だったら、ソンナことは絶対しないであろう。少なくとも、日本文化を身につけた伝統的な思考をもつ日本人であれば、である。

ハクホー仁王立ちの写真を見て、まず思い出したのは、柔道の篠原のことだ。ぜったい勝っていた試合に文句をつけなかった。誤まった判定を招く危うい勝ち方をした自分がワルイという思いでいたのだろうと思う。フランス人審判によってフランス人の優勝が、それで決まった。

アメリカチームに負けたこと、柔道の篠原のこと、トリノのこと
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-03-13-1

曙(あけぼの)という横綱がいた。ハワイ出身だった。その謙虚であること、その態度ふるまいから「日本人より日本人らしい」と言われてもいた。ところが、相撲界を去って、プロレスに行った。オドロキであった。そして、そのときも「日本人でないからナ」と思った。

角界に残っていれば親方衆にはいり、文部科学省から補助金もでる「国技」の栄誉のなかで暮らせたのに、プロレスなどという社会の最下層(アメリカではボクシングの世界は、社会の最底辺に位置するような話を聞きもするが、プロレスはそれ以下と見なされているのではなかろうか・・)に、日本の「国技」相撲の最高番付の持ち主が、あっさり身を移してしまった。

たぶん日本人であるということは、日本語のなかで生まれ、日本語で涵養され、日本語で生きている人間を言うのだ。日本語で育まれた文化を自然に身につけた人がほんものの日本人であって、国籍を取得して日本人になったという人は、どこまでいっても帰化人でしかない。江戸っ子が、三代にわたって東京で生まれた人でないとそう呼ばれる資格がないというが、それと同じで、二代目は、「俺は東京生まれの東京育ちだ」と言っても、「江戸っ子じゃない」と言われてしまう。さびしくキビシイ話しであるが、それが現実で、それに甘んじざるをえないところがあり、それを受け入れてきたように思う。

そもそも日本の伝統文化の中に外国人を加えるというのがマチガッテいるのではないか。外国人を排斥するというのでなく、「国技」としてそれほど大事に思うのであれば、競技をするのは日本人に限定すればいい。サッカーや野球のようにプロ選手をめざす子どもがいないというが、むかしは、神社や公園には必ず土俵があって、祭りのときには奉納相撲などやっていた。学齢前からそのような行事が習慣となっていれば、関取になりたいという子どもも増え、わざわざガイジンを招聘する必要などないはずである・・・

・・・というようなことを、

貴乃花親方は考えているのだろうか・・・。

ニュースには、ハルマフジ暴行事件についての相撲協会の聴取を拒否したという。

もっとも貴乃花親方は、日本人というより・・・、

宇宙人にちかいような話もでているが、ソレはまた別の話し・・・。


国技館: 大相撲力士、土俵の内外 (河出文庫)

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  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/12/08
  • メディア: 文庫



相撲、国技となる

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  • 作者: 風見 明
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2002/09/01
  • メディア: 単行本



ハルマフジ書類送検 [スポーツなぞ]

ハルマフジがたいへんなことになってしまった。

事件発覚の経緯をみると不可解である。

これまでのいきさつをウワサに聞くところによると、貴乃花親方がキーマンであるのは確かなようだ。

貴乃花親方の隠された意図が、そこにはアルように感じられる。

隠れた意図とは、モンゴル勢総払いである。さらに拡大解釈するなら、モンゴルだけでなく外国人力士を「相撲」から排除する意向があるのカモしれない。

スポーツジャーナリストの二宮清純氏によると、貴乃花親方は「相撲原理主義者」だという。そうであればなおさらだ。

貴乃花親方についてジャーナリストが見解「急進改革派とは真逆」
http://news.livedoor.com/article/detail/13918464/


相撲協会内での「事件」である。それを認知した時点で、相撲協会・執行部に連絡するのが筋(スジ)である。それより先に警察に「傷害事件」として被害届を出せばドウナルカは分かるはずである。

どの業界も、自分たちのメンツや利益を守ろうとする。自己防衛本能のようなものが発動する。問題が生じても、内輪内輪で収めて、外部に洩れないように画策する。

社会保険庁=きちがい部落
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-09-07-2

ところが、協会に知らせずに、警察に被害届を出した。貴乃花はよっぽどの世間知らずか、それとも、隠された意図があるのでは・・・と考えざるをえない。

相撲協会としては、現役力士、それも横綱が書類送検されることにでもなって、引退、除名ということにでもなれば、執行部のメンツ丸つぶれとなるだけでなく、協会全体として興行上たいへんな不利益ともなる。

まして、その「暴力」の場には、カクリューもハクホーも居たという。連帯責任ということでもなれば、モンゴル勢は一網打尽である。

いま、貴乃花親方は沈黙を守っているという。沈黙そのものが、隠(画)された意図を示しているように思う。それが相撲全体のために良かれと思ってのことか、自分の立場利益を増長させるためのものかは知らない。


以上、新聞記事などをよくよく読んで記しているわけではない。あくまでも、印象にすぎない。

それでも、事件当初から、特に感じているのは、スポニチ新聞、第一面にデカデカと掲載されたハルマフジの写真。よくここまでワルイ写真を選んだものだ、という思いで見てきた。マスクをしたハルマフジの顔はいかにも悪人然としている。スポニチ新聞には、横綱の立場を守るための配慮が最初から無いように感じられた。傷害の嫌疑をかけられただけで、よくまあここまで、という思いをした。

スポニチ新聞は、貴乃花ビイキだそうである。先に紹介した記事の見出しに「貴乃花親方と関わり深いスポニチ」とある。


結論としては、(ここまで、「印象」で書いてきてヒドイ話しだが・・・)

世の中が、印象で動いたり、ヒイキで操作されては、困る。


なぜなら、相撲四十八手に

「引き落とし」はアルが、

ヒイキの引き倒しはナイ。


スポーツジャーナリストの二宮清純氏のコメントの出ている記事
貴乃花親方についてジャーナリストが見解「急進改革派とは真逆」
http://news.livedoor.com/article/detail/13918464/

「ユーチューブ」には、いかにもありそうなそれらしい情報も流れている。
(「ヤバイ」「闇」は大袈裟だと思うが、以下のようなタイトルで・・・)
日馬富士の暴行に白鴎が止めない理由がヤバかった! 以前からあった闇の関係とは? https://www.youtube.com/watch?v=4wrK0FsgD3I

日本「きちがい部落」?:原子力損害賠償紛争解決センター 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-10-27



相撲四十八手: 相撲宝鑑

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  • 出版社/メーカー: 君見ずや出版
  • 発売日: 2014/12/11
  • メディア: Kindle版



「読書のとっかかりが分からない」人へのアドバイス(出口治明氏の談話から) [本・書評]

雑誌に「読書を極める!」と題した特集があり、図書館で読み、手元に置きたく思っていた。週刊ダイアモンドの2015年10月17日号だ。

「読書」を極める! 闘う書店、使い倒せる図書館の歩き方 週刊ダイヤモンド 特集BOOKS

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  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/02/22
  • メディア: Kindle版



一昨日たまたま『アマゾン』を覗いたら、マーケットプレイスで10円以下の値段で出品されている。即、クリックした。それが、本日午前中にとどく。佐藤優、齋藤孝をはじめ多くの読書の達人ともいうべき人たちの記事が出ている。

本日午後、NHK-FMのトーキングウィズ松尾堂を聞いていたら、「グリとグラ」の作者ともうお一方がゲストとして呼ばれ、話している。
http://www4.nhk.or.jp/matsuodo/

もう一人のゲストは「実業家」と紹介されている。低く柔らかい声でのんびり話す男性だ。姓は「出口さん」と呼ばれている。もしかして・・・と思い、午前に届いた雑誌をみるとライフネット生命保険の会長兼CEOの「出口さん」の記事が出ている。

番組の最後に、「今日のお客様は実業家の出口治明さん」と名前が示された。雑誌の「出口さん」も治明さんである。同一人物であった。

雑誌記事には「手繰り寄せるように興味のある本を読む」とタイトルされ、「あくまで自分の好奇心から始めることが重要」とある。そうすれば、自ずとオモシロイ本に出会えるというわけだ。

山口昌男の遊びについて
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-01-03


「出口さん」の「本好き」は折り紙付きと言ってイイ。記事に出ている「出口さん」の写真のキャプションには「幼稚園のころから本好きだった。両親に 『なぜ、僕を本屋の息子に生んでくれなかったのか」 と問い詰めたこともある。67歳になった今も 『いつかは書店で働いてみたい』 と語る」とある。

記事中に、オモシロイ提案がある。「読書のとっかかりが分からない。教えてほしい」と聞かれた場合のアドバイスだ。それは「サイコロを振って3の目が出たら、(新聞)書評欄の右から3番目にある本を読めばよい」。

それを「1カ月も続けたら、自分が興味や関心のある分野が浮かび上がってくるはず」と、言う。


「出口さん」の姓名で『アマゾン』を検索したら、たくさんの著書があることを知った。そのうちの一冊は、いま図書館にリクエストしている本だ。他の本の評判も総じて良い。いろいろ目をとおすと、膨大な読書量に支えられた読書に関する他のアドバイスも見いだせるにちがいない。



人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

  • 作者: 出口 治明
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 新書



本物の思考力 (小学館新書)

本物の思考力 (小学館新書)

  • 作者: 出口 治明
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/03/30
  • メディア: 新書



人類5000年史I: 紀元前の世界 (ちくま新書)

人類5000年史I: 紀元前の世界 (ちくま新書)

  • 作者: 出口 治明
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/11/08
  • メディア: 新書



「北朝鮮のオカゲ」(統一教会と安倍一族との関係) [政治・雑感なぞ]

衆院選後、ミサイルがとんと飛ばない。自民党重鎮の麻生センセイの言うとおり、衆院選自民勝利は「北朝鮮のオカゲ」というのは事実のような気がしてくる。

事実であるとすれば、マスコミの重鎮が首相と食事会を多々ひらき昵懇の関係で政権に与する報道を優先するように、北朝鮮と自民党もなんらかのつながりがあるのかもしれない・・・

以前、ちらと安倍首相の祖父:岸信介と統一教会との関係について読んだ気がする。統一教会の教祖:文鮮明と岸の和やかに会する写真も見た覚えがある。

それで、祖父以来の古い付き合いから、統一教会を通して北朝鮮に働きかけ、安部首相の電話一本で、ミサイルも随時どんどん飛ばせる状態にあるのカモしれない。

・・・などという怪しげな思いから、「北朝鮮 統一教会」でグーグル検索すると、あるある。

アヤシイ情報が出て来る。

https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4LEND_ja___JP513&q=%e5%8c%97%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e3%80%80%e3%80%80%e7%b5%b1%e4%b8%80%e6%95%99%e4%bc%9a

とはいえ、写真付きの情報もあって、否定もできない。


中でも、北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長の髙 英起(コウ・ヨンギ)氏の記事は信頼性が高いように思える。

『ウィキペディア』には、高氏について次のように示されている。

髙 英起(コウ・ヨンギ)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E8%8B%B1%E8%B5%B7


その記事のひとつに次のものがある。

北朝鮮・統一教会・自民党の奇妙な「三角関係」…金正恩氏が教祖に弔電
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20150830-00048987/

政治は、関係性のなかで創られていく宿命のもとにある。折衝・交渉相手がダメだろうがワルかろうが、無視して成立するものではない。ダメでワルいからこそ、交渉を持たざるをえない場合も多い。それゆえ、マスコミとの関係にせよ何にせよ、白い関係も黒い関係も(「必要悪」として)アリとするしかない。それが、結果として、自国民をウラギルものとなるときに、非難の対象となるだけで、そうでないなら、ソレマデのことなのだろう。自国民も他国民もウラギッテ、全世界のためになるような決定をする政府があるならソレが至上なのであろうが、そんな政府を人間が現出できようはずがない。


最新の記事で、高氏は、北朝鮮との「裏取引」に言及している。

北朝鮮「拉致問題」解決のための「裏取引のススメ」
11/16(木) 19:32
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171116-00078214/

そこで高氏は、2014年に日朝両国の間で交わされた「ストックホルム合意」とソレ以降について、以下のように述べている。

*****以下引用*****

2014年には、日朝両国の間でストックホルム合意が交わされ、安倍首相は「全面解決に向けた第一歩となることを期待しています」と語るなど、周囲に希望を抱かせた。ところが、再調査の中身や合意自体の解釈をめぐって、両国の溝は深まる。さらに金正恩体制が強行した核実験とミサイル発射実権をめぐり日本政府は追加制裁措置を決定した。

そこに至るまでの間、安倍政権はストックホルム合意に固執し続けた。そしてそれと同時に、国連人権理事会などではEUと共に、北朝鮮の人権問題を積極的に追及してきた。人権侵害の追及は正しい。しかしストックホルム合意は、将来の国交正常化を前提としている。金正恩党委員長は人権侵害により「人道に対する罪」で訴追される可能性が取り沙汰されており、そこに追い込んだのは日本だ。そのような独裁国家と国交正常化が可能であるはずもなく、安倍政権の対北政策は矛盾に満ちていたと言わざるを得ない。

結局のところ、ストックホルム合意は拉致問題で「何かやっているフリ」をするための、アリバイ証明として使われただけではなかったのか。

安倍政権はいったい、どうやって拉致被害者を救出するつもりなのか。

****引用ここまで****

つい最近、拉致されためぐみさんの両親の会見からは、日本政府への不信がにじみ出ていたように思うが、ご両親も「何かやってるフリ」をしか、そこに見ることができていないからではないか。

しかも、「対北政策は矛盾に満ちて」ドンヅマリに至っているようである。

統一教会をとおして北朝鮮に働きかけミサイルを飛ばしてもらうこともできる首相でアレバ、拉致被害者を解放してもらうことは、よりカンタンであろうように思うが、そうならないのはナゼであろうか・・・


検証・統一教会=家庭連合―霊感商法・世界平和統一家庭連合の実態

検証・統一教会=家庭連合―霊感商法・世界平和統一家庭連合の実態

  • 作者: 山口 広
  • 出版社/メーカー: 緑風出版
  • 発売日: 2017/04/01
  • メディア: 単行本



イノベーション生む風土(日経産業新聞記事から)ロッシェル・カップ [ニュース・社会]

日経産業新聞に、『イノベーション生む風土』と題して、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長:ロッシェル・カップ氏が記している。なるほど、そのような風土・土壌・気風があれば、イノベーションの種も育つだろうように思う。

ところで、最近の日本語にはカタカナ表記が多くて困る。中国人留学生も困っていると聞く。日本語だと思って一生懸命調べていたら、外来語であることに気づいてナンダということになるらしい。やまと言葉に、中国語が文字として入り、こんどは英語その他である。日本語の語彙は、多くが輸入品である。

・・・など余計な言葉を連ねているが、要するに当方は「イノベーション」の何たるかを知らないのである。それで、調べると、「技術革新」とある。なら、最初から「技術革新」と表記すればイイではないかと思うが、ウィキペディをみると、「イノベーションは、1911年に、オーストリア出身の経済学者であるヨーゼフ・シュンペーターによって、初めて定義された。」などという説明まで付いている。要するに、たいへん深い意味でも、軽い意味でも使いうるということなのだろう。まあ、新しいモノ・コトを生み出すことくらいに思えばイイのかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

またまた前置きが長くなった。

ロッシェル・カップ女史の率いる「ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング」社のホームページをみると、異文化交流事業ということになるのだろうか。ビジネス面での支援事業でもあるらしい。
http://japanintercultural.com/ja/home/default.aspx

その女社長が、シリコンバレーについて書いている。

以下、要約しようと思ったが、オモシロイので全文引用する。
(強調は環虚洞による)

*************
『イノベーション生む風土』

シリコンバレーの企業のイノベーション、はいつも羨望の的である。しかし、シリコンバレーの企業が重点を置いているのは、何かの技術といったようなものだけではない。彼らが今、力を注いでいるのはチームの働き方と風土である。

チームにおける良い人間関係を促進するために、シリコンバレーの企業は様々な方策をとっている。会話や打ち合わせをしやすいオフィスデザインにお金をかけたり、意見交換やチームビルディングを目的とする「オフサイト」ミーティングをリゾート地で開いたりしている。メンバー同士のやり取りはイノベーションを生み出すために非常に重要だと思われている。

目に見えないものも重視されている。それは「サイコロジカルセーフティー(心理的安全性)」という概念だ。この言葉をシリコンバレーに紹介したといわれているのがグーグルだ。

彼らは会社を良くしようとする活動の一環として、社内でもっともパフォーマンスの高いチームとパフォーマンスの低いチームの違いを分析した。構成メンバーの優秀さが決め手になるだろうという予想に反し、実際にはそのような結果にならなかった。もっとも重要な要素はチームメンバーがどうやってお互いに接しているかであった。

ミーティングは発言しやすい環境なのか、間違いをオープンに話せる雰囲気になっているのか、臆せずに質問や発言をできるようになっているのか。グーグルはこうした基準をもとに心理的安全性という名前をつけ、分析結果を公にした。

このコンセプトの推進者は、ハーバード大学ビジネススクールのエイミー・エドモンソン氏だ。グーグルは彼女の研究を参照していた。彼女による定義はこうだ。「そのグループのなかではリスクをとっても安全であるということをチームメンバーが共通に信じている状態。また発言しても恥をかかせられたり、拒否されたり、懲罰されたりすることはないという自信でもある」

その環境では、質問したり、助けを求めたり、提案を出したり、新しいことにトライしたり、フィードバックを求めたりすることが積極的にできる。そうした行動は健全なチームワークに貢献する。だから心理的安全性のあるチームはパフォーマンスが高い。

心理的安全性のあるチームでは、失敗から学んで創造性とイノベーションを生み出せる。そうでないチームでは、皆が無難なことを言うだけになり、イノベーションが生まれない。

心理的安全性を生み出すには、以下のような行動が役立つ。 

① 失敗を非難をしない。

② プロジェクトがうまくいかなくても、それにかかわっていた人たちの努力に感謝する。

③ 違った意見を表明した人に感謝する。

④ 発言の少ない人に発言を促す。

④ ミーティングで参加者に自分が最近とったリスクを報告してもらう。

イノベーションを起こしたいのであれば、まず自社の管理職がどのようにチームを管理しているのかを考えるべきなのだ。

(日経産業新聞 11・14・p20)
*****引用ここまで*****

「サイコロジカルセーフティー」。

どんな集団でもたいへん役立つ概念であると思う。

「目に見えない」「心理的安全性」が醸し出されている組織集団は、たいへん産出的なものとなるに違いない。



日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法

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チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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イオンは社会貢献、環境への配慮でずば抜けている(日経MJの記事から) [ニュース・社会]

日経流通新聞にイオングループの記事がでている。ドラッグストアのウエルシアや食品スーパーは好調だが、総合スーパー(GMS)部門が苦戦しているという。セブン&アイの後塵を拝しているという。

だが、《「隠された価値」収益転稼を》という囲み記事を見て、応援したくなった。


以下、全文引用
(『日経流通新聞』11・12・p5)

************

国内流通2強とされるイオンとセブン&アイ・ホールディングス。利益率などではイオンはセブン&アイの後じんを拝している。しかし、地域社会への貢献や環境への配慮など、業績には表れにくい分野での取り組みの価値を無視することはできない。

福島県広野町。東日本大震災後、非難指示区域となっていた双葉郡で初めてスーパーを開業したのはイオンだった。住民が少なく、個店での採算の確保が厳しいのは明らかだ。「地元企業にも断られた」(広野町関係者)案件に対し、イオンは2015年に出店を決めた。「スーパーがなければ、戻る人も戻れない」(村上教行東北代表)

16年の熊本地震の際、発災後の1カ月弱でイオンが被災地に送ったおにぎりや飲料、日用品などの支援物資は合計で約350万個に上る。ライバルのセブン&アイは8万2000個。災害時に防災拠点となる大型ショッピングセンター(SC)も20年までに100カ所にする。

環境への配慮も、国内大手企業の中でトップクラスだ。持続的な水産業を実現するための国際認証である「ASC」や「MSC」を取得した独自商品の数は53品目と、流通業では飛び抜けた存在。環境負荷を抑えたオーガニック商品の生産・販売にも注力する。

全国に大型施設を多く持つイオンには行政からの要望も多い。ただ、そうした有形無形の貢献がビジネスの足かせと捉えられることもある。財務諸表には載らない自社の「隠れた価値」をどうアピールし、戦略的にファンを育てていくか。経営理念を収益や競争力に転嫁するプランも必要だ。

****引用ここまで****

会社の値打ちが、収益の大だけでなく、社会貢献の大で計られるようになればケッコウに思った。もっとも、そのようなところはなかなか目に留まらない。

それでも、見る人はチャンと見ている。

密かになされる善行は、神の目にも留まる。

イエス・キリストの『山上の垂訓』のなかには、次のような言葉もある。

「人に注目されようとして自分の義を人の前で行なうことがないようによく注意しなさい。そうでないと,天におられるあなた方の父のもとであなた方に報いはありません。 ゆえに,憐れみの施しをするときには,偽善者たちが人から栄光を受けようとして会堂や街路でするように,自分の前にラッパを吹いてはなりません。あなた方に真実に言いますが,彼らは自分の報いを全部受けているのです。 しかしあなたは,憐れみの施しをする際,あなたの右の手がしていることを左の手に知らせてはなりません。 あなたの憐れみの施しがひそかになされるためです。そうすれば,ひそかに見ておられるあなたの父が報いてくださるでしょう。」(マタイ6:1~4)



イオンの社長:岡田元也氏の著作はないかとアマゾンで検索したところ、父親である卓也氏の著作が目にとまった。「ウィキペディア」を調べて、当方はじめて知ったのだが、民進党代表もつとめた(現・「無所属の会」の)岡田克也氏は、イオン創業者である卓也氏の次男。イオン社長の元也氏は長兄とのこと。



小売業の繁栄は平和の象徴 私の履歴書 (日経文芸文庫)

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籠池夫妻の長期勾留=「臭いものにはフタ」? [政治・雑感なぞ]

例の森友学園の籠池夫妻のことを書く。

お二方のことを当方はよく知らない。だから、あくまでも印象に過ぎないが、あえて言葉にするなら「怪しげな」「胡散臭い」部類になる。起訴されて、収監されているのだから、なおさらである。

しかし、だからといって、人権無視の不当な扱いが許されていいわけはない。

聞くところによると、勾留が不当に長引いているという。

そもそも「逮捕」自体、不当であるという話もある。逃亡、証拠隠滅の可能性があれば「逮捕」も必要であろうが、籠池氏は、国会で証人喚問を受けた有名人である。仮に逃亡しようが、すぐつかまる。証拠は、警察検察にすでに押えられている。それなのになぜ、「逮捕」の必要があろう。ところが、それにも係わらず「逮捕」され、長期にわたって勾留され、現在、家族の接見も許されない状態であるという。

以前、桜井さんという「無期懲役」判決を受けて30年余収監されている方を支援する弁護士会主催の集まりに出たことがある。ご本人に質問する機会も得た。のちに判決は誤まりで、冤罪であることが判明したが、その集まりで、日本の司法制度が世界標準に劣る人権をないがしろにした「クレイジー」なものであることを知る機会となった。

クレイジーな日本の司法制度:無期懲役を言い渡された人に会ってきたhttp://bookend.blog.so-net.ne.jp/2009-12-07

桜井さん同様、籠池夫妻に対しても、あいも変わらぬ「クレイジー」が続けられているだけなのだろうか。

よく考えると、それだけが籠池夫妻「逮捕」、長期勾留の理由とは思えない。

籠池夫妻逮捕・勾留とは逆の事例がある。逮捕されるべくして逮捕されない人物がいる。例の「詩織さん」事件のレイプ犯とされる人物である。逮捕状はすでに出ていたが、逮捕直前になって、執行が取りやめになったという。レイプ犯とされたのは、以下の本の著者である。

総理 (幻冬舎文庫)

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  • 作者: 山口 敬之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/04/11
  • メディア: 文庫


レイプ被害の「詩織さん」は魔女か?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-10-31

森友事件、詩織さん事件、どちらの事例にも共通するのは、容疑者とされる人物が、安倍首相とたいへん近く深い関係にあるという点である。その一方は、収監され、もう一方は、野放しになる。どちらも逮捕状が出たにもかかわらずである。

誰もが籠池氏を「胡散臭」く感じているように思うが、誰よりも「臭いもの」として籠池氏の口に「フタ」をしたく思っているモノ、その存在を不都合に感じているモノは、誰であろうか。


それにしても、森友学園・疑惑のその後をずっと追っていれば、籠池逮捕・長期勾留が不当であることをマスコミは気づいていいはずだが、大々的に取り上げない。弁護士会も騒がない。知識人も動かない。

今、「知識人」と書いたが、知識人が登場したのは、フランスのドレフェス事件のときだと聞く。

『事典 哲学の木』には、次のようにある。「知識人(intellectuals)は、19世紀末のフランスにおけるドレフェス事件とともに成立した概念である。スパイ容疑で不当に逮捕されたユダヤ系の参謀将校ドレフェスの冤罪をはらすべく、作家のゾラが1898年、新聞に出した『我は弾劾する』という題の当局批判をきっかけに、ドレフェスを擁護すべく立ち上がった人々が『知識人』という考え方のはじまりである。・・・
(記述は三島憲一氏)」

籠池氏をドレフェスになぞらえるのは難しいし、擁護すべき人物にも思えないが、籠池氏に対する司法のあり方は無視できない動きである。糾弾に値するように思う。

まして、司法を意図的に用いて、人権無視の不当勾留によって、その口を封じ、苦しむままにしているモノが確かにいるとするなら、そのモノはさらなる糾弾に値するのではないか。

【菅野完】籠池夫婦の今
https://www.youtube.com/watch?v=H24mZMUxHq0

籠池夫妻拘束3カ月超 安倍政権の政治弾圧に司法言いなり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217205/1


裁判所の正体:法服を着た役人たち

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ゾラの生涯 [DVD]

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事典・哲学の木

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  • 発売日: 2002/03/08
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