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首相主催の花見会1万6500人の招待費用は、だれが払っているのだろう・・・ [政治・雑感なぞ]

「桜を見る会」を開いたのだという。「安倍首相主催 1万6500人が出席」と『毎日新聞』サイトに出ていた。

https://news.google.co.jp/news/rtc?ncl=d_1Htt8TLrFZ6-MV1S2xD31nnxCmM&authuser=0&topic=h&siidp=f758dd4aa0aed78a46a927e9dd26813401e4&ar=1492247300

それは、人間だから、首相とはいえ、花見もしたいだろうし、するだろうが、桜を利用した自己PR活動といえなくはないか。招待客らへの挨拶を見ると、自己・政権PRであり、その内容は「自画自賛」である。

そもそも、そのようなものであるなら、「桜を見る会」の招待費用は、主催者である首相のポケットマネーから出ているのだろうか。それとも、政権与党である自民・公明党から出ているのだろうか。

下のURL:首相官邸のホームページに、その「あいさつ」が出ている
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201704/15sakura.html


ほんとに1億総活躍社会になリつつあるのだろうか。なりつつあるのはあるだろうが、「保育園落ちた」の声はつづいていないか。保育園をつくるカネが、オトモダチの森友学園や加計学園などに回されてきたというのが事実ではないか。企業賃金は2%上がったというが、実感としての物価はもっと上がっているのではないか。「桜を見る会」に招待されることのない庶民の声は、深刻だ。

庶民からすれば、芸人をはべらせ、取り巻きにかしずかれ、お殿様気分でけっこうですね、である。


花見で、俳句をよんだという。

『風雪に 耐えて5年の 八重桜』

こうなると、下の句をつけてみたくなる。

オトモダチの加計学園に便宜を図っている話は、桜の「ツぼミ」のように開花を待っている。政治とカネの問題は、これからも延々とつづきそうである。

ゆえに、下の句は

『 ツミは千年 カネは万年 』


(以下、当方未読ですが・・)

政治とカネ (岩波新書)

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誰も言わない政党助成金の闇 「政治とカネ」の本質に迫る

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追及! 安倍自民党・内閣と小池都知事の「政治とカネ」疑惑

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ニールセン交響曲全集

クラシック音楽が好きで、いろいろ聞いているが、ニールセンの作品をはじめて聞いた。

N響の現・主席指揮者パーヴォ・ヤルヴィがフランクフルト放送響を振ったものだ。

まだ、交響曲・第1番だけだが・・・

当初よくわからなかった。それでも、





くり返し聴きこんでいくと、作者の意図や文法のようなもの、作曲のスタイルがのみこめたらしく、おもしろくなってきた。

第1番には、バリトン、ソプラノの歌唱が入るが、すばらしい。

マーラーをはじめ作曲家ひとりひとりには個性があって、どの作品のなかにも、その片鱗があり、なじんでくると、曲の一部を聞いただけで、誰の作品かがわかるようになってくるが、そこまでは、ある意味シンボウが必要なのかもしれない。

これは対人関係にもいえるだろう。

N響の定期で、パーヴォ・ヤルビィの演奏を聴く(NHK・FMで)たびに、楽曲の解釈の深さを感じさせられる。ちがった側面を示してくれている。上記イメージ全集も、クリアな音質でキレのいい演奏である。他の指揮者の演奏、ブロムシュテット・サンフランシスコ響の評価が高いようだが、他の指揮者のものも聞いてみたく思っている。

(訂正:上に、第1番と記したが、バリトン、ソプラノのヴォカリーズの入るのは、3番「ひろがりの交響曲」)。


ニールセン:交響曲全集

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  • アーティスト: サンフランシスコ交響楽団,ニールセン,ブロムシュテット(ヘルベルト)
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  • 発売日: 1996/03/01
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『イッパイのカケそば』に176億円 [政治・雑感なぞ]

安倍首相のオトモダチに血税176億円が流れているという話。

特区指定で血税96億円を手に入れた安倍の親友「加計学園」総帥が「首相の後ろ盾があるから大丈夫」と発言!?
http://lite-ra.com/2017/04/post-3069.html 2017.04.12.


政治家・官僚は、公(おおやけ)に奉仕する僕(しもべ)であるような顔をしているが、その実、オトモダチの便宜を図って、後に自分にかえってくる利益を当てにしていたりする。最近の文科省アマクダリもそうだし、あげたらキリがない。

証人喚問までして大騒ぎをした「森友学園」をはるかに上回る 176億ものカネが、安倍首相の大のオトモダチの「加計学園グループ」に流れている。その便宜供与に関して、テレビでも特に取り上げられない。おかしな話である。

どんぶりイッパイ、てんこもりにした176億円のカネが、「一杯のカケそば」程度にあしらわれている。テレビ局は、「イッパイ」と「一杯」を間違えているようだ。なぜか?

山本太郎議員が、室井佑月との対談で話しているように、政治家、官僚が・・構造改革や規制緩和と言いながら、自分たちのお仲間を政府の諮問会議的な所に座らせて発言させて、実際に制度を変えていく。それによって、派遣社員が厳しい労働環境に置かれたり、タクシーの台数が増えたり。結果、派遣業やリース業を営む政商たちに金が流れる仕組み。政治家になってやっとそうした構図がわかってきました。政治家は組織票と企業献金、官僚は出世と退職後の為に、都合良く法律を作ったり制度を変えて、オトモダチに都合よく仕事や金を回すご奉仕をするんだ、と。

そういうものであると、諦めていることからか・・・?

室井佑月が山本太郎に迫る! アッキード事件の闇、安倍首相の素顔、そして原発とマスコミ...LITERA4月11日(火)13時0分
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0411/ltr_170411_8806651572.html


諦めているとは、ある意味、それでヨシとしているということにもなる。英語で「あきらめ」を意味するresignationは「帰依する・ゆだねる」の意味もある。

ヨシとしているなら、天の声をありがたく聞く、信者のひとりになってしまう。政治に関しては、安倍一強といわれているから、安倍晋三教ということになろうか。

本来公正中立であるハズのNHKや大手民放テレビ局がジャーナリズムから逸脱して、安倍晋三教を、推し進めていると指摘する方々がいる。以下、それらの記事URLを示すが、事実そのとおりであるとするなら、単なるアキラメなどというのでなく、偏向をヨシとしているということになる。加計学園関連の報道をしないテレビ局、大手新聞は、いわば、安倍晋三教を奉じて、その便宜を図るのを、国民に真実を報道することより優先する、「御用メディア」に成り下がってしまった、ということなのだろう。さらに強くいうなら、ジャーナリズムの役割を放棄したということにもなろう。

メディアが、そうなったなら、そうなったで、用心して報道に接することは、個人としてできる。報道されていない何か、隠されている何かに注意を払うことはできる。

だが、そうは言っても、国民の大多数は、それらのテレビ・メディアの影響下にあり、報道されたことをのみ受け取る傾向がある。では、このまま、見過ごされたままで、ずるずるといくのだろうか・・・。

国民の血税をオトモダチにドンドンくれてやる政治を、ヨシとしているなら、そのうち、血税どころか、ホンモノの血液を流すよう政権は強いてくるにちがない。その点に、特に注意深くある必要があるように思う。


新年特別企画◉安倍政権御用ジャーナリスト大賞 安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表!
http://lite-ra.com/2017/01/post-2828.html

岩田明子記者の会長賞受賞にみるNHKジャーナリズムの没落、TBSとテレビ朝日も弱体化、背景に自粛と安倍政権への配慮か?
http://www.kokusyo.jp/tv/11207/

安倍政権下の新自由主義と軍事大国化が生んだ最初の戦死者、(株)民間軍事会社(PMC)の顧問は自民党の元茨城県議
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-01-28-1


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マオちゃん~家康~トランプ~空母カールビンソン [政治・雑感なぞ]

マオちゃんは、言わずと知れたスケートの浅田真央のこと。毛沢東(マオ・ツォートン)のことではない。

きょうは朝からマオちゃんのニュースばかりやっている。たいへん人気のある選手の引退表明であり、関心が高いだけに取り上げざるをえないところもあるのだろうが、過熱しすぎではなかろうかと思う。ほかにニュースもあるだろうにと思う。

マオちゃんの話から、三回転半ジャンプする・・・

ジャーナリストの櫻井よしこ・国民の会共同代表は、「何が大事なんですか、あんなこと」と、森友学園ばかりを扱う国会について嘆き、日本会議国会議員懇談会の憲法改正プロジェクトチーム座長、古屋圭司は、「(籠池氏の)国会証人喚問があった日に(衆院)憲法審査会があったこと」を、多くが知らないことに怒り、その矛先を報道に向けて、「いかに森友一色でメディアが報道していたか。非常に残念」と述べた、という。

「信用に泥塗られた」 日本会議、森友問題にいらだち
朝日新聞デジタル 4/11(火) 19:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000094-asahi-soci


過熱する報道のなかから、ほんとうに大事なものを見逃すことのないようにする必要がある。「より大事なものは何か」といつも自問する必要があろう。

もっとも、「何が大事」かということになると、そこには価値観が絡んでくる。国民としての誇りを第一に考える人たちと世界の平和を第一に考える人たちとでは、とりあげるものは異なってくる。人間の見地ではなく宗教的見地から、創造者:神の視点を第一にする見方もある。それでも、ごく一般的な見地から言って、イノチが一番大事なわけだから、なにがイノチにかかわるかを問えば、おのずと答えは明らかになるようにも思う。

世界は、大小さまざま国で成り立ち、国家ともいえないようなグループもあって、それらがアチコチで紛争紛糾、ヤクザ者の抗争のような状態がつづいている。それら全てに、にらみをきかせて、勝手なことをさせないだけの力をもち、かつ全ての者を信服させるだけのルールをつくれる者がいれば、紛糾状態を収拾させることもできるのだろう。

いわば、そのような仕方で、戦国時代を終わらせ、女ひとりでも旅ができる治安を回復させたのは徳川家康であると山本七平はいう。

「徳川家康」山本七平著
(平和のために「植えつけ」なければならなかった信仰
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2013-03-30

「徳川家康」(政略家にして政策家)山本七平著 
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2013-04-05


今、トランプはそうした力を示そうとしているのだろうか。超大国アメリカの実力を見せつけようとしているのだろうか。朝鮮半島近海に空母カールビンソンを派遣しているという。たしかに、軍事力で脅しつけることはできるだろう。それなりの効を奏するだろう。だが、こころから信服させ、諸国を納得させるだけの“正義”を持ち合わせているかといえば、そちらはアヤシイ。脅しつけられる方も、自分の“正義”を主張するにちがいない。北朝鮮あたりは、おとなしくなっても、ロシア、中国はそうはいかないだろう。

海上自衛隊、朝鮮半島へ向かう米空母と共同訓練へ=関係者
ロイター World | 2017年 04月 12日 00:05 JST
http://jp.reuters.com/article/sdf-korea-us-air-career-idJPKBN17D1VX

カールビンソン(グーグル・ニュース
https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=&oq=&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4LEND_ja___JP513&q=%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%83%b3&gs_l=hp..0.0i4l5.0.0.0.4687...........0.DrKlo4h2wkQ#q=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3&hl=ja&tbm=nws&spf=1

世界を席捲し、世界平和を樹立できる者は、聖書的にはひとりしかいない。『ヨハネの黙示録(啓示)』に示されている「白い馬」の乗り手である。それは、神の「子羊」、復活したイエス・キリストを表している。次のように記述されている。(以下、ヨハネによる啓示6章から抜粋)

そして,子羊が七つの封印の一つを開いた時にわたしが見ると,四つの生き物の一つが雷のような声で,「来なさい!」と言うのが聞こえた。 そして,見ると,見よ,白い馬がいた。それに乗っている者は弓を持っていた。そして,彼に冠が与えられ,彼は征服しに,また征服を完了するために出て行った。

省略

そして,地の王たち,高位の者たち,軍司令官たち,富んだ者,強い者,すべての奴隷また自由人は,ほら穴や山の岩塊の間に身を隠した。 そして山と岩塊とにこう言いつづける。「わたしたちの上に倒れかかれ。そしてみ座に座っておられる方の顔から,また子羊の憤りからわたしたちを隠してくれ。 彼らの憤りの大いなる日が来たからだ。だれが立ちえようか」


旧新約聖書―文語訳

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  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
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雨の上は、満月

本降りの雨になっている。気温も冬に逆戻りだ。これで、花も散ってしまうにちがいない。

きのうは、満開の桜のしたを通りぬけ、さらには遠くから眺めて、春をたのしんだ。川堤にそって桜がうえつけてあり、そのしたには、ずっと菜の花も咲いている。さくら祭りのちょうちんがぶらさがって、そこに寄進した方の名が書いてある。ウォーキング、イヌの散歩の人たちとすれ違う。見しらぬ顔にあたまをさげる。笑顔でこたえる。風もなく、日ざしもあたたかく、みな気持ちにゆとりがみえた。

歩きながら見る桜は、光のかげんで、白っぽく見えたり、さくら色に見えたりした。

光の反射したものをとらえて、われわれは「色」として識別するらしい。最近、「植物が好きな色は何か」という問題を考えた。ある本にそのように出ていたのである。葉っぱの色を見て、その問いに「ミドリ色」と答えるのは、マチガイであるという。なぜなら、植物はミドリ色の光を受け入れるのを拒んで、反射しているので、人の目にその葉がミドリ色に見える。つまり、植物は、ミドリ色が嫌いなのだ・・という話だった。どこで読んだか忘れたが、オモシロイ話である。そうして考えると、実際に見えている色の補色にあたるのが、その物自体のホントウの色なのかもしれない。植物のホントウの色は、じつはアカ・・・。

それにしても、植物がアカ色に見えたなら、たいへん辛い世の中になるように思う。以前、聞いた話だが、一面「白」の世界で生活している南極越冬隊の方が、「日本に帰ってなによりも見たいのは美人よりもみどり」と言っていた。植物の立場からすると、自分のきらいな色をもって、認知され、しかも、それが何よりも好まれていることを考えると複雑な気分になるにちがいない。

植物を擬人化して、「好き」「嫌い」「複雑」だのを問題にしているが、実際のところ、人間であれば、たえられないことのように思う。外見から「あなたは、ミドリですね」「大好きです」と言われるたびに、「いや、自分はアカなんです。ホントウは!」という内面の圧力をいつも感じることになるだろう。性同一性障害の方たちが、外見は「男」であるにもかかわらず、内面は「女」であったり、見た目は「女」であるのに、「オレは男だ」と自分を認知している場合もそれと同じだろうか。

なにはともあれ、色が世界にあるというのは、世界が色彩に満ちているというのは、有難いことだ。色のない世界など想像もできない。世界全体が、白一色であったなら、どれほど光かがやいていても、さぞかし味気なくつまらない生活となることだろう。

人間の脳は、現実と仮想を区別できないという話を聞く。植物のみどりを見ると、ナチュラル・キラー細胞が活性されるというが、それは文字通りのみどりでなくてもいい。写真でも、脳は文字通りのみどりを見たのと同じように反応するのだという。そう考えると、想像力の大切さが分かる。今日のような雨降りの日で、寒く、ものわびしい気持ちのときに、想像力をもちいて、さくら満開の花のしたであたたかい日ざしのなかの散策を楽しむこともできるというわけだ。

去年、富士山を見るつもりで、御殿場線に乗った。たぶん、晴れていれば、見えるはずの富士がカゲもカタチもない。そうこうするうちに沼津に着いてしまい、しようがないので海鮮丼を食べて帰ってきたというしまらない旅をした。

山岡鉄舟の有名な歌がある。「晴れてよし曇りてもよし富士の山 もとの姿は変らざりけり」。もしかすると、まったくの曇り空で富士の見えないなかで、詠んだ歌かもしれない。それでも、鉄舟には、富士がたしかに見えていた。

今宵、満月。たぶん雨は降り続く。月の片鱗も地上に届かない。それでも、雨の上は、満月。地上から見えないだけ。ほんとうなら、月あかりのもと、サクラの花見をたのしむ機会となったであろうに。残念ではあるが、そこは想像力をめぐらせたい・・・。


まんげつのよるに
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2008-03-21-2


補色
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E8%89%B2

性同一性障害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3


植物はなぜ動かないのか: 弱くて強い植物のはなし (ちくまプリマー新書)

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  • 作者: 稲垣 栄洋
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自分とは違った人たちとどう向き合うか ―難民問題から考える―

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  • 作者: ジグムント・バウマン
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真のダイバーシティをめざして―特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育

真のダイバーシティをめざして―特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育

  • 作者: ダイアン・J. グッドマン
  • 出版社/メーカー: 上智大学出版
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トランプと、似た者どうしの、安倍首相、カンセイの法則で、どこへ行く [政治・雑感なぞ]

大方の予想に反してトランプが大統領になった直後、それをどうみなすか識者の意見が新聞に取り上げられた。そのなかで、アメリカ人の某氏が、トランプ新大統領はその時の思いつきで動く人物であるようなことを書いていた。それはいわば、自分の感性に応じて行動するということであろう。それを読んで思わず、ゾッとした。そして、日本の首相と同じだ、と思った。

死んでいた安倍を生き返らせた「怪人物」の正体
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-06-27

上記URL・記事に詳しく記したが、「死んでいた安倍を生き返らせた怪人物」の教えは、「感性重視」である。理性ではなく、感性に従って生きることを説く。〈感性の強さは「点」で生きるところにあります。点で生きたら、てんで楽なんです(笑)。だから感性型の人間は、いまがおもしろくてたまらない。しかし、理性は連鎖の力だから、繋いでものを見るでしょう。だから過去にとらわれ未来を儚(はかな)んでしまう。現代病といわれる欝の原因もそこにあります〉。

〈点で生きたら、てんで楽〉はけっこうだが、ソレを国家運営に用いられては、(本人はおもしろくても)国民は、危なっかしくてたまらない。

昨日のニュースで、トランプのシリア攻撃を、電話会談で安倍首相が支持を表明した、とあった。アメリカのあやしい「断定」に基づく、より状況を複雑悪化させる可能性・大である決定を、トランプ大統領はアメリカの議会に諮(はか)ることなく、相談なしに行ったという。驚くべきことだが、それが大統領の権限としてアメリカでは認められているのだろうか。いざという時には、議会に諮る必要なしとされているのだろうか、自国のことはソレはソレでいいとして、関係国に多大の影響の及ぶ決定であれば、同盟国である日本政府に対しては、行動する前に、なんらかの相談があってもいいはずである。ふつう、関係者へ多大の影響の及ぶ事柄を、関係者への相談なしに決めて行動したなら、(その国民性からいって、日本では特に)「勝手である」「根回しもせずに」「オレになんの相談もなしに」と怒るものだ。ところが、日本政府の中に、そのような当惑や怒りの感情が引き起こされた話を聞かない。そうであることを考えると、安倍首相の先のアメリカ訪問時、ゴルフや会食の時に、「遠方のシリア問題に関しては、何があってもトランプ、あなたに追随しますので、代わりに中国牽制、北朝鮮対策よろしく願います・・・」という話が、既にできていたのかもしれない。

いよいよアメリカとの同盟が強化され、戦争をするフツウの国になり、一連托生の運命を共にするようになることを、危惧する方もいることと思う。しかし、その必要はない。少なくとも聖書的にはそういえる。そのように世界が動いていくことが「ヨハネの黙示録(啓示)」に予告されているからである。危惧というより、かえって喜ぶべきこととされている。なぜかと言えばハルマゲドンが近いということになるからだ。黙示録(啓示)16章14、16節には「人の住む全地の王(支配者)たち」が「全能者なる神の大いなる日の戦争」「ハルマゲドン」に集められることが予告されている。

作家の佐藤優が「アメリカは全体の4割くらいの人達が2050年までハルマゲドンがあって地球が滅びると思っていますから」と、文献的証拠に基づいて、『ニッポン放送』で話したという(「つづく」部分に記事掲載)。しかし、聖書のいうハルマゲドンは、「地球が滅び」ることを意味するものではない。滅びるのは、地球の創造者である神を度外視・無視して、地球の上で文明を築いてきた人間社会である。ちょうど、「ノアの洪水」によって、当時の暴虐に満ち、腐敗した人類社会が滅びたのと同じように、こんどは別な方法で、滅びがもたらされる。そして、「ノアの洪水」に際してノアの家族が生き残ったのと同じように、ハルマゲドンを生き残る「大群衆」(黙示録・啓示7章9節~)がいることを、聖書は保証している。ただし、生き残るためには、創造者:神からの保護を得るための行動が求められる。それには、今日の「ノアの方舟」に相当するものを見分けて、そこに逃れることが必要である。肝心なのは、それを見分けることと、そこに逃れることである。

似た者同士を首長にもったアメリカと日本、感性で動く両首脳、これから二人を擁する国はどのように進んでいくのだろう。

カンセイの法則からいけば、坂道をすべり出した以上、止まらない。


『心情押し付ける首相』佐藤優
(「集団的自衛権」に対する意見)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-06-26

コピペ首相の師匠:岡崎久彦
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06-1

晋三君への一言(成蹊高校の恩師、同級生から)
首相、タジタジとなるか?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16-1


旧新約聖書―文語訳

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僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

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2 日光杉並木の威容(家康と元就) [歴史雑感なぞ]

政治のニュースを見れば、いろいろ感じること、思うことがある。それで、書きたいことも出てくる。しかし、政治についてきちんと勉強したわけではないので、みみずのたわごと程度のことしか書けない。それでも、いざ書くとなると、きちんとした根拠なしには書けない。いろいろ調べたりする。それが、最近はめんどくさくなってきた。それゆえ、今後記すことは直感・観による気ままなものと受けてもらえればいい。それでも、それが割と図星であったりするかもしれない。まぐれ当たりというのもある。

昨日は、遅くまで峠越えの道をドライブして帰宅した後に、記事を更新した。それで、書きたいことの前半しか書いていない。じゃあ、後半はなにかというと、歴史学者:磯田道史講演から長州・人のことに触れたく思ったのだ。

講演とは言っても、NHK文化講演。ラジオで放送されたものだ。だから、お聞きになった方も多くいらっしゃると思う。講演主題を忘れてしまったが、長州藩にまつわる話で、「長州藩が仕掛けた戦争はほとんどが敗北で、関係者に惨禍を招いた」。「関ヶ原の戦いで敗れた毛利の係累は、その後、狭い谷合の土地に多くが押し込められ、高い生産性が求められたためか、ある生産をあげるために、いかほどの資材が用いられたかの記帳がなされた結果、今日でいうGNPを算出できる(唯一の)藩」。「長州藩では正月に恒例の儀礼がなされ、それは殿様と家臣たちとの内密のやりとりで、殿様が「徳川討伐の用意はできたか」の問いに対して、家臣が「いや、まだ・・」などと答えるもの」というような話であった。

それで、昨日、書いていてハタと気付いたのだが、徳川家康の尊敬する毛利元就は、東西を分けて戦った敵(の総大将:毛利輝元の祖父)であり、幕末・明治に、関ヶ原の怨恨を雪いだのが長州・薩摩による明治維新であったということだ。

昨日記した山本七平著『徳川家康』には、策謀家としての元就を尊敬していたものの、それに倣わず「正々堂々」を自身のやり方としたのが家康であったと記されてあることを述べた。(これも、きっと異論があるのだろうが・・、当方は現在のところ、そのように認知している)。

GNPの計算ができるというのは、ある意味「勘定高い」ということである。カネに細かいということでもある。これは、日本人の感性からいって、(特に昔は)褒められたことではない。目的を遂げるためなら、どんな手段でもかまわないというのも、決して褒められたことではない。

最近読んだ本で、長州藩に関して特に驚かされたことがある。それは、倒幕に際して官軍の象徴として用いられた「錦の御旗」が、朝廷によって用意作成されたものではなく、長州藩によって製作されたものであるということだ。それは、靖国神社創建の由来を示す、靖国神社ホームページの証言と似ている。靖国神社は明治天皇の思し召しによるものと記しているが、事実はそうではなく、本来的には、長州藩が鎮魂ではなく招魂のために創建したものである。明治天皇は、神社に箔をつけるために持ち出されたものに過ぎないともいえよう。天皇さえ、いいように利用してきたのが長州・・といえそうである。そのことは、靖国神社初代宮司:青山清とたいへん縁の深い方の著作(下記イメージ書籍)に示されていた。これらのことは、目的を遂げるためにはナンデモアリの長州・人の気質を示すものといえるように思える。

もっとも、ソレについては、それが政治というものだという意見もある。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14107871634


ここまで御託をならべてきたが、これまで当該ブログをご覧になったきた方であれば、何を言いたいのか、おおよそ、見当がつくと思う。以下は、ほぼ10年前の記事・・・

安倍首相と同郷の人:吉田松陰
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-04-23

長州藩
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B7%9E%E8%97%A9


『靖国神社(東京招魂社)』は長州由来、「天皇の思し召しによって」創建されたものではナイ!?
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06

最後にひとこと・・・。いまどき、旧藩をとりあげ、それを元に県民性を十把ひとからげにするなど、ケシカランという向きもあろうかと思う。もちろん、どんな集団も、それに属する個人はひとりひとり異なる。全体の傾向とは例外的な方も存在する。それは、どの集団についてもいえる。この記事でいいたいのは、全体の傾向についてであるに過ぎない。

そして、さらにひとこと・・・。どんな長所も短所であり、どんな短所も長所である。


靖国誕生 《幕末動乱から生まれた招魂社 》

靖国誕生 《幕末動乱から生まれた招魂社 》

  • 作者: 堀 雅昭
  • 出版社/メーカー: 弦書房
  • 発売日: 2014/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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日光の杉並木の威容

日光に出向く。

観光というのではなく、ただ通過したのみ。

通過したのみではあるが、杉並木の威容におののく。

全長37km 天にそびえ立つ緑のカーテン
http://www.nikko-kankou.org/spot/36/

徳川家康を祀った東照宮への参拝ルートに植えこまれたものが杉並木ということであるらしい。そうであれば、杉並木は徳川家康のご威光を示すものということになろう。

戦国大名に詳しいわけではないが、誰かひとりといわれれば、当方にとって畏るべきは家康ということになる。そのように思う土台となる知識は、山本七平の遺著『徳川家康』から仕込んだ。

何をもって畏れるかといえば、その治安維持能力といえる。別な言い方をすれば、平和を生み出す力ともいえよう。

もっとも、その家康は、「不倒翁」と呼ばれた毛利元就を尊敬していたようである。山本の著作は、謀略家としての元就についての記述からはじまる。そして、尊敬はするものの、その路線を取らなかった家康のことが示されていく。


「徳川家康」山本七平著
(平和のために「植えつけ」なければならなかった信仰
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2013-03-30

「徳川家康」(政略家にして政策家)山本七平著
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2013-04-05


徳川家康

徳川家康




国際法で読み解く世界史の真実 (PHP新書)

国際法で読み解く世界史の真実 (PHP新書)

  • 作者: 倉山 満
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/11/16
  • メディア: 新書



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トランプの、シリアをめぐる、トマホーク、これでいよいよ、複雑混迷 [政治・雑感なぞ]

トランプさん、考えてるんだかどうなんだか、やりましたね トマホーク 

米、シリアにトマホーク59発 化学兵器と断定し報復
朝日新聞 - ‎57 分前‎
米トランプ政権は6日、内戦が続くシリアでアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、その対抗措置として、アサド政権軍の空軍基地に対してミサイル攻撃を開始した。米軍がアサド政権軍を狙って攻撃したのは初めて。政権軍はロシア軍から軍事支援を受けている。国防総省は事前にロシア側に通知したとしているが、米ロ関係の悪化は必至だ。シリア内戦はさらに複雑化することになった。

ここで一首

トランプの、シリアをめぐる、トマホーク、これでいよいよ、複雑混迷


トマホークは、アメリカ・インディアンの斧。それが、現代兵器の名になった。むかしから野蛮人扱いされ、西部劇では悪者扱いされてきたインディアン。とりわけ白人のアタマの皮をはぐことで野蛮人と見なされた。しかし、それは文明人(白人)からそう命じられてのことだった。アメリカ独立戦争の頃、英米が対立しているときに、それぞれの側についたインディアンたちは、自分たちの手柄の証しとなるものとして、敵のアタマの皮を求められた。つまり、インディアンを野蛮人にしたのは、文明人ということになる。本当の野蛮人はどちらであろう・・・


ブラック・ホークの自伝

ブラック・ホークの自伝




さて、シリアに打ち込まれた、トマホークは、オーストリア皇太子への銃弾以上の働きをするか?

そうなれば、歌の最後を、「世界大戦」や「ハルマゲドン」に置きかえる必要もでてくる・・・

ソレはわからないが、アメリカの動きは、イラク戦争のときと同じであるように思う。大量破壊兵器がアルと「断定」して、イラクに踏み込んだアメリカだったが、じつは無かった。それは、後に明らかになった。そして、イラクに残したものは、多くの犠牲者と今日にいたる混迷。正義を盾に、秩序を回復する警察にでもなったつもりで、よその土地に踏み込み、かえって無秩序を招来させるとは、罪つくりである。おまけに、戦後復興と称して当時の米副大統領の関連企業が現地で儲けたはなしも聞いている。まさに行ったことは、野蛮人ではないのか・・・

以前に書いた記事、森田実さんの言葉を思い出す。
米ブッシュ前大統領は同時多発テロを受けて、「これは戦争行為だ」「善対悪の歴史に残る戦いだ」「戦いに時間はかかっても米国は必ず、敵に打ち勝つ」と宣言した。その後、米国はアフガン侵攻を経て、泥沼のイラク戦争に踏み込んでいく。

「結局、イラクの大量破壊兵器保有の疑惑はデッチ上げでした。この戦争が今日の中東の泥沼を招いたのに、安倍首相は同じことをやろうとしている。戦争は一度、踏み込んだが最後、後戻りはできない。だからこそ、トップは一時の感情に流されてはいけないのに、勇ましさだけの安倍首相はそこがわかっていない。恐ろしいのは安倍首相の好戦思想には感情論だけでなく、確信犯の要素もあることです。後藤さんの殺害もあらかじめ分析、織り込み済みで、こういう対応をしているのだとしたら、怖くなります」(森田実氏)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-02-03-1


日本とアメリカの協働歩調はいよいよ強化されている。きっと、今度の「共謀罪」「テロ対策」の法案も、アメリカからの強い要請なのであろう。「正義」とは実に怖いものである。だいたい正義を盾にすれば、みなそれなりに納得する。それゆえ、強引な為政者は、無知を背景に正義を振い、正義を装う。情報をうまく操作する。最近の報道によると、政府は北朝鮮のミサイル発射を「挑発」であると声高にいうが、超大国アメリカとトナリの韓国が仲良く軍事演習をするのが先なのだから、そちらこそ「挑発」だと思うが、北朝鮮が受けるであろう脅威に関する話は、きわめて少ない。それに対して、カラスの枝飛ばしのような、「蟷螂の斧」のような北朝鮮のあやしげなミサイルに大騒ぎする。当方は北朝鮮に人間であること以上の何のシンパシーも感じないが、そうした情報の欠落した中において、「挑発」「挑発」と騒ぐ現政権の動きから透けて見えるのは、アメリカへのシンパシーとアメリカからの同調圧力である。そうした、流れの中に身を浸しながら、同時に北朝鮮・拉致問題の解決をウンヌンするのは偽善に等しくも思える。乱暴に要約するなら、「なんであれ、オトモダチは大切に」「オトモダチが一番」ということなのだろう。

アメリカと一蓮托生で成仏する?
(9・11~イラク戦争で思い出すこと)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-06-10

ミサイルーからすーーアベーオバマ
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2016-03-22


難民を知るための基礎知識――政治と人権の葛藤を越えて

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  • 作者: 滝澤 三郎
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2017/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



国際法で読み解く世界史の真実 (PHP新書)

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  • 作者: 倉山 満
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/11/16
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今日は始業式? [ニュース・世相]

小学校の始業式は、本日であるようなニュース・・・

そういえば、今日はたいへん静かである。昨日は、わが家の路地を、となりの畑を、こどもたちが走りまわっていた。鬼ごっこをしているようだった。

しばらく前、小学校に電話して、たいへん危険であるので、路地を走り回るのはやめて欲しい旨つたえた。教頭が対応してくれた。夏休みや冬休みの前、終業式のときにでも、その内容が伝えられたのかもしれない。それから、静かであったのだが、昨日の大騒ぎである。

天気を予測することわざに、雨が降る前は子どもがさわぐ、という内容のものがあったと思うが、学校という「雨」がふりだす前の、大騒動だったのかもしれない。

それにしても、今の子どもたちは可哀そうである。むかし、自分たちの子ども時代、昭和40年のはじめ頃は、空き地がまだまだたくさんあった。子どもも佃煮にするほどたくさんいて、どこの家庭にも一人や二人の子どもがいたから、何かあっても「お互いさま」の雰囲気があった。路地を走りまわるどころか、すこし広い場所があれば、それが住宅の密集しているようなところでも、野球のスペースになった。まだサッシ窓などない頃だから、木枠にはめられたガラスが引き戸の入り口として使われていて、当たれば必ずガラス屋の世話になる必要に迫られるようなところで、である。そして、案の定、ガラスを割る。家の方が困ったような嬉しいような顔で出てくると、子どもたちが謝る。あとは親の出番である。みな持ち寄りで弁償していたようだ。家の方も、そうして家が改良されていくのを歓迎している風があった。

今は、空き地はない。子どもらしく大騒ぎをすれば、いやな顔をされる。家でも学校でも注意される。子どもをもたない家庭もおおくなって、「お互いさま」は通用しない。子どもへの理解も足りない。むかしと違って、人々の生活リズムもいろいろなので、すこし早い時間に大声をたてようものなら、学校へ連絡がいく。近所のつきあいがなく、若い親たちも注意にどう反応してくるかわからないので、学校への連絡となる。

最近は、幼稚園をつくる計画があることを聞くと、近隣住民が反対運動を起こすという。待機児童の待機する場所さえ確保できないということであれば、超高齢社会が進むに決まっている。

子どもが、子どもらしいので、嫌われるというのはヘンなものだが、それでも、監督されない子どもの怖さというものはある。ハロウィンの子どもたちの掛け声には、そうした怖さが反映されているように思う。これはあくまでも、当方の印象に過ぎないが、そのように感じる方は少なくないのではないかと思う。それは、子どもたちがたむろしているところに潜む怖さである。夕方など、中学生風の子どもらが数人集まっているのを見かけるときなど、それを感じる。水木しげるさんなら、そこにある雰囲気を、妖怪たむろなどと名づけるかもしれない。

人間のもつ潜在的な暴力性などが、集団となると、とりわけ薄暮のなかで、勢いを増すように思う。そういう暴力性のガス抜きをするために、ハロウィンだとか、日本で言うなら、虫おくりのような風習が存在するようになったのかもしれない。

個人としては理性の光によって、封じ込められてあるべき、人間のもつ暴力性の闇のようなものが、集団になると封じ込めにくくなり、いよいよという時に、暴発する。これは国家レベルでも一緒かもしれない。

なんだか、子どもの大騒ぎについて記すつもりが、とんでもない方向に発展した。


「平成のねずみ男」とは、だれか?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-01-17


ねずみ男の冒険 (ちくま文庫―妖怪ワンダーランド)

ねずみ男の冒険 (ちくま文庫―妖怪ワンダーランド)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 文庫



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